
諸々あって長らくモヤモヤしたまま何も出来ず、皆さんの投稿でスルーしてしまったものが多々ありますが、少しづつ調子を戻していければと思っています。
過去の投稿に激遅なコメントさせていただくことがあるかもしれませんがご対応よろしくお願いします。
以降、気分ノッてるので長文です。
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6/10は「下請法」の講習を受けるため稲毛海岸の近くにある千葉市教育会館というところへ行ってきました。
自宅からの直線距離が30㎞ほど。電車とバスでの移動距離は40㎞くらいのところですが乗り換え含めると100分以上かかります。
自動車で下道なら確実に2時間超え。
新幹線で名古屋まで行ってホームで「きし麺」を食べることができます。(リニア開通したら半分?)
長らく千葉県の道路行政は酷い状態でした。
成田闘争の影響で土地収用委員会が機能してなかったためですが、最近になってようやく動きだして溜まってた鬱憤を晴らすがごとく逆に凄い勢いです。
就職で上京してきて以降、チーバ君の鼻の根元付近(東葛地域)になんとなく住み続けていますが、
とにかく道路事情が最悪なため、東葛地域から湾岸沿いへの移動は交通的な「鬼門」だったので、これまでほとんど縁がありませんでした。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kouhou/kids/chi-bakun/sorakara/midokoro/toukatsu.html
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遅刻癖があるので早目に移動して昼飯

船橋東武百貨店のデパ地下で、ラーメン屋の圧力鍋がシューシュー言ってました。
「百貨店」や「デパート」というところ。近頃は全く縁が無くなってしまいましたが、たまにはいいですね。
やはり「良いもの」は置いてあります。
幼少の頃、週末となると美術館や展覧会好きの母親に連れられ、群馬の太田市から電車に揺られはるばる都内に出てきていましたが、その時に立ち寄るデパートが楽しみでした。
北千住、上野、銀座、新宿と池袋辺りの松坂屋や三越や丸井など。
もっぱら玩具コーナーか本売場で「※※の秘密」といった種類の本を読み漁るのが幼い自分のルーチン。
休憩コーナーに置いてあったパソコンで初めて「テトリス」をプレイしたのは北千住のルミネでした。
各地で苦境にたたされているデパートですが、郊外のショッピングモールに客を取られてしまっていることだけでなく、支えられる街の活気というか、住民の経済力に余裕がなくなってきていることが大きいかと思います。
なかなか難しい時代になりましたね。
自分だけでなく日本全体に余裕がなくなってきていることが非常に残念です。
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本題に戻ります。

路線バスに揺られ団地の風景を眺めていたら、
途中でトヨタのレア車「iQ」が黒白の2台連続で追い越していきました。

なんという偶然。

バス終点の「稲毛海浜公園」を少し散歩していたら、

爽やかな風景でそのままサボりたくなってしまった。

潮が戻り始めていたタイミングでしたが砂浜には他国の言語を話す皆様が潮干狩り、もとい密漁中
とやかく言われますが、違いは目立つかどうかだけで一部の日本人も概ね似た感じです。
同じ悪いことするにしても「程度」というものがあるでしょうに。

ところで、波打ち際には小石がたくさんありました。
河口でもないのに珍しいと思ったら、
この海岸は人工の埋め立て地ということを後で知りました。
もしかしたらそれが関係してるのかもしれません。
遅れないように会場へ移動しようと後ろ髪引かれつつ振り返ってみたら、白い雲の浮かぶ青い空に連凧が見えたので、近くまで行ってみました。

ヒモが繋がっているので地上付近と上空で風向きが違うのが良く分かります。
近くに居た方に話を聞いてみたら、これで107枚の長さ約200mとのことで、
場所は違うものの過去に最高800枚まで揚げたことあるそうです。
計算上はリードが1.4kmですよ。いやはや凄い。
凧も航空法にひっかかるので空路の下では無闇に揚げられないけれど、稲毛では特に規制が無くて海風も丁度良い場所、とのことでした。
そういえば、オスプレイ騒ぎの時に凧で妨害してた輩がいましたね。最近では自衛隊機にレーザー照射とか。さすがに捕まってましたが。
それであとで知ったのですが、この連凧を揚げていたのは凄い有名な人でした。
ヒントは「青」と「雲」です。
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午後の一番暑い時間帯に汗かきつつ歩いて講習会場へ。
なんだかんだ自分は歩くの大好きです。
5月に豊橋へ出張したときも駅前のホテルから取引先まで、歴史ある用水路沿いを20分ほど歩いて3日間通いました。

そのときに歩いたのは「牟呂用水」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9F%E5%91%82%E7%94%A8%E6%B0%B4
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到着した講習会場は昭和な建物でした。なんだか懐かしい。

子供の頃は読めなかったやつ。
ちなみにキャンプ用でこんなの。

https://dailyportalz.jp/kiji/teiso-peg
こういう面白いこと思いつくのすごいな。

肝心な下請法の講習は2時間ほどで終わりました。
ほぼテキストとパンフレットを担当官が読みあげるだけでしたが、鈍りきってバカ(役に立たないという意味)になっていたアタマには有難かったです。
事前にテキスト読んでも理解できてなかったことがありました。
居眠りしてた人がいたので普通の感覚では退屈だったようですが。
本当は都内で受講したかったのですがコロナ感染対策で1会場に1社1名のみ。このご時世なのに何故かオンラインの開催なしという状況でした。(九州などではオンライン実施されるのに)
本来こういうのは下請けになる側の中小企業がターゲットであって、発注側の会社は自前で社内の講習会でやるべきなのでしょうけどね。
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写真は撮りませんでしたが、如何にも「教育会館らしい」雰囲気の「生徒を戦場に行かせない!」という趣旨の展示がありました。
去年からのコロナウィルスへの対応は命を奪うのではなく守るためですが、
人生のうちでかけがえのない時期に子供たちへ必要以上の我慢を強いてしまい、どうやっても取り返せない貴重な時間と経験を奪ってしまいました。
誰も遭遇したことのない事例で対処は難しかったのかもしれませんが、大人が判断を誤ってしまい結局は同じようなことを繰り返してしまったんですね。
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稲毛から職場に戻っても帰宅しても2時間近くかかるので、16時で業務終了を宣言して再び稲毛海浜公園へ歩きました。

話題の「ナンバー付き電動キックボード」を発見。
ちょっと試してみたかったけどLINEを使ってないので利用登録できず。

途中の稲毛記念館(資料館)に寄って、ここ稲毛海岸が人工の埋め立て地ということと、

民間の飛行場が開設され、所沢のアンリファルマンと同時期で日本の航空史の初期に飛行機が飛んだ場所だということを知りました。

昔は海岸が国道14号のところにあったのが海側へ2.5㎞ほど造成され団地が建てられています。

埋立地ということで、こういうことが起きてしまうようですが。

工事が昭和40年代から50年代ということは自分が生まれた頃とほぼ同じ。
なんだか妙な縁があったようです。

資料館の展望室へ上がってみました。

昔は海だったのが40年ほどで立派な松林になっています。

下りはいかにも「昭和なデザイン」の階段で歩いて1階へ。

こんな展示をやってました。

いろんな凧がたくさん

昭和な絵の凧を発見。
若い人は知らないでしょうね。

置いてあった資料のお名前で調べてみたら、
https://m.facebook.com/chikakuni.haruta

あの「青雲」のTVCMで連凧をあげた凄い人でした。
https://twitter.com/nipponkodo_jp/status/1305348644451672066?s=19
これも昭和ですね。

せっかくなのでお土産を頂戴しました。
ミニ凧を揺らす変なオヤジが歩いて海岸へ向かうと

まだ夏前だったのに海に入ってる人が居ましたよ。
砂浜のベンチに座って海を眺めていたら、隣のベンチに女子高生たちが荷物を置いて裸足で波打ち際へ飛び出していきました。

嗚呼、青春だ。
「映える」写真を撮りたかったようですがタイミング合わなかったのか何度もジャンプしていて、
「動画で撮ってから静止画を切り出せるよ」と教えてやりたかったけど我慢しておきました。
どう考えても通報されてしまうし。
一頻り騒いで砂まみれの女子高生は帰っていき、残された冴えないオッサンは独り砂浜で落日のタイミングを待ちます。

夕日を背景に砂浜を走る高校生カップル、の図
若いなぁ。うらやましいなぁ。

綺麗な夕焼けに見とれて帰りのことをすっかり忘れ、もしかしたら駅まで歩かないとダメか?と焦ったのですが、バスは22時台まで走ってました。
海岸のギリギリまで住宅地なんですね。
津波と液状化と塩害(自動車の敵)のことを考えなければ良いところですよ。
帰宅するまでまた約2時間。
距離は大したことないはずなのに本当に遠い。
すっかり忘れていたけど、
その週は残りあと1日。
ほどほどに頑張ろう、と思ったのでした。
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これで稲毛海岸が気に入って、
5日後に子供たちと遊びに行ってしまいました。
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以下wikipediaより
シンクロニシティ(英語:synchronicity)とは、ユングが提唱した概念で「意味のある偶然の一致」を指し、日本語では主に「共時性」と訳され、他にも「同時性」もしくは「同時発生」と訳され場合もある。例えば、虫の知らせのようなもので因果関係がない2つの事象が、類似性と近接性を持つこと。ユングはこれを「非因果的連関の原理」と呼んだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3
この歌は少し意味を違って解釈してますね。
https://youtu.be/f0wbnQw89J0
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似た話で、最近読み始めた本がなかなか興味深いので紹介します。
「時間とテクノロジー」 佐々木俊尚
これからしばらくネタとしてご紹介することになるかもしれません。
最近、紫教祖様の投稿へコメントした時に書いたのですが、下記で著者により一部がフリー公開されていますのでご興味あったらどうぞ。
https://note.com/sasakitoshinao/n/nfb9d0e04ef0e