国産ハリアーなら点検はもちろん、車検も即日どころか、1時間程度、店で待ってる間に出来るといわれて驚いたのですが、BMWは逆に以前より1泊長くなっています。(修理に時間がかかる時は国産車も事前か後日に預かりになるそうです)
以前は1週間くらいだったのが、少しずつ日数短縮して、最近になりまた長くなりました。
もっとも、その間代車を貸してもらえるので全く問題なく、ここのディーラーは早めに予約しておけば、最新の代車を貸してもらえますので、別の車が体験できると考えるとそれはそれで楽しみが増えることになるので、クルマ好きにはいいとも言えます。
(大顰蹙の駐めかたになっていますが、本来乗用車枠のところに、先に左右とも大型車がこの角度で駐めていたので、仕方なくこんな角度になりました。)
今回は330eを用意していただけました。
ここのディーラーは通常代車には保険が付いてなく、もしもの時は自分の保険を使ってくださいと言われるのですが、今回は保険もついていますので、安心して使ってくださいとのことです。(もしかして試乗車?)
2ヶ月ほど前の登録で2.000km超えていましたので、代車兼試乗車なのかもしれません。
アクティブハイブリッド3も古くなっていき、車両保険金額も下がっているので、もしもの時は持ち出しになってしまいますねと担当さんに話すと「それは全損の時ですから、通常の部分修理なら大丈夫です」と笑われました。
ハイブリッド車のユーザーなので、最新のPHEVを使ってもらって、販促にという狙いも当然あるのだと思います。ありがたく330eを楽しませてもらうことにしました。
ところで、自身の最後の車はやはり思い入れのある3シリーズか、Aクラスあたりかなと考え出していたところだったので、G20 3シリーズを5日間も体験できるのは願ったり叶ったりです。
(帰りのハイブリッド走行での燃費14.3kmは、私のアクティブハイブリッド3を確実に上回っています。)
私が借りる直前に戻ってきたとのことで、PHEVの電池容量はほぼ0ですといわれ、電池残量なしでの走りは、通常のハイブリッド車と同じになるそうです。
ディーラーから帰り、代車を自宅のメインガレージに入れようとしていると、2/3くらい入れた時点で自動ブレーキで停止しました。
自宅ガレージなので、さすがに当たるものは何もないはずと思いましたが、大事な代車ですので、降りて確認します。
やはりぶつかるような状況ではない・・・
もう一度駐車をやり直しますが、数度やり直しても同じところで、緊急ブレーキの作動で止まってしまいます。
ほとほと困ってしまいました。途方に暮れるという言葉がぴったりです。
緊急ブレーキで止まったところへ、そのまま車をおき、家からメジャーを持ってきて、何が干渉しているのか考えます。
このままでは、この車を預かるわけにはいきません。(ガレージに入れられないので・・)
ところで、このG20の3シリーズはカタログ寸法はハリアーとほぼ同じ大きさで、全幅は3cm狭いことになっています。
この場所で、ハリアーではもちろん緊急ブレーキなど働いたことはありません。
メインガレージの間口は1.5台分くらいの幅がありますので、かなり駐めやすく、ここに駐められないのなら、他のガレージはもっと狭いので私には到底無理です。
しばらく車を見ながら考えてみます。
たぶん一番接近しているのは右後ろにある柱のようで、少し左によせゆっくりバックするとようやく自動ブレーキの作動から解放されました。
障害物の距離だけでなく、初めてのクルマで、アクセルワークに慣れてなくて、入り口にちょうど段差があるので、そこで、アクセルを踏み増ししていたので、そのままの勢いだとぶつかると車が判断してエンジン出力を絞る制御が働いたのだろうと想像します・・
緊急ブレーキを作動させた経験のある方ならわかると思いますが、緊急ブレーキが作動すると本当にビックリします。私は幸い?ハリアーで緊急ブレーキの経験(念の為・・自宅車庫だけです)がありましたので、すぐに気づきましたが、心臓にたいへん悪いです。。。
BMWの緊急ブレーキがハリアーより敏感というより単に私のアクセルワークに問題があっただけだったようです。
(エンジン回転の上昇を検知してブレーキだけでなくペダルの踏み間違いの事故防止にはたいへん有効な機能だと思います)
実際にぶつかるかどうかは別にして乗り慣れていないクルマに乗るということは、やはり大変なリスクがあるということをこのことから思いました。
(せっかくの新車なのにお借りした時点で左後ろのホイールが2カ所もかなりのガリ傷。
19inの35扁平だとやはり都会では仕方ないのかな・・)
田舎なので、ディーラーへは高速を使っていくほど遠いのですが、帰りの高速では、19in高扁平タイヤ、Mスポ足でも結構マイルドだと思いました。
乗り心地も悪くないというのが今日の印象です。
また、PHEVですが、電池残量なしでは単に重たい320iハイブリッドになってしまいますが、ハイブリッドモードでは、加速も充分です。
ともあれ、ガレージにもなんとか収まりましたので、これからの5日間の330eとの生活がはじまりました。