
今日は昼間の気温が19℃でちょっと暑く感じる気候でした。
そこで、駆動用電池の劣化傾向調査のための33.3kmのサンプルルートを走行してきました。
3月は寒暖差が激しく、種々の外気温でのデータがとれましたので、プロットしてみました。33.3kmを走行するのに必要な⊿SOCは31%~40%の範囲に入っています。
空調は21.5℃設定で、寒ければシートヒータ、ハンドルヒータを使って適当に快適にしています。厳密な管理はしていません。
外気温の変動にあわせて、⊿SOCは大きく変動しています。本日の外気温19℃では⊿SOC=31%で、最も良い数値となりました。外気温19℃では車内温度23℃程度とやや暑く、空調は外気導入での送風運転のみです。
外気温に対する走行距離の変動をわかりやすくするため、走行距離33.3kmを⊿SOCで割り、SOCあたりの走行距離(km/⊿SOC)を算出しました。(km/kWhと同じ意味ですね。) 本日の外気温19℃での値を100%として基準としグラフ化しました。
これを見る限り、走行距離が最も良好なのはやはり空調が不要で電池のパフォーマンスも出る外気温20℃程度のようです。外気温10℃程度では2割の悪化です。EVでは外気温による走行距離変化が大きいことが改めてわかりました。
これからだんだん暖かくなってきますので、電池のパフォーマンスは上がってくると思います。反面、冷房使用の機会も増えてくると思いますので、どの辺の外気温がベストなのか、見ていきたいと思います。
Posted at 2019/03/21 18:28:00 | |
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