
先日飛び込みで試乗した新型プリウスですが、我がディーラーから連絡があり、試乗車が準備できましたということだったので、予約して試乗させてもらいました。
前回のインプレッションに加えて、新たに感じた点についてまとめます。
グレードはZのFFです。
前回の新型プリウス試乗インプレッション
https://minkara.carview.co.jp/userid/3057595/blog/46689815/
後席に改めて座ってみると、やはり床面から座面までの高さはやや低いと感じたほか、つま先が前席の下に入らないことに気づく。後席居住性へのしわ寄せはまあまああり。
さて、走り出し。
ステアリングは50系よりは軽い。ODO400kmとタイヤが新しいのもあるかもしれないが、操舵感は抵抗感やねじれ感などなくすっきりしている。
車体の剛性感はしっかりしていて、がっしり感があるのは前回印象と同じ。
前回試乗時はちょっと硬めでゴロゴロざらざら感を感じたが、今回はそういう印象はなく、がっちり感も感じながらしなやかな乗り心地に感じ、気になる点はなかった。
気温のせい?(今日は13℃で暖かかった) タイヤ空気圧のせい?(測定してないが・・)
路面によっては52プリウスPHVと似たしっとり感も感じた。
PHEVの乗り心地はこれに重厚感が加わるはずで、かなり期待できるのでは、と思った。
ちなみにPHEVは県内60台分の枠がすぐ売り切れたとのこと。
走行中、今回は繊細にアクセル操作をしてみた。流れに乗って加減速する程度のアクセルストロークなら、アクセル操作に対するトルクの出方は、エンジン動作時であってもモータが主体的に引っ張ってくれる感覚があり、好印象。
50系も悪くはないとおもうが、新型はモータがより駆動力を出している感じはある。
ブレーキは、やはりよくできていると感じる。
ストロークも効きもちょうどよく、回生と機械ブレーキの協調もなんら気になるところはない。
止まり際もブレーキ力を抜いてふわっと停めることができる。
50系プリウスでは停止間際にふわっと停めようとしてブレーキ力を抜くとクリープが勝って速度が思ったように落ちず、再度ブレーキを踏み込まねばならないときがある。これを避けるため停止間際ではクリープを打ち消す分ブレーキを少し残したまま停車させるようにしているが、新型ではMT車というほどではないものの、クリープを気にせず停止間際にブレーキを抜いてふわっと停めやすい。良いです。
前回試さなかったブレーキホールドも使ってみた。
ブレーキホールド状態からの発進は、意図的にやや強くアクセルを踏んで発進させると、パーキングブレーキが少し残って引っ張られる感じはあったが、普通にアクセルを踏んで発進させる限りにおいてはそういう感じはなかった。
パーキングブレーキ解除と発進トルクの出し方は問題ないと思う。
試乗2回目の印象は1回目で感じたネガをあまり感じることがなく、好印象でした。
Posted at 2023/02/11 18:39:29 | |
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