赤い棒の効果

　今年のクリスマスは赤い棒とともにインフルエンザもやってきたので報告が遅れていましたが、熱も下がり落ち着いて車に乗ることができたので自分なりに感じたことを報告させていただきます。

　もともとボディ剛性の高いMPVですので、足回りもいじっていないノーマルMPVにそこまでする必要があるのかと考えることが普通だと思います。私もはじめは、新車時のコンディション維持を目的にと考えて、ストラットタワーバー、ロアアームバー（フロント・リア）を選択しました。

　装着後、ディーラーを出るとき
「コーナーに入らないと実感はできないかも」
とサービスマネージャーさんに言われました。確かに乗った感じ、そうかなと思いましたが、直線でも違いに気がつきました。まず、車の塊感が増したと思います。ハンドリングにしっかり感があるのと、一般道で段差を乗り越えたときなどバタツキが減少したと思われます。これは、同乗者にも優しいと思います。
また、職場までの峠越えでは、明らかに違いを感じました。とにかくより自然に曲がることができるということです。オーバーですが一枚の板に乗っかっている感じ。3本の棒で違いを感じるわけですから、メンバーブレースなんてどうなってしまうのだろうと思います。ついつい、今まで以上の速度でハンドルを切ってしまいがちですので注意が必要と思います。

　当分これ以上お金をかけることはできませんが、ある意味、私の中では満足。これで私の車、第一段階が完成したという感じです。今年の春、バイエルン自動車工業の３に乗る機会がありましたが、
「ノーマル仕様でもここまでしっかり走るんだ。」
という感動に近いモノをマツダ車に感じ（実際はお金のかけ方が違いますが･･･。）
「見た目は普通だけど、走りは良いですよ！」的な車を目指したい私にはとても良い選択であったと思います。

　3本同時装着でしたので、どれがどのような効果をということは分かりませんが、おすすめのパーツです。