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2018年10月30日

回生能力について

回生能力について 52系PHVの回生能力を試しに、六甲山の上から下ってみました。
麓の気温18℃、頂上付近(六甲ガーデンテラス)の気温13℃、晴天。
エアコンはオフ。
CHGメータを振り切らないように意識してブレーキング。

ルート;県道16号線
起点;神戸芦屋市境(標高867m)→終点;逆瀬川駅(標高48m) 標高差819m 距離11.0km

50系の素プリでは、早々に電池がいっぱいになって、
回生失効&エンブレ&メカブレーキとなり、ストレスのたまるコース。

実験結果:
麓まで静かに快適に下れました。回生ブレーキも安定しており失効なし。
起点でのSOC11% → 終点でのSOC44% ⊿SOC=33%
この区間での回生電力量は8.8kWh×33%=2.9kWh

考察:
標高差819mでの位置エネルギーはmgh=1630kg(二人乗車)×9.8×819m=13082706J=3.6kWh
このうち回収できたエネルギーは2.9kWhなので、回収率は2.9kWh/3.6kWh=81%

元の位置エネルギーの8割を回収でき、残り2割は走行抵抗や機械/回路ロス、メカブレーキで消費されたものと推定。

麓でブレーキディスクに触ってみたが人肌程度の温度。
ほぼ回生ブレーキで降坂していたものと思われる。

OBD2モニタでは、CHGメータ一杯のときのモータ最大回生電力は40kW程度であったが、
まれに最大25kW程度に制限されている様子であった。(理由不明)
この際のメカブレーキの介入が多少あったものと考えられる。

総じて、よくできた車だと思います。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2018/10/30 21:18:18

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この記事へのコメント

2020年9月19日 6:34
はじめまして。YouTubeでEV・HVに関する動画をあげている鹿本と申します。
非常に勉強になる内容を投稿されており、感激しております。

標高差約800m、距離約14kmの箱根新道をプリウスPHVで2回下ったところ、2回ともHSIの表示でSOCは約35%充電されました。
1回目の様子:
https://youtu.be/IbUh-sAVjjk

そのだいぶ以前には、新型日産リーフで何度か上り下りして、上りで14〜17%消費、下りで5〜6%回復という結果から位置エネルギーの回収効率はおおむね60%ほど(見かけ上の回生効率は36%前後)だとわかりました。
https://youtu.be/uUFk-bxDqUw

おっさんくん様の結果は81%ということで、これはちょっと良すぎないか!と思ってしまったのですが…
SOC11→44%というのはOBDの値ですよね?ということはHSIでは33/0.7=47%前後の回復があったということでしょうか…

こちらの検証では距離が多少長い分、走行抵抗にとる電力量損失分は大きい&1人乗りで初めの位置エネルギーは5%程度小さいとは言え、ちょっと信じがたい結果です(苦笑
コメントへの返答
2020年9月19日 19:32
HYBRID鹿本さんこんにちは。
コメントありがとうございます。
動画拝見させていただきました。
興味の対象が似ていて幸いです(^_^;

ご指摘の件、早速検証してみました。なおSOCはOBD表示値です。

六甲山の県道16号線ですが、道は狭く急カーブが多数あり、平均降坂速度は25km/hくらいだったと思います。

箱根新道は結構良い道のようですね。平均降坂速度はおおよそ60km/hのようですね。箱根新道の走行では速度が高いので走行抵抗によるエネルギー損失が大きいのではと思いました。

私はブログ中で回収率81%と言っていますが、回収率の定義は、頂上の位置エネルギーに対して麓までの走行で電池に回収できたエネルギーの割合としています。回収できなかった分はメカブレーキで捨ててしまったり走行抵抗等で失われたエネルギーですが、走行抵抗起因の部分は走り方により異なってきますので、HYBRID鹿本さんが示唆されているとおり、これが私の走行とHYBRID鹿本さんの走行とで数値に差が出ている要因と思います。

回生性能について同じ土俵で議論するには、頂上での位置エネルギーから、途中、どうしようもなく走行抵抗等で失われるエネルギーを差し引いた分を期待回収エネルギーと定義して、これに対して実際にどのくらい電池に回収できたのかを評価するのが都合が良いのではと思いました。

計算してみた結果ですが、私の走行(車速25km/h、1630kg、15℃、標高差819m、11km)では、走行抵抗等(タイヤ転がり抵抗、空気抵抗、駆動系、補機消費、電池損失)で失われたエネルギーは606Wh、
HYBRID鹿本さんの走行(車速60km/h、1570kg、11℃、標高差780m、14km)では1091Whとなりました。
(補機消費は両者220W、電池損失はそれぞれ29W、114Wとしています。その他細かく書けずすみません。。速度の違いによるタイヤ転がり抵抗損、空気抵抗損の違いが主要因です。)

これを最初の位置エネルギー(それぞれ3634Wh、3334Wh)から差し引いた期待回収エネルギーは、それぞれ3028Wh、2243Whとなりました。

実際に電池に回収できたエネルギーは、それぞれ2900Wh、2156Whですので、期待回収エネルギーに対して実際に電池に回収できたエネルギーの割合を新たな回収率と定義すると、それぞれ95.8%、96.1%となり、両者ほぼ同じで約96%と算出されました。

残り4%はメカブレーキでのロスか、計算誤差と思いますが、車両として回収可能なエネルギーはほぼ回収できている計算になりました。
ながながすみません。宜しくお願いします。(^^ )
2020年9月20日 9:29
おっさんくん様

詳細に返信ありがとうございました。

平均速度が25km/hほどとのことで、納得しました!六甲山の交通事情を知らずに5、60km/hで下ったものと思い込んでいました。主に空気抵抗による損失が4倍以上ありそうですね。

見込みに対する回生率としては、こちらの環境の方が若干良いというのも、急カーブなどが少なく単純な転がり以外の抵抗(動摩擦抵抗?)は箱根新道の方が抑えられそうというのも大雑把ですが考えられそうです!

ありがとうございました!
コメントへの返答
2020年9月20日 18:23
HYBRID鹿本さま

走行抵抗分の内訳ですが、

私の走行条件では、タイヤ転がり抵抗損395Wh、空気抵抗損56Whでした。

HYBRID鹿本さんの走行条件では、タイヤ転がり抵抗損511Wh、空気抵抗損410Whでした。

空気抵抗損の違いは大きいですね。

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何シテル?   05/22 09:31
おっさんくんです。よろしくお願いします。
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