Accuphase DC-91
これを知っているあなたはかなりの音オタク(笑)。
これは、驚愕のDAC構成によりサンプリング周波数44.1kHzにおいて、未だNo.1と言われる変換性能を誇るコンバータです。設計は大変なバブリーさで、MMB方式と言う厳選された20bitD/Aコンバータ(真の測定機のA/D、D/A変換能力は未だ14~18bitを保証する程度などという話は置いといて)を16個並列駆動させ、20log(1/SQRT(16))(dB)=12dBのひずみを低減するという、まことに非効率的で確実な手法により理論値どおりのD/A変換性能を発揮し、結果として微小レベルから最大レベルまでのリニアリティが直線になっていて完璧な限界性能を示すと言う逸品。
最近では100万越えのDACも珍しくないですが、当時価格は80万円でとても普通の人に買えたものでは・・・。
と、憧れの存在だったのですが、2006年(発売から14年)ふとしたことがきっかけでメーカーにて完全オーバーホール済みの本機を発見。価格は今でも十分びっくりの30万円。
うーーーーーんっっと悩むこと3時間(8を買う時並みに悩みました)、衝動購入(笑)。
詳細にチェックしましたが、前のオーナーが物凄く大事にしていたらしく、端子には全てキャップがかぶせてありほとんど新品、傷、汚れ皆無。掘り出し物です。
1も2もなく持ち帰ってチェック。
音の雰囲気は、200×200ミリの方眼紙を細部までピントが合った状態でゆがみ無くスクリーンに投影したような音。ピアノコンチェルトのピックアップマイクのブレンド具合まで想像できる精密感。一歩間違えれば究極につまらない音とも言えるギリギリでの物理特性を感じさせる凄み。とにかくオーケストラ物が素晴らしい。
使い勝手も良く、ディザの有り無し指定、サンプリング周波数の強制レベル指定、デジタル出力位相切り替え、精度を保証するデジタルボリュームなどが付いて、マニアユースにも十分対応。
もちろん、すぐにTHETAの後継機として我家のリファレンスDACのポジションを得たのですが。。。
困った問題もあります。
合計32個のDACが均一な温度になる(最低1時間)まで、普通の音(笑)。
ゆえに電源を切りたくないが、この手の機器にあるまじき常時42Wの消費電力(^^;。
これではガソリンが高くて走れないスポーツカーと一緒では?!(爆)
音楽を聴くにはある種の手軽さも必要なことを痛感しました。
でも、欠点を補ってとても良い、これは!
U+M+Iさん視聴如何?前よりももっと良いですよ(^^)
*これも写真は弄り倒しです
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Posted at
2007/08/14 23:35:13