
アクティブハイブリッド3、ハリアーとバッテリーを充電してCCAを計ってみましたが、最後はX1の測定です。
X1ですが、一段ロックされた状態からボンネットを開けると電流が流れるようなので、今回は工夫しました(といってもボンネットのロックの穴をぞうきんでふさいだだけです)
最初CCAアナライザーをつないだところ・・・

さすがに少しおかしい・・・
ターミナルにつなぎ直してもう一度測定し直してみます。

少し良くはなりましたが、この数値、5年使用している(同じ規格のバッテリー)アクティブハイブリッド3より悪い数値です。こちらは一度交換していますので、2年使用のバッテリーです。

充電状態25%はいくら何でもおかしいと思いますが、このアナライザーではよくでる数値なので、気にしないことにします・・
ちなみにバッテリーセンスでは充電量72%となり、走行中のアイストも働きます。
同様にこの表示も良く出ます(*^▽^*)

CTEKで15時間じっくり充電します
その結果が以下です
735CCAまで回復しました。ちょっと電圧が低い気もしますが・・(充電後1時間)
(X1はバッテリートランク搭載なので、リアゲートを開けると中の電球照明がついてしまうので電圧はこのような数値になると思われます。その他、ゲートを開けることで、車両の電源もいくつかONになってしまうので、厳密にはバッテリー端子を外して測定しないといけないと思われます。たかが測定でそこまでできません・・ 笑)
バッテリーセンスでみた
車両電源閉鎖状態の電圧は12.76V
抵抗値も回復(というよりアナライザーはこの抵抗値を計ってそれをもとにアナライズしているはず)
健康値もまあまあかな・・
CTEKで余裕をみてつなぎっぱなしにした(満充電表示後5時間くらい)のにこのくらいの数値
(個人的にはアナライザーの方が、あてにならないとCTEK信者の私は思います)
ところで、実は一回目の測定値ではもう少し悪い数値でした。
抵抗値を計っているので、接続にクリティカルなところが出てしまうのは仕方ないです・・・

矢印のところのつなぎ方で測定数値が大きく異なってきます(誤差というより根本的に変わってしまいます)
充電量表示も大きく異なってきます。
上の78%という表示も完全接続ならもっと100%表示に近づくのかもしれません。

今回CTEK充電器で充電していて、最後のフロート充電手前にさらに2段階の制御をしているのを発見しました。
確かに値段は高い充電器ですが、制御の緻密さはすごいものがあると思います。
最後に・・・
X1のバッテリーですが、アクティブハイブリッド3のメインバッテリーと全く同じものが搭載されています。
アクティブハイブリッド3のバッテリーが5年使用(車両に搭載され7年)で、X1の方は2年使用ですが、数値的にはこちらのほうが若干ですが、劣化しているというデータになりました。
ハイブリット制御の為なのか、単なるバッテリーの当たり外れ(外れだとしたら、2個連続ということになります)なのでしょうか・・(ちなみにX1のアイストは不使用)
Posted at 2021/04/20 09:30:09 | |
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