
先日、RAV4 Primeが発表されました。
Prius Primeと比べ、EV性能にも磨きが掛かって、HV車とはさらに差別化が図られているようです。
電池も車内スペースを侵さないよう床下配置となるなど構造面での改善も図られているようで正常に進化しています。
でも電池容量ついて、なぜか公表されていません。
そこで、電池がどんな感じなのか、試算してみようと思います。
仕様:
<RAV4 prime>
EV最高出力 225kW(※公表されている最高出力=EV最高出力と推定。)
航続距離 39mile(EPA)
<Prius prime>
EV最高出力 68.4kW(※電池温度30℃、SOC>50%時の最大出力。計測値。)
航続距離 25mile(EPA)
電池容量 8.8kWh
RAV4とPriusの電費の差異が不明なので、HV車の燃費の差異と同割合であるとして、算出します。
RAV4 HV車燃費 25.2km/l(JC08)
Prius HV車燃費 37.2km/l(JC08)
RAV4の電費はPriusの67.7%と仮定。
以上から、RAV4 Primeの電池容量を出してみます。
8.8kWh×39mile/25mile/0.677=20.27kWh
搭載電池容量は・・20kWhと推測。
結構大きな電池を積んでいます。
トヨタは新型電池を搭載しているといっていますので、セルも新開発なのだと思います。
単位容量あたりの最大出力を計算してみます。
まずPrius Primsですが、68.4kW/8.8kWh=7.8kW/kWh
RAV4 Primeでは、225kW/20kWh=11.3kW/kWh
RAV4 Primeは、Prius比で、おおよそ1.5倍の出力密度となっています。
Yarisの電池も出力密度を向上させているようですので、同様の改良がなされているのかなと思います。
さて真相はいかに。。。
Posted at 2019/11/29 22:24:10 | |
トラックバック(0) | クルマ