
今回もカメラネタです・・
スマホの画面のタッチで写真を撮る時代に、シャッターボタンでシャッターを切るという行為自体が化石化しようとしていますね・・
そのシャッターボタンの話です。
シャッターボタンを押すと半押しでクリック感があり、全押しでボタンがスイッチの突き当たりでとまるカメラとクリック感がなくふにゃっとしたままシャッターが切れるタイプ(バネレート方式)のカメラと二通りあります。
最近ではほとんど話題になることすらなくなっているようなのですが、クルマのバネレートという言葉と共通点(ちょっと強引すぎ・・?)を思い出したので、これを書いてみました。
ニコン、キヤノンといったメーカーはクリック感があるカメラは低価格のカメラに採用されていて、クリック感がまったくない、いわゆるバネレート方式でシャッターが切れるカメラは高価格のカメラに採用されているようです。
想像ですが、カメラになれていない人には半押し、シャッターが切れたという感覚がクリック感がないとわかりづらいからでしょう。
しかし、クリック感がない方が、カメラブレ、あるいはシャッターを押したときに画面が傾くのを防ぐといったプラス面があることから、プロ、上級者向けのカメラにはクリックをなくしているということだと考えられます。
後述しますが、歴史的にはクリック感はあとからつけられたということもあるようです。(カメラ歴が長いとクリックがないのに慣れている)
でも今のスマホのタッチスイッチにはいわゆるクリック感というのは存在しませんね・・
最近のブログなどをみていると、クリック感がないのが残念といったことが書いてあるのをみていて時代もかわったなーとおじさんは感慨にふけっております・・
もともとカメラは最初機械式にシャッターを押す方式でした。
電子式のシャッタースイッチが採用されたのはコンタックスRTS、キヤノンAE-1あたりからだったと記憶しています。
メーカーも初めて電子式シャッタースイッチを採用するにあたり試行錯誤したのが想像されます。
当時のキヤノンAE-1はクリック感がないタイプでした。
前回ブログに書いたZ50はクリック感があるタイプでした。
(ちなみにZ6,Z7はクリック感なしのタイプです)
しかし、クリック感なしのシャッターボタンを好むのはプロ、上級者というこだわりも過去のものとなりつつあるようです。
こんなことを書いていますが、私は実は、どちらでも良い派なのですが・・(爆笑)。
車とは関係ないカメラヲタ話でした・・
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Posted at
2020/02/12 19:34:33