ビュービューパト① 栗駒地区

この時期になると、まず話題になるのが2年前のあの大震災
本当に忘れる事のできない大きな出来事でした
昨年は震災以来、勇気が持てずに近寄る事のできなかった沿岸部に3月11日の当日、足を踏み入れ復興復興と騒がれつつも実際には何も元に戻っていない被災地の現実を目の当たりにし強い衝撃を受けました
そして心に誓ったのが毎年この時期にはこの地域を訪問し復興の進捗を直接確認しようということ
特にボランティア活動とかに参加してるわけではないので単なる好奇心と言われればそれまでですが…
直接見に行く事で震災を過去の出来事ではなくまだ続いている事実なんだと自分に言い聞かせる、そして何か自分でも役に立てることがある時は率先して参加する意志を持ち続ける
そんな考えで毎年の恒例行動として行きたいと思っています

さてレポート開始です
曜日の関係で今年は3/9（土）10（日）の行程となったわけですが
宮城県の沿岸部に向かう前に栗駒方面のダムを廻りました
一つの理由はダムカード配布が県営の3ダムで始まったとの情報があったから
でも最初に訪問した小田ダムは冬季は全アクセスルートが封鎖されていて近づけず
前回訪問時のレポは↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/305026/car/198797/1034705/photo.aspx
約5年前なのかもう…

仕方がないので一山越えて花山ダムへ

ここは小田ダムはスルーした
http://minkara.carview.co.jp/userid/305026/car/198797/1946953/photo.aspx
3年前も来ているので3回目の訪問ですが…
前2回はちゃんと登って正面からの撮影もした展望台へは残雪＆強風のため登れず
雪はどうにかできるレベルだったのですがとにかく風が(・。・;

この写真ゲート付近ですが凍った湖面がこんな風に割れてるのは初めて見たような気がします
凄まじい強風でダム側に押し付けられてガラスのように割れたのではないかと推測されます

しかもだ幸い管理事務所に人がいたのでダムカードを貰いに行ったのですが…
何故か差し出されたのは手作り感バリバリの小田ダムのカード
なんでも花山ダムのは品切れで小田ダムのもコレが最後の1枚とか…
自治体発行の場合、その自治体毎に経費のかけ方違うのでこういうこともあるようです(・。・;

そして次に訪問したのが荒砥沢ダム
栗駒地区を最初の訪問地に選んだ二つ目の理由がここ
http://minkara.carview.co.jp/userid/305026/car/198797/1943660/photo.aspx
↑のように過去二回の訪問時は3.11より更に数年前、岩手宮城内陸地震による地すべりでダム湖が溢れかけその後、ずっと復旧工事のため天端まで近づけなかったダム

でも今回は初めてダム湖を見ることができました♪

たとえ時間がかかっても必ず元に戻る！ってことを確認したかったんですよね
沿岸部もいずれはきっと！その思いの裏付けが自分なりに欲しかったんです

で、天端も開放されてるので左岸から右岸に渡り吐きの越流部や

取水塔を確認

導流部を覗いてと一通りのお決まり行動
更にロックフィルダムなので天端の中央付近から下流の景色！なんてのが定番ですが…
生涯で経験した中で一番ではないか？ってくらいの強風が吹き荒れてまして…
5番以降の写真は手摺等にしがみ付きながら辛うじて撮ったモノ
天端の真ん中まで歩いて行ったりしたら確実にダム下まで飛ばされてしまいそうな感じ、車で渡ってくるときも相棒ごと飛ばされるんじゃないか？ってくらいハンドル取られる喰らいの状態だったため管理事務所に人はおらずカードは貰えないの確認してからはダムが風避けになって多少は条件の良い直下に戻り
ココに来たらお決まりの
http://minkara.carview.co.jp/userid/305026/spot/303271/
さくらの湯で冷え切った身体を温めましたとさｗ