自分の車の話をしていて、ターボを外してNAにしたことを言うと、「なぜNAに?」という質問。
・NAのフィーリングが好き
・速すぎる
・メカチューンへのなんとなくの憧れ
・軽量化
・故障個所の低減
・維持費の低減
・・・ぐらいが、優先順位順にざっと思いつく回答です。
そうは言っても、「遅くなるんじゃ・・・」とか「FDの良さが・・・」なんか言われるけど、まぁこの辺は個人個人の価値観なので難しいところですね。
ちなみに私の場合は、車を買う前からNAのことは考えていて、ベース車両の選定からショップの選定まで、すべてNAにすることを前提に行ってきました。
2003年に購入してからは、ブーストアップ仕様のままで遊んで、走行11万kmを超えたあたりで水喰いが始まりました。たぶん、原因はミニサーキットを走っていたから。
ホントは、こんな走行距離で酷使しない方が良いんでしょうけど、「まぁ、ブローしたらNAにしよう」と考えていたので。
ショップの店長さんは、ブリッジ仕様のNAでサーキットを走ってたんですが、オーバーホールついでにNAにしてと注文しても「ホントにいいの?」と何度も確認されました(笑)。
まぁ、一般的に言うとかなりのデチューンですからね。
「キャブにしたいんだけど」という要望は、おもしろいけど車検に通らないと断られました(笑)。
実際にNA仕様にしたのが、2008年。
もう10年経っちゃったんですね。
最大馬力は、8000rpmぐらいで210psといったところで、レッドは9000rpm。
もちろん絶対的なパワーは落ちて、爆発的な加速はしないけど、峠やミニサーキットみたいなところでは躊躇なく踏めるようになったので、笑いが出るほど楽しい車です。
5000rpm超えてからの音はたまりませんね。
現状は、車検ギリギリぐらいの音量ですが、ホントはもう少し小さくしたいところです。
ちょっと光軸が上がっちゃうぐらいフロントも軽くなったので、ハンドリングも軽くなりました。
こちらもNAにしておもしろくなった要素のひとつです。
車重と馬力を考えると、FC3SとかS13のノーマルぐらいですかね。
あとはタービンブローとかソレノイド周辺のターボ関係の不具合から解放されたことも大きいです。
パワーもないので、エンジンはもとより、駆動系などの負担もかなり軽減されると思います。
クラッチもシングルメタルから、まさかの純正に逆戻りです!
仮にこれから先エンジンが逝っちゃっても、基本は本体のみ。
修理代もかなり抑えることができます。
長い目で維持費を考えるとなかなか良いチューニングだと思います。
燃費はほとんど変わりません(笑)。
回したときなんかは倍近く良くなってますが、普段はわずかに上がった程度。
NAにしてから10年間、オイルやプラグのような消耗品だけの交換ですが、特に不具合は感じられません。
今のところ、私にとっては最良の選択でした。
もちろんデチューンだし、そのときはお金がかかるし、誰にでもオススメできるいじり方ではないと思いますが、意外とおもしろいですよ!
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2018/09/10 12:29:26