
エキマニを磨いた。
昨年11月に、エキマニをフジツボの SuperEX に換装した。中・低速トルクが向上し、高回転までダレずに回る加速が気持ちいい。
鮮やかなシャンパン・ゴールドに輝くエキゾースト・マニホールドは、見ているだけでも気分を昂揚させてくれた。
しかし気持ちよく走っているうちに、金色の光沢はすっかり失われてしまった。
11,000km 走ったいまは、肉を炙った焼き網みたいな色に焦げている。
写真ではそんなに黒ずんでいないように見えるが、実際には煤けたように黒く、ムラに焼けている。
エンジンルームを見るたびに残念な気分になる。
なのでエキマニを磨くことにした。
経験も知識も技術もない、ど素人の挑戦。
まず、できるだけ奥まで手が入るように、エアクリーナー・ボックスを取り外した。
エア・インテークをエアフロー・センサーから外す。
エアフロー・センサーが乗っている、エアクリーナー・カバーを外す。
フィルター・エレメントは思ったより汚れている。
新品のエアフィルターを用意しておけばよかった。
エアダクトと一緒にエアクリーナー・ボックス下部を外す。なんとかエアクリーナー一式を外すことができた。
エアクリーナー・ボックスを外したら、20年来の汚れがあらわになった。
エンジンルーム・クリーナーでガシガシ磨くが、こびりついた汚れが残る。
気がつくと、エンジンベイのあちこちに水滴が落ちている。なにかと思ったら自分の汗だった。
夢中になって作業していたから、暑さに気づかなかった。
汗をふき取って、防錆オイルで磨く。
また汗が落ちる。
これではエキマニ磨きどころか、エンジン周りの錆をさらに増やしてしまう。
クーラーの効いた室内に退散。
体中の汗をふき取る。
気をとりなおして作業再開。
世間で評判の、ヨシムラ「ステンマジック」でエキマニの黒ずみ落としに挑戦。
「ステンマジック」を塗布すると、するりと焼け色が落ちる。強く擦る必要はなかった。
なにか化学的な作用でステンレスの焼け色を落とすように見える。逆に強く擦っても、酸化した皮膜はなかなか落ちてくれない。研磨作用はあまり無いように思われる。
汚れ落とし中の写真は撮れなかった。
いきなりのビフォー・アフター。
よく見ると酸化した黒ずみが薄く残っていて、新品のような鮮やかな光沢は戻っていない。
研磨剤も併用すると良いのか疑問に思うが、よくわからない。
しかし、短時間の作業にしてはまあまあの結果だ。
一見は綺麗になったように見える。
耐熱ワックスも塗布した。
耐熱ワックスの効果のほどはわからない。
気温が下がって涼しくなってくると、今度は蚊の攻撃が出てきた。
蚊と戦いながら、エアクリーナー・ボックスの汚れも落とす。
汚れを落としたエアクリーナー・ボックスを取り付け、インテークも元に戻して作業完了。
完璧には程遠いが、それでもステンレスの輝きはかなり取り戻せたと思う。
銀色に光るステンレス地肌を眺めながら、まずまずの成果だったと自画自賛。
そんなことを思索していたら
また蚊に刺された。
ブログ一覧 |
クルマいじり | クルマ
Posted at
2019/07/31 18:05:01