
レクサス初EV UX300eの暖房システムですが、どうやらヒートポンプ式ではないようです。「電気式水加熱ヒータ」と記述あり。
https://lexus.jp/models/ux300e/features/connected_comfort/?index_data=1
取説を確認してみました。
UX300e取説に、「ヒートポンプ」の文言はありませんでした。
https://manual.lexus.jp/pdf/ux/UX300e_OM_JP_M76423_1_2102.pdf
なおプリウスPHVの取説には、ヒートポンプについての説明(低温時や除霜時に暖房能力低下する点)の記述があります。
https://toyota.jp/pages/contents/ownersmanual/pdf/priusphv/priusphv_202009.pdf
なんでヒートポンプを採用しなかったのでしょうか??
・極低温時の暖房能力確保のため?
プリウスPHVではEVモード時はヒートポンプ暖房ですが、外気温が約-10℃以下でエンジンが始動し排熱暖房が動作します。
純EVの場合は極低温時の暖房は課題ですが、レクサスだけに極低温時の暖房能力低下を回避したかったのか?
・電池冷却系との取り合いのため?
UX300eには駆動用電池冷却用に専用冷却器が搭載されており強制空冷される構成と思われますが、車室内暖房と電池冷却機能を独立させ両立させるためでしょうか?
https://minkara.carview.co.jp/userid/3057595/blog/43513909/
理由がはっきりとしませんが、極低温時はともかく、外気温0℃以上ではヒートポンプは十分に実用的で、冬期のEV航続距離の確保に大きく寄与する装備ですので、ちょっと旧式の響きのある電気式水加熱ヒータで暖房とはちょっと残念。
Posted at 2021/03/05 21:50:45 | |
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