1959bokuのブログ一覧

基本的にはこのクルマの印象は初めて試乗した時とほとんど変わっていません。
イイクルマを買ったなという満足感はあります。


前にも書きましたが、20年も前の記憶ですので、ほとんど曖昧なのですが、このクルマに乗る度に初代ハリアーを思い出しています。

一番の心配材料だった大きさは、普通に前進している限り取り回しに苦労はほとんど感じていません。
むしろチョイノリでも大きさをもてあました感じがしないのは意外でした。

納車を待たされていたので、納車連絡があった時は嬉しいというより、少し気が（大きさに）重かったのです・・

見切りが良いのか（四隅は実は全然見えませんが）、感覚がすごくつかみやすく（つかみにくくない）、センサー類が親切かつ、かなりたよりになります。



もちろん、絶対的に狭いガレージ駐車などは何度か切り返す必要はあります。ただあまりそれが苦にならないのは嬉しい誤算でした。
センサーのアシストがビープ音だけでなく、「前です」「後ろです」と場所をいってくれるのはかなり重宝しています。

熱効率を追求したというエンジンは、冷感時はパワーと燃費ともどちらも不満を覚えますが、エンジンが暖まると違うエンジンのようにパワー不足も感じなくなり、燃費も飛躍的に良くなるようです。


燃費は高速道より自動車専用道のような道を走る方がかなり伸びるようです。
（トリップ５が高速主体で、右はしの赤い棒グラフの現在が自動車専用道主体に走ったもの）

やはりターボが付いてないのが燃費には良い方に出ているのでしょうね。



Gグレードにディスプレイオーディオ、エントリーナビと安い仕様にしたので、C/Pは飛躍的に高いと感じます。

ホーム画面の表示が（ナビ画面はさらに小さくなりますホが）意外に便利です。（ここから項目タッチで詳細画面に移動できる）

インパネにナビの矢印情報がでるのは、BMW F30と同じですが、こちらの方が常用できます。





グレード感の差をつけるため？わざと小さく見えるようにしたのかと思えるディスプレイオーディオのナビ画面は、上位グレードの12.3in液晶と実はそんなに情報量に差はないようです。しかもナビを表示している大きさはほとんど同じで12.3inのうち8inほどの部分です。
ダイヤル式エアコンと機械式ボタンのほうが使いかってもよいですし、コストもかかるのでは・・



ナビ機能は到着予想時間以外は満足できるもので（カングーのゴリラナビは到着時間表示は秀逸だった）、縮尺を小さくしていても曲がるべき交差点などに近づくと自動的に変わるスケールも自然です。

懸念だった高速道路走行も2.0LNAガソリンエンジンで余力こそ十分ではありませんが、非力感は感じません。

残念に思えるのはACCの制御で、10年近く前にでたBMW F30に比べてもあまり賢い制御とは思えません。
またレーンキーピングアシストもACC　ONの時はより強引に働くようで、始終ふらついている感じがします。
ACC　ONの時はレーンキープアシストは切るという使い方をしているので、すこし面倒です。


不満点は逆にいえばそれくらいで、経時変化の劣化がどれくらいあるかわかりませんが、Gグレードを選ぶ、OPも絞るとC/Pは半端なく高いと感じます。（GでもOP設定されていますが、Zに標準のJBLナビは高すぎの気が・・）

最高グレードのZとGは上位下位の区分がされている値付けになっていますが、実は、好みの部分も多いように感じます。


また老人の繰り言になりますが、初代もGグレード（私はこちらを選んだ）とSグレード、それと標準という3グレード構成でしたが、GとSはどちらが上位というより好みで選ぶという設定だったと思います。


あと・・・
おもてなし機能の、信号待ちで前車が発進すると、超短期の人がクラクションを鳴らすのより早いと思われるタイミングでブザーが発進警告してくれます（2度ほどお世話になりました）。

運転姿勢が前寄りを好む私は、常用できませんが（距離が近すぎて老眼にはつらい）、デジタルインナーミラーはトンネルや、夜間でも後ろのクルマが判別できるのはメリットですね。
今まで諦めていた夜間、トンネルなどで暗いところで迫ってくるパンダがこれなら判別できます😁

ようやく慣れてきましたが、ウインカーレバーは慣れれば左でもそんなにデメリットは感じませんでしたので、日本車もそろそろ国際基準にしても良い時期に来ているのかも・・

そういえば、ある評論家がハリアーは欧州車のような乗り味なので、左側がウインカーだと勘違いすると言っていました・・

（一番見えにくくなると思われる車間をつめて止まった想定のやや上からの視認性。問題ありません）


視認性というよりデザイン性で、否定的な意見が多くなっていると想像します。