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おっさんくんのブログ一覧

2021年03月28日 イイね!

MX-30 EV 試乗!

MX-30 EV 試乗!先月、県内に2台しかないMX-30 EVが近所のディーラーにあったので、見に行きました。

まずはエンジンルーム。あちこちに情報がでているので知ってはいたが、実際に見るとほんとにスカスカ。セールス氏によれば、右半分には、今後出るレンジエクステンダー車のエンジンが収まるらしい。



試乗です。街乗りですが、プリウスPHVと比較しながら印象をまとめます。

アクセルは軽い感じ。ちょっと足を乗せるとクルマがぐっと前にでた。
アクセル早開きセッティングのエンジン車に似た感じに思えた。走り出しだけ非線形な感じで、プリウスPHVよりも小さなペダルストロークでポンとトルクがでる。ちょっと慣れればスムーズに発進可能になる。

発進~低速走行時は、路面から伝わるゴロゴロ感がやや大きい感じ。プリウスPHVより大きめ。タイヤ銘柄や空気圧の関係とかもあるとおもうが・・。
ただ、静粛性の全体的な印象は、プリウスPHVよりやや静かかなという感じ。

マンホール乗り越えなど凸凹の通過時の車体のフラット感はプリウスPHVの方が上。
MX-30 EVでは車高が高いからか、プリウスPHVよりも揺すられる感じであった。
衝撃の角の取れ方もちょっと堅さが残る感じであり、乗り心地はプリウスPHVの方が好印象。

アクセルを深く素早く踏み込み。中間加速。
リーフほどのダイレクト感はないが、適度な遅延を伴ってトルクはリニアに出る。
プリウスPHVよりやや遅延は小さい感じ。マツダはエンジン車の曖昧な感じをあえて残したというが、確かに走行中にアクセルをぽんぽんオンオフさせたときの急峻な操作には出力トルクはあまり応答しないなど遅延処理はなされてはいるが、アクセル踏み込みに対するトルクの出方には十分にEV感がある。

なお、加減速時には人工音が車内に鳴る。通常のEVのモータ音よりもやや低い音色の電車の加速時ような音に排気音が混ざったような音。この人工音は任意にオフにできないらしく、常に鳴っている。車速に応じた周波数、アクセル踏み込み量?モータトルク?に比例した大きさの音に調整されていて、違和感はそれほど感じなかったが、個人的には必然的に発生する音を聞く方がよく、こういう演出は不要かな。

ブレーキのフィーリングは自然で、停止間際も微速調整時も違和感なし。プリウスPHVより良く出来ている。
パワーメータの回生側のゲージには、回生制限のレベルが表示される。試乗時は満充電近くで気温が低かったこともあり、最大回生パワーの半分くらいの回生制限が掛かった状態であった。

走行可能距離は、満充電→SOC20%くらいの運用で考えると、冬だと空調ありで150km行くかどうかのレベルと推測。やはりもうちょっと電池容量が欲しい。
セールス氏によれば、ディーラーには普通充電設備のみあり、急速充電設備を設けるつもりはないらしい。エンジンルームの感じを見てもレンジエクステンダー搭載車が本命なのかも。

後席の足元の床面は結構高めで、座ると膝がかなり持ち上がる。
床下に電池が配置されるEVは、その分床面が高くなりがちで、後席は座面高さ不足で足先が前席下に入らない窮屈な設計になっているものも多いが、これはもうちょっと改善してほしいと思いました。

マツダがこだわる人馬一体感を織り込んだ e-GVCなる車両運動制御を備えているようなのですが、街乗り試乗では普通のEVとの違いがわかりませんでした。
一日乗れる1dayモニター試乗があるそうなので、それであちこち乗り回さないとわからんかもしれません。
Posted at 2021/03/28 17:51:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2021年03月26日 イイね!

新型ノートe-POWER試乗!

新型ノートe-POWER試乗!年始早々に、新型ノートe-POWERに試乗しました。

e-POWERですが、ホンダのe:HEVと比較されることがあります。両者シリーズハイブリッドで、エンジン直結機構の有無など差異はあるもののシステム構成は類似です。
しかしe-POWERはe:HEVの約2倍の大容量電池を搭載している点と、その背景にある設計思想が全く異なる点で別物と思います。

通常、パワートレイン設計者は最小限の電池で最大の効率を出そうという発想をする筈で、THSも20年にわたってそうやって進化してきていますし、e:HEVも製品をみる限り、そのような設計思想に思われます。

しかしe-POWERは、とにかくEV的なフィーリングを出すことだけに特化して設計されていて、回生協調ブレーキもエンジン直結機構も省略し、その分のコストを燃費効率にさほど寄与しない電池の大容量化に当てています。

ごく普通の大衆車のパワートレインにこのような設計思想を適用するには、社内でもいろいろ葛藤があったのではないかと想像します。
しかし大容量電池のおかげで、大電力を遅延無くモータへ供給できることになり、他のHVではもたつく挙動になりがちな中間加速時も、アクセル操作に応じた十分な駆動力が即得られるまさにEV的なフィーリングを実現しています。

先代e-POWER登場時は、どんな乗り味なのか興味津々で早速試乗&レンタカーで一日乗り回して軽く感動した記憶があります。
今回、第二世代e-POWERということで、どう進化したのか体感すべく試乗したので、運転した感覚をまとめます。さらにいつも通りプリウスPHVとも比較します。

試乗時、外気は6℃。パワートレインの素性を知るため、エアコンはオフにしました。セールス氏によると、暖房かけるとエンジン掛かりがちになるそう。まあ原理上、仕方ないです。

ECOモードを選択。
最初の走り出しの印象。ブレーキホールドの解除はスムーズで、アクセルオン時にブレーキが残って後ろに引っ張られる感じはなく良好。
走りはじめはプリウスPHVよりやや軽い感じで軽やかな感覚があり好印象。

段差通過時の感覚からは車体のがっしり感は伝わってくる。
プリウスPHVと比べるとサスは堅め。堅いと言っても突き上げ感があるわけでなく、登山靴を履いているような、がっしりした感じでタイヤの存在感がある。
凸凹通過時の乗り心地はプリウスPHVの方がソフトでフラットな感じ。

ロードノイズは大きくも無く特筆して静かというわけでもなかった。
プリウスPHVとあまり変わらない感じだった。

エンジン音は、停車状態でのアイドリング時は、プリウスPHVのエンジン稼働時と同じくらいでそれなりにエンジン音は透過してくる。
しかし走行中(街乗り速度で巡航中)は、エンジン音はほぼ透過してこないのでエンジンが動作しているのかどうかわからない感じであった。プリウスのHVモードよりもエンジン音は静かで回転数も低く保たれているのかエンジンの存在感は全くない。先代とは大きく改善された。

素早いアクセル踏み込みに対するトルク応答は、プリウスPHVのEVモードよりも俊敏。アクセル操作に対するトルク出力の遅延はあまり付けていない感じ。リーフ含め日産風の味付けに思った。

アクセルオフでの力行→回生の入り方はスムーズであるが、回生減速中にアクセル踏み込んだときの回生→力行のトルク遷移がやや急峻で、横のセールス氏の頭が前後に揺すられていた。同乗者がいるとアクセル操作に気を遣うかも。

中間加速でアクセルをぐっと踏み込むとそれなりにエンジン音がする。なるべくエンジン回転数を抑える制御なのか、アクセルを踏み込んでからエンジン回転が上がるまでにタイムラグがある感じで、この間、出力トルクの立ち上がりのもたつきを感じた。
先代ノートe-POWERのほうが、中間加速時のトルク立ち上がりの反応はよかった気がする。
静粛性を優先する制御のためかエンジン稼働が抑えられた結果、充電機会が少なくなり、街乗り試乗の範囲では電池の充電量はモニタ上は半分に維持されたままであった。先代e-POWERでは加速時の放電に備え、頻繁にエンジンが回っていて電池はいつも満充電近くに制御されていたと思う。
今回の中間加速では、電池の充電量が低く、外気温も低いので、電池の最大出力電流が抑制されていたのかも知れない。

ということで、静粛性はかなり上がったが、ちょっと元気さが無くなったような印象。
エンジン稼働率を下げつつ電池の充電量を先代のように高く維持するには、エンジン出力と発電機出力を大きくする必要があると思うので、この辺は悩ましいところかも知れない。

ブレーキに関して。
停止中にブレーキペダルをやや深めに踏み込むとエンジンが数秒稼働してすぐ停止。負圧サーボのようで、今回も回生協調ブレーキでは無い様子。
停止間際の回生ブレーキ特性は変更されており、アクセルオフすると、歩く速度くらいまで回生ブレーキが掛かるが、完全停止まではいかず極低速域はクリープとなる。
まあ普通な感じで扱いやすくはなったので、万人受けはするとおもうが、個人的には先代の完全停止までの回生ブレーキが楽しかったので、この機能がなくなったのは残念。

結論;
第二世代e-POWERは静粛性など洗練されたが、運転の楽しさはメリハリのあった先代e-POWERかな。
でも第二世代では4WDモデルが出たようで、これはまた違う感じなのかもしれません。
Posted at 2021/03/26 22:02:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年03月05日 イイね!

UX300eの暖房システムを少し考察

UX300eの暖房システムを少し考察レクサス初EV UX300eの暖房システムですが、どうやらヒートポンプ式ではないようです。「電気式水加熱ヒータ」と記述あり。
https://lexus.jp/models/ux300e/features/connected_comfort/?index_data=1

取説を確認してみました。
UX300e取説に、「ヒートポンプ」の文言はありませんでした。
https://manual.lexus.jp/pdf/ux/UX300e_OM_JP_M76423_1_2102.pdf







なおプリウスPHVの取説には、ヒートポンプについての説明(低温時や除霜時に暖房能力低下する点)の記述があります。
https://toyota.jp/pages/contents/ownersmanual/pdf/priusphv/priusphv_202009.pdf







なんでヒートポンプを採用しなかったのでしょうか??

・極低温時の暖房能力確保のため?
プリウスPHVではEVモード時はヒートポンプ暖房ですが、外気温が約-10℃以下でエンジンが始動し排熱暖房が動作します。
純EVの場合は極低温時の暖房は課題ですが、レクサスだけに極低温時の暖房能力低下を回避したかったのか?

・電池冷却系との取り合いのため?
UX300eには駆動用電池冷却用に専用冷却器が搭載されており強制空冷される構成と思われますが、車室内暖房と電池冷却機能を独立させ両立させるためでしょうか?
https://minkara.carview.co.jp/userid/3057595/blog/43513909/

理由がはっきりとしませんが、極低温時はともかく、外気温0℃以上ではヒートポンプは十分に実用的で、冬期のEV航続距離の確保に大きく寄与する装備ですので、ちょっと旧式の響きのある電気式水加熱ヒータで暖房とはちょっと残念。
Posted at 2021/03/05 21:50:45 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ

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