
5日目。
今日はガソリンを満タンにして返却するだけです。
(といってもディーラーまで高速を使って約60kmありますが・・)
最初はエンジンで走っているのか、モーター走行なのかわかりませんでしたが、5日も乗っているとエネルギーモニター画面を見ないでもわかるようになってきました。(やはりチョイノリ試乗ではなかなか鈍感な私のような素人にはわからないことばかりです)
じっくり体験するとユーザー目線で気づくことがらもありました。
例えば、このクルマは普通充電ですが、普通充電では充電中車内で冷房をいれて待機するのはほぼ意味のないこともわかりました。(エアコン消費で充電量が上がらない)
急速充電なら、消費より充電が上回る筈ですので、クルマで待機も可能になること。(将来充電が必要な自動車が増えた時、充電ステーションで充電が終わってもオーナーが帰ってこなく充電スタンドが空かないというようなことが冷房車内で待機できると減ると思います)
最初はこのクルマも普通に走行していると、エンジンか、モーター走行かわからないなと思ったのですが、
エンジン走行とモーター走行ではやはり、ずいぶん印象が異なります。
またPHEV車というのは、メリットが生かせる人とそうでない人がはっきり別れてきますね。
通常のハイブリッド車として使えるし、その時の性能も充分すぎるのですが、ハイブリッド走行だけだと、常ねにハイボルテージバッテリーが低残量で使うことになり耐久性で疑問が残ります。(説明書にも記載あり)
そう考えるとPHEV車は、スイートスポットはかなり狭いと言えそうです。
ディーラーで代車にされているこのクルマ、ハイボルテージバッテリーが常に下限で使われているようです。バッテリー大丈夫なのか・・・!
(あまり意味のある数字とは思えませんが、私が借りていた間の燃費 14.6km/L)
こちらの方は電費(瞬間値)
これは、このクルマのメーカー出荷からの数値
2617km走行して、739.1kmが電気モーター走行、ガソリン燃費は12.9km/Lのようです。
その都度の電気代や、ガソリン代の損得だけでなく、上にも書いたようにハイブリッド走行モードでプラグ充電をせず使い続けるとバッテリーは常に下限ぎりぎりで使うことになりバッテリーの耐久性はどうなるの?とか、整備費もガソリン車と電気自動車の両方分かかってしまうだろうとか・・
トータルで本当に省エネになるのかというのも疑問を持ちます。
まあ、興味本位の5日間の体験としては非常に面白い体験だったです。
楽しかったので、ブログも毎日書いてしまいました。
このクルマを4泊5日でレンタルするとたぶん今回、私がディーラーに払った整備代より高いと思います。
正規ディーラーなので、近所の整備屋さんよりちょっと割高かもしれないし、高速道路を使っていかないといけないほど遠いのですが、ちょっといいクルマのレンタカー代だと思うとディーラー入庫はやめられません。
担当さんは本当に良い方で、私のクルマ好きを知って配慮していただいているのは間違いないので、担当さんがもし転勤などで別のところに変わっていなくなったら、もうここへ整備に持ってくる意味もなくなるので、たぶんこないと思います(遠いし・・)と宣言しています。
以前見たTV番組で鳥越俊太郎氏がBMWは車検の代車で今より少しいいクルマを貸してくれて、結局買い換えてしまうといっていたのを思い出しました。
代車が国産車のレンタカーの時もありましたが、何も言わなくてもたいていBMW車を貸してもらえるので、BMWの整備はディーラーでお願いしてきました。
ディーラーにはBATTERY CONTROLモードで行きましたので、到着時バッテリー残量は50%(設定通り)ありました。
しかし、最後まで中途半端感は否めませんでした。
このクルマ、普通のハイブリッドにした方が、売れるだろうし、性能としても良いと思うのですが・・
(大人の事情で仕方なかったのだと思いますが、複雑な心境です)
Posted at 2021/09/05 08:01:37 | |
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