
ハリアーが納車されまもなく1年半になります。
カングーはこのくらいの時には、真剣に乗り換えを考え始めていて、その一ヶ月後くらいには、実際に売却に動いていました(ハリアーはまだこの時点では決めてなかった)
GW初日にオープン状態で走っているコペンの後ろを付いてしばらく走る機会に遭遇しました。
後ろを走っている時には、あまり何も感じていなかったのですが、交差点で横に並んだ(コペン直進、私は右折車線)姿をみた時、「ビビビッ」とくるものを感じました。
(表現が古っ!・・あの時のビビビ婚は短期感で離婚でしたね。おじさん、おばさんしか解らない話で恐縮_(_^_)_
前置き長くなりました。
気になり出すととまりません。
みんカラを見たり、試乗記をみたり、ネット社会は便利ですね・・
そして、その便利なネットで検索すると県下に何台もないGRスポーツの試乗車が我が町のダイハツにあるではないですか。
(もっともコペンのことを良くわかっていないのでGRスポーツに特にこだわっていたわけではありません。外観はローブがお気に入り)
コペンについては、かなり古参の車で、今更感もあり、私の場合、カングーのこともありましたので、
封印しとこうとも思ったのですが、近くに試乗車があるということもすでに知ってしまったので、迷いながらも、やはり見に行くことに・・・
それこそ、今更ながらでコペンの試乗記はたくさんありますので、私が買い換えるとしたらという・・・視点(妄想)での試乗記です。

(私的好みはこれの白、スモールランプ部分がデイライトだったらなあ・・・)

(オープンの状態をみて一目惚れしたのですが、ルーフがあるとかなり印象が異なる?)
(早くもこんな具体的なことまで・・)

(設計次元だと思いますが、ACCなどが付かないのは私的にはまったく問題ないのですが、センサー類は欲しい。カングーの後付けコーナーセンサーは値段は張るのにかなりいまいちでしたが、これは、方向をボイスで知らせてくれるようです。これなら良いのでは?できれば自動ブレーキに関するものもぜひ欲しい・・)
小さいクルマなので、時勢的に試乗で、担当さんと2人で乗るのはちょっと抵抗があるなあと思っていたのですが、10-15分程度、自由に走って来てくださいというのがここの店のスタンスのようで、ダイハツさん、ここは二重丸ですね。
(時間を忘れる楽しい試乗で帰って来てからGoogleのタイムラインをみたら、12km 約30分走ってたようです)
所有したら、オープンの状態で乗る時間よりクローズドの時間の方が圧倒的に多くなると思いましたので、オープンを勧められましたが、クローズド状態でスタートしました。
まず気づくのは、このクルマはクローズドでも結構なエンジン音の「演出」がされているようでエンジンをかけるだけで、「騒がしいクルマ」というのが第一印象になります。
うるさいですが、このクルマではもちろんネガなことではなく、エンジン好きには思わずアドレナリンが・・・心地良い音です。
(所有したら印象がまた違ってくるだろうか・・・?)
私は、異音は結構気にするタイプですが、やはりルーフなどの接合部から?段差などで音が聞こえますが試乗の段階ではあまり気になりませんでした。
(ここも保有するとまた違ってくるかも?)
停止してもアイドリングストップしませんね。アイドリングでもマフラーからはいい音が聞こえてきます。
3気筒エンジンということも手伝ってか、停止中も走行中もクルマ全体がぶるぶるしています。これはこのクルマの性格として試乗では、自然に受け入れられます。
(逆にBMWの3気筒車がアイストさせないと停止中に震えるのは非常に気になります)
乗り心地は硬いという試乗記をたくさん見ていましたが、BMWがランフラットタイヤだからか?角のあるような堅さになれていますので、マイルドな硬さに感じました。段差などだけでなく、走行時も停止時も始終鼓動が伝わってきます。
(この鼓動を心地良いと感じるか、悪いと感じるかで、このクルマの愛着度が変わるのは間違いないなと所有する前から想像できます)
このクルマのルーフの開閉はシフトレバーが「P」の位置でないと動かないのを聞かされていましたので、半分くらい走ったところで、コンビニの駐車場に入り、いったん止めオープンにしてみました。2カ所の爪を外すのは手動ですが、ルーフ自体は電動ですので、簡単にオープンにできます。
実はここで私の操作不慣れによるミスで、シフトレバーをMモードにしたまま再発進してしまったことによる思わぬ官能体験をすることに・・
エンジンはストレスなく回り、タコメータの針は5-6千回転を指していて、オープンにしたこともあってか、実に心地良いエンジン音と走行感になりました。
(操作ミスに気づかず、オープンにしたからの音だと思っていました)
そのまましばらく気づかず、交差点で停止し再スタートもそのままだったようですが、国産車にありがちなエンジンが苦しそうにうなるという感じではなく、実に気持ち良い走行が楽しめました。
しばらくして、シフトインジケータがM2になっていることにようやく気づきDレンジに戻すと回転は急に落ちエンジン音も静かになりましたが、むしろ間違いからとは言え、良い体験をしたようです。(Dにもどすと急に普通に感じてしまった)

(レカロ&momoの組み合わせでないと、印象がだいぶ異なるかも?)
今日は快晴で、日差しが強く、ルーフを開けてから、日照りがきついと感じて乗っていたのですが、
わずか15分ほどだったにもかかわらず(タイムラインより)、帰ってから日の当たっていた顔のあたりがほてっているのに気づきました。
オープンカーを所有するというネガな部分をさっそく体験することになってしまいました。
(オープンタイプのクルマの所有経験はなく、レンタカーでの経験しかありませんが、輸入車のオープンカーは、手動でのロック解除などもなく走っている時でも開閉してましたので、さっそく、コペンを所有するということの厳しい現実を見ることになりました。担当さんからは技術面というより、安全基準などの設計思想ではないかとのことでしたが)
小さいエンジンなのが大いに影響していると思いますが、試乗中(エンジンを)まわせまわせとせかされているように感じました。
良い悪いというより、このクルマの強烈な個性なのだなと感じました。
絶対的な加速力ではありませんが、私的には、決して非力とは感じなく、これで充分すぎると思いました。
副次的にありがたいと思ったのは、エンジンをまわして結構とばしているつもりでも速度計は法定速度+αで収まっていることです。
絶対的な速度は出ていないとは言っても、ハリアーに乗っている時とはあきらかに心がけが違う感じになるのは感じていました。
エンジンの音を聞いていると、必然的に飛ばしモードになってしまう自分を感じていましたので、安全運転という(心がけ)観点からはちょっと良くないことなのかも・・とも思いながら試乗していました・・・
一言で表現するとハリアーとは真逆のクルマでした。
(私のクルマ遍歴は、真逆のクルマに乗り換えることが多いのでかなり心配・・・)
ちなみに納期は3ヶ月くらいで、元々が受注生産ということで、コロナ&半導体不足はこのクルマに関しては納期に特に影響していないということでした。
そんなに売れるクルマではないが、リセールは良いという天邪鬼な私には理想のクルマのひとつかもしれないかもと思いました。
Posted at 2022/05/09 07:30:37 | |
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