2021年03月22日
ちゅんけ、脳神経外科に行く。
実は昨日の日曜日。
朝起きてしばらくしてから、なーんか頭が痛かったんですよ。
「コロナか!?」と熱を測っても、いつもと変わらず。
「久しぶりの二日酔いか?」と思いましたが、よく考えたら金曜日から二日間、一滴もアルコールを飲んでいません。
「アルコールが切れて頭痛がすんのか・・・?まさかアル中に・・・?」なんて考えていたらいつの間にか寝ちゃってまして。
15時頃に目が覚めて、治ったような感じだったので朝日峠に遊びに行って来たんです。
で、その夜。
あまり食欲もなく、朝から菓子パンを一個カジッただけでいつものように布団でゴロゴロしながら眠くなるまでYou Tubeを見て、12時頃に消灯します。
・・・寝れない。
眠いのに、眠れない。
どの姿勢になっても、頭痛がぶり返すんです。
ようやくウトウトしても、すぐに目が覚めてしまう。
明るくなる頃にようやく30分程眠れましたが、頭痛のせいか5時半頃には完全に目が覚めちゃった状態。
「やっぱコロナったのかな?心当りないぞ」と思いながら、現場には行かないとなりません。
「二日酔いだと思えば何とかなる!!」と気合を入れまして。
いつものルーティーンに入ります。
オモムロにパンツを脱いで・・・
黒くて硬くて太っとくて長ーいアレを・・・
いや、アレです。
・・・ウ○コですよ。
僕のは黒いけどそれなりに硬そうでそれなりに太いつもりでそんなに長くないです。
なんで45歳のオッサンが朝から自分のティンコしばくんですか!!
ってコトぁ置いといて。
何の話。
(^_^;)
いつものように愛用のマイ便器に座って、気合を入れて踏ん張ったんです。
で、半分くらい産まれた頃でしょうか。
後頭部に物凄い激痛が走りました。
まるで巨人の手で後頭部を鷲掴みされたかのような痛さで、目の前がボーッと暗くなります。
「やべぇ!!脳梗塞か!?」とアセりますが一向に治まる気配はなく、後頭部に心臓が有るかの如くズキンズキンと脈打っています。
考えてみればこの1年、脂と糖とアルコールとラーメンしか摂取しないような毎日。
ええ、みんなコロナが悪いんですよ。
せっかく本気でダイエットしてムキムキマッチョになるぞと言うタイミングでジムに行けなくなっちゃったんですから。
コッチゃ飲んで食うしかないじゃないですか。
まあ、こんな事も置いといて。
どの位の時間かわかりませんが、耐えていると少し痛みに慣れて来ました。
が、痛いのは変わりません。
「このままココで気を失ったら・・・」
最悪、僕の愛用のマイ便器の上でケツ丸出しで、ケツから黒くて硬くて太っとくて長ーいウ○コが出かかっている坊主頭の変死体が発見されるハメになります。
「あ、ソレちょっと面白いかも♪」と一瞬思ったのですが、さすがにそんな伝説を残したら老い先短いオヤジとオフクロが死ぬまで爆笑してそうなので、救急車を呼ぶ事にしました。
が、スマホはまだ枕元に置いたまんま。
取りに行こうにも、まだ僕の尻には黒くて硬くて太っとくて長ーいウ○コがブラ下がっています。
とにかくコイツを切るか捻り出すしかありません。
踏ん張るとまた頭に激痛が走りそうですが、踏ん張らないとウ○コはブラ下がったまんまです。
僕の命を掛けた、瀬戸際ギリギリのウ○コです。
少しずつ、少しずつ、後頭部の痛みの度合いを計りながら、命を懸けてウ○コします。
「フッ」と楽になった瞬間。
ウ○コは無事に産まれ、後頭部の痛みもスッと引きました。
「・・・一体何だったんだ・・・?」としばらく呆然としていましたが、とりあえず救急車は必要なさそう。
何ともなさそうだったので、いつも通り現場に行きました。
が。
後頭部があんなに痛むなんて、今までに無かった事です。
「もしかしたら、ホントに脳梗塞とかかもしれん。ちゃんと病院で見てもらおう」と思い、近くの脳神経外科を予約して、現場が流れ始めたのを確認して病院に行きました。
初診なので、既往症とか病歴とか色々聞かれます。
「万が一の時の緊急連絡先を・・・」と聞かれ、「そうか。命に関わる病気かもしれないのか」と、ちょっと憂鬱になります。
「アレルギーはありますか?」と聞かれ、「あの・・・椎茸とニャンコの爪が・・・」と言うと、「シイタケは・・・アレル・・・ブフォ!!」とオバチャン看護士の笑いを取った所で、先生の問診です。
先生「どんな痛みですか?」
ちゅ「最初は風邪かと思ったんですけど、一旦痛みが引いて・・・」
先生「そんなに痛くない?」
ちゅ「いや!!今朝のはスゴい痛さでしたよ。後頭部の耳の間辺りが、そりゃあもうスゴい痛さで・・・」
先生「はあ。で、1時間位で痛みが引いた感じで?」
ちゅ「ああ・・・言われてみればそうですねぇ。今は何ともナイです。」
先生「それ、多分肩コリから来る頭痛ですね。」
ちゅ「・・・あ?いやいや、すっげー痛みだったんですよ!!肩なんて全然凝ってないですよ!!」
先生「んー、そうですか。最近お仕事が忙しいとかストレス溜まってるとか無いですか?」
ちゅ「うーん・・・全く。(ーー;)」
先生「まあ、いい機会ですから、脳のMRIと首のレントゲン撮ってチャンと調べましょうか」
と言う訳で、危なく訳が解んないヤブ医者のせいで僕の命懸けのウ○コとの闘いを「肩コリ」で済まされる所でしたが、キチンと調べてもらえる事になりました。
人生初のMRIはあっさり終わり、首のレントゲンも正面と横から撮ってすぐに終わります。
「早期発見で良かったですよ!!すぐに入院です!!」
なーんて言われたらどうしようと思い、ドキドキしながら待合室に居る間に上司と事務員さんだけにはラインで報告をしておきます。
いや、万が一何かあったら、今やってる現場とかお願いしなきゃならないので。
んで、診察室に再び呼ばれまして。
ちゅ「先生、どうですか?何か見つかりました?」
先生「うん。これ、MRIの画像ね。」
ちゅ「えーと・・・?」
先生「何ともないよ!!脳も全然キレイ!!」
ちゅ「えーと・・・じゃあ・・・?」
先生「うん、だから肩コリ!!ほら、首の骨が真っ直ぐでしょ!?普通はC型に湾曲してんだけどね!!肩回りの筋肉が落ちたりすると、首に負担掛かんの!!それが酷くなると頭痛するの!!これ、パンフレット!!コレ見てたまに体操して!!」
うーん・・・肩コリ・・・
そーかぁ・・・俺って肩凝ってたのかぁ・・・
知らなかったなぁ・・・
まあ、脳に異常がなかったんだからイイかぁ・・・
オレもお医者さんお墨付きのフツーのヒトって事か。
変態かと思ってたけど違うのか・・・
(^_^;)
それにしても、今朝の命懸けの激闘は一体何だったのか・・・
もし覚悟を決めてケツからウ○コぶら下げたまま救急車を呼んでたら、一体どうなっちゃってたんでしょう・・・
危なく「肩コリでウ○コぶら下げたまま救急車を呼んだ男」になるとこでした。
(・。・;
そんな事を考えながら、帰りの車の中。
「あ。上司に報告しとかなきゃ。」
「モシモシ。あ、お疲れ様です。ええ・・・あのー・・・肩コリでした。エヘ♪」
「バカヤロてめぇ!!サッサと現場戻れコノヤロー!!」
「はーい・・・」
(ToT)
「ああ・・・事務員さんにも電話しとくか・・・」
「モシモシ。うん、ダイジョブ。んー・・・あのね・・・肩コリだって。」
「ハア!?何ソレ!!すっごい心配したんだかんね!!」ガチャ!!
んー・・・普段からホウレンソウはチャンとしろって言われてたんだけどな〜・・・
(;・∀・)
・・・って言う、激しい頭痛に見舞われて命懸けの激闘を繰り広げて病院に行ったら肩コリって診断されて、みんなに「バカ!!」って言われたと言う人情噺でした。
(^_^;)
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Posted at
2021/03/22 18:40:07
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