災害ボランティアの記憶

被災地の映像を見て
今回も居た堪れない
ボランティアに行きたい！
しかし加齢によりボランティアで活躍する自信が無い（過去の経験より）
申し訳ありませんが今回は募金など別の方法で支援させて頂きます

元気な皆さん被災地の手助けを宜しくお願い致します
災害ボランティア
被災地は危険が一杯です
くれぐれも気をつけて下さい
全て自己責任です

でも今人手を必要としていると思います
震災直後の災害ボランティアは少ないのです
阪神の地震でボランティアをした経験から

過去の経験とは
阪神の震災を思い出します（１９９５年１月１７日　阪神・淡路大震災）
あの時はテレビの映像を見て居た堪れない気持ちになり、衝動的に１人神戸へ行きました
電車で東灘まで、そこからは歩いて神戸市まで
途中の風景はテレビの映像通りに、倒れた阪神高速や崩れ落ちたビルや家々

地震翌日に６階が崩れ落ちた神戸市役所でボランティア
すでに同志が沢山集まって活躍していました
みんなそれぞれ必死で、何か役に立ちたいとうい気持ちで頑張っていました
『自分の家も崩れたけど何か役に立ちたい』と言っていた神戸市役所でボランティアしていた方
『俺は荷物を運ぶのが役目なんだ』と言っていた１０トントラックの運転手さん
この２人との会話が今でも印象に残っています

ボランティアの私たちは徹夜で次から次へと神戸市役所に運び込まれる支援物資の食料や水等を運びました
同じ時近くの長田町は火の町
今でもあの日を詳細に覚えています
震災地の至る所で支援が必要だったと思います

神戸の震災ボランティアの経験からすると、今震災地では１人でも多くの人手が必要でしょう
それも被災地は混乱しているので、自分で何をすれば良いのか考えて自らの責任で行動する必要があります
『手伝います！』　『お願いします！』　こんな会話でボランティアが始まると思います

神戸の経験からすると（行ったのは計３回、毎週末２～３日間）
震災直後のボランティアが一番大変でした
震災から時間が経過するにつれボランティアは溢れる位集まります
震災直後は人手が少ない

震災直後のボランティアは覚悟も必要でした
受付も取りまとめる人もありません
寝る場所もありません（駐車場の隅で寝袋に包まって寝ました）
食料もトイレもありません
何もかも自分で確保します
当然全て自費です

１週間後、２週間後と時間が経過するにつれ人手は余り
食料や寝る場所も確保されている
ボランティアの受付が有り、取りまとめる人も要る
手伝う内容も限定的になる
テレビで紹介され、何かヒーロー気分？

震災直後です、本当に手助けが必要な時は

元気な皆さん是非お手伝いを