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おっさんくんのブログ一覧

2022年11月27日 イイね!

PHEVのEV航続距離はいくら必要?

PHEVのEV航続距離はいくら必要?新型プリウスPHEVのEV航続距離はまだ明らかではないですが、現行の1.5倍以上らしいので、現行PHV(15インチ車)のWLTC値60kmから単純計算すると90km以上ということになります。空調つけての都市内走行ではこれの0.75掛けくらいなので、実走行68kmといったところでしょうか。
現行PHVでは実走行45kmほどなので、+20kmほど伸びる感じです。



私の使い方では、年に数回の長距離運用を除いた日常使いはほぼEVでまかなえていて、EV走行率は90%程度になっています。ほぼEVで運用できているのだから、理屈では現状の電池容量でちょうど良いということになりますが、行先によっては微妙にEV航続距離が不足してエンジンがかかることもあり、もうすこし電池容量があればいいなあというケースもあります。年に数回の数百キロの長距離運用では最初からHV運用を想定しているので何とも感じませんが、日常使いでEV航続距離が足りないという場面ではもう少し電池容量があればなあ、と感じるのです。感覚的にはこんな感じで理屈だけではないですね。したがって+20km航続距離が伸びるというのは、それなりに魅力的に感じます。でもおそらく、+20km伸びてもそのうちそれに慣れてきて、微妙に電池容量が足りなくなる場所へ行ったときにエンジンがかかると、もう少し電池が欲しいな。。という感じになりそうにも思います。
PHEVの電池容量は感覚的には大きいほどうれしいですが、9割EVでカバーできている現状から電池容量をさらに増やすということは、容量を使い切らないケースも出てくるので、無駄な電池を搭載しているとも言えます。PHEVのEV航続距離は一体いくらあればよいのか、難しいですね。



最近の各社PHEVのEV航続距離をざっくり調べてみると、現状52系PHVのEV航続距離60km(WLTC)という数字は、他社(ほとんど海外ですが)普及帯のPHEVと比べてまださほど見劣りはしていないようですが、高価格帯のクルマを中心に80km~100kmがトレンドになってきている感じはします。
それにしてもいろんなPHEVが出てきています。SPECがとんがっていた2台をメモ。

■メルセデスベンツ GLC 400 e
電池容量 31.2kWh
EV航続距離 130km(WLTP)








荷室スペースをちょっと犠牲にしながら一部のEVを超える大容量電池を搭載。これはPHEVなのか?レンジエクステンダーEVなのか?境目が分からなくなってきています。
出典:
https://response.jp/article/2022/09/09/361560.html
https://www.fiches-auto.fr/fiches-techniques/hybrides/f-236-mercedes-glc-400e-381-ch.php


■メルセデスAMG GT63 S E Performance
電池容量 6.1kWh
EV航続距離 12km(WLTP)
電池出力 70kW(連続) 150kW(10秒間だけ)
0-100km/h 2.9秒









出典:
https://response.jp/article/2022/04/23/356568.html
https://motor-fan.jp/tech/article/3322/

小さい電池ながら出力密度が大きい設計です。HV用の電池に近い感じです。
電池ユニットは小さいですが、液冷式で凝った作りです。
他のPHEVとは異なり、外部充電エネルギーを瞬発力に使う設計のクルマです。EV航続距離はおまけみたいなもののようです。
Posted at 2022/11/27 22:13:01 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ
2022年11月07日 イイね!

メルセデスベンツ 新型EV EQS450+試乗!

メルセデスベンツ 新型EV EQS450+試乗!EV LIFE KOBE 2022でメルセデスベンツEQS450+に試乗しました。
参考:https://minkara.carview.co.jp/userid/3057595/blog/46515109/

EV専用プラットフォーム適用の新型。
EV航続距離700km、電池容量107.8kWh、後輪駆動・最大出力245kW、車重2480kg。
価格は1700万円!



神戸市街を15分ほど走行。以下インプレッションです。

システムオンにして走り出し。
走行モードは選択せず。そのままデフォルトで走行。
デフォルトではコンフォートモードになるようです。

低速でのハンドル操作はやや重くしっかり感がある。
アクセルは剛性感のあるがっちりしたやや重い踏み心地。
アクセル開度に対するトルクの出方はリニア。ゆっくりアクセルを開けるとスッとトルクが立ち上がる。やや早く踏み込むと一瞬の間(0.5秒くらいの遅延)ののち、トルクがスッと立ち上がる。

アクセルを踏み増し。踏んだ分だけトルクが増加するが、素早く踏むとトルク立ち上がりまでに遅延は感じる。
アクセルは半分くらいまでしか踏んでいないが、この範囲ではアクセル開度に対する加速度の大きさや出方はプリウスPHVと似た感じで違和感なく、パワー感を強調することもなく、しっとり走れる味付けがデフォルトのようです。
ちょっと強めに加速すると、ウオーンという感じの人工サウンドが聞こえてくるが音は小さくあまり気にならず。
0-100kmは6.2秒とそこまで速いわけではなく、ゆったり走るクルマのようです。

デフォルトではアクセルオフでの回生も弱く、ほぼ惰性走行の感じ。
パドルで強い回生も選択してみたが、アクセルオフ後、1~2秒のジャークをもって結構強い回生がかかる。ちょっと強すぎるし、アクセルオフ後の回生立ち上がりまでの遅延もやや多い感覚があった。
総じて、アクセル操作に敏感にトルクは追従させず、ゆったりした運転感覚を狙っているように感じる。
同乗者が酔いそうなので通常回生に戻した。

ブレーキペダルはややストロークが大きく、剛性感はあまり感じなかった。プリウスPHVと同じ感覚でブレーキを踏むとやや制動力不足で、もう少し奥まで踏み込む必要がある。何度かやっていると慣れるが、もう少しストロークは短くした方が良いと思う。
ブレーキ力自体はストロークに対してリニアで、停止間際の回生・メカブレーキ協調もまったく気づかない感じでスムーズ。停止まで変な挙動はなく、狙った位置にふわっと停められる。

信号停止中、普通にブレーキを踏んだ状態ではブレーキホールドは効かない。ブレーキを離すとクリープが発生する。ブレーキを強く踏み込むと効くのかな?設定で変えられるのかもしれないが、設計者はこの設定がベストと選択したのだろう。



ステアリングの重さは速度を上げても同じ感じでやや重くしっかり感あり。
操作に対する車両の反応はゆったり。直進性は普通で違和感なし。
カーブでは一発目の操舵では不足でちょっと修正舵が必要になるように感じた。慣れの問題とおもうが。大容量電池による低重心はあまり感じず。
4輪操舵は、普通の道路を走っている限りは意識できなかった。ただ、路地の狭い道をハンドルを大きく切って直角に左折するとき、リアがぐっと動いて後輪側が操舵された感覚があった。

乗り心地はエアサスでソフト。ロードノイズもよく抑えられえていて快適。
路面の凸凹部分では床下でタイヤが跳ねているような感じはあるが、足回りと車体との間にさらにクッションが入っているような、電池を敷き詰めた分厚いフロアの向こう側でタイヤが跳ねているような、跳ねているタイヤを遠くに感じるような。
車体はフラットで車内にぶるぶるが伝わるようなことはない。
低重心で路面に吸い付くとか、路面状態が分かりやすいとか、そういう感じはしない。

車内は遮音が効いていて静かであるが、すぐに慣れてしまう。一旦慣れてしまうと、それなりにロードノイズは聞こえるし、横にトラックが並ぶとエンジン音がうるさいなと感じる。静粛性というのは難しい。多分相当静粛性にはコストをかけているのだろうけど、人の慣れがある限り、どれだけやってもキリがないのかも。

車内は運転している限りはクルマの大きさをあまり感じず。
外から見るほど広い感じはない。頭上もやや低い感じ。
屋根はグラスルーフであるが、運転手からすると頭の後ろにあたるので見えないし恩恵はない。ただし後席からの解放感はさすがに良い。
運転席から助手席まで巨大なディスプレイで先進的。アンビエントライトなど凝っていて、夜乗ったらきれいだろうなぁ。
空調の操作もタッチパネルなのはプリウスPHVも同じだが、運転中操作しづらく好ましくない。ファンスピードと温度調整はダイヤル式が一番良い。



メルセデスベンツが考える最新の最高級EVがどんなものか興味があったが、走りに関しては、パワーやトルクを強調したいかにもEV!というような味付けではなく、あくまでスムーズな走りに徹するような保守的なものに感じた。
その反面、内装にはいろんな工夫を詰め込み、次世代のクルマのイメージを何とか形にしたような斬新なものでした。

なお前後にモータを搭載したハイパワーのメルセデスAMG EQS 53 4MATIC+というモデルもあるようなので、こちらの走りはとがっているのかも。
Posted at 2022/11/07 20:42:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2022年11月05日 イイね!

EV LIFE KOBE 2022に行ってきた。

EV LIFE KOBE 2022に行ってきた。神戸でEV LIFE KOBE 2022というイベントがありました。
サイト:
https://carsmeet.jp/evlifekobe2022/

旧居留地の一帯の道路を歩行者天国化の上、国内外各社のEV、PHEV 総勢21台が展示されている大規模なものでした。

ほとんどのクルマは乗車もできました。
雰囲気を味わうとともに個人的に気になる後席座面高さについてメジャーで測定。
数値は、床面(フロアマット表面)からシート前端の一番高いところまでの概略高さ。(多少誤差あり。)

ルノー アルカナ E-TECHハイブリッド
唯一プラグインではない展示車両。欧州メーカでは珍しいフルハイブリッド車。トヨタが最近燃費性能競争への意欲を失ってきた?中、こちらは燃費性能を売りにしていて興味深いクルマです。
後席座面高さ:350mm 後席つま先は通常の内燃車と同じく前席下に入る。
床下に電池を搭載しているわけではないので、標準的な構造と思います。


AUDI e-tron GT
スタイルは好みです。
内装はインパネに本物の木がふんだんに使われていて質感が高かったです。
後席座面高さ:370mm 後席つま先はスロープになっていて狭い。
セダンタイプの形状ながら後席座面高さをなんとか確保していて良い。


AUDI Q4 スポーツバッグ e-tron
内装はちょっと樹脂感多め。
後席座面高さ:330mm 後席つま先は前席下に十分入る。まあ合格。


テスラ モデルY
内装はほんとうにシンプル。グラスルーフで解放感が一番良かった。
後席座面高さ:380mm 後席つま先は前席下に十分入る。かなり広い。
座面高さは十分。後席足元回りの広さは一番良かった。


ジャガー iペイス
今となっては少し古い設計のEVになるのかな。
後席座面高さ:350mm 後席つま先はまあまあ。

BMW iX3
ちょっとエンジン車を意識しているような外観と内装。
後席座面高さ:370mm 後席つま先は普通。


BMW iX xDrive40
エンジン車を忘れて一から創ったEVか。外観もさることながら、内装も斬新。
後席座面高さ:360mm 後席つま先は普通。


ベントレー ベンテイガ ハイブリッド
PHEVです。EV航続距離は40kmくらい。
立派な外観に豪華な内装。天井もピラーも全部スエード生地で覆われています。
後席座面高さ:380mm 後席つま先は十分。
まあもうそういう数字がどうのこうのいう感じではないですね。豪華!


普通充電器もベントレー専用品があります。
これくらいなら買えるかも。(売ってくれないか。)


BYD SEAL
最近勢いのある中国メーカEV。セダンモデル。外観も内装も違和感はなし。
左ハンドルで車内スイッチは中国語表記。まだ日本向けではないらしい。
グラスルーフで解放感満点。
後席座面高さ:350mm 後席つま先は普通。


BYD DOLPHIN
コンパクトEV。
外観は・・好みによるか。内装は・・ 個人的にはちょっとあかんかな。色使いとか質感とか形状とかに違和感。落ち着かんというか。
後席座面高さ:320mm 後席つま先は狭い。小型車ではこの辺にしわ寄せがくる様子。



BYD ATTO3
ミドルサイズSUV。これを筆頭に日本市場に参入のよう。
外観は普通にクセもない感じ。内装は・・ こちらも個人的にはちょっとあかんかな。色使いとか質感とか形状とかに違和感。落ち着かん。おもちゃっぽい印象もあり。
後席座面高さ:350mm 後席つま先は普通。


プジョー e-208 GT
ドアもロックされていて外を見るだけ。
208は街中でたまに遭遇します。EVモデルではないかもしれないが。。


マクラーレン アルトゥーラ
PHEV。EV航続距離31kmくらい。
ロープで囲ってあって外から見るだけ。


メルセデスAMG EQS53 4MATIC+
最近登場した最新のEV専用プラットフォーム適用のEV。
顔はエンジン車のイメージと違ってちょっとソフトな感じ。
こちらもドアが閉まっていて乗れませんでした。
内装は運転席から助手席にわたって広がるディスプレイが先進的。


メルセデスベンツ EQE350+
EQSの一つ下の最新EV。
内装は助手席側のディスプレイがなくEQSを見た後だとちょっと質素に感じました。
後席座面高さ:350mm 後席つま先は普通。


ボルボ C40 リチャージ ツインモーター
内装はメルセデスのような先進感などはないが、北欧調の落ち着いた感じで良い。
後席座面高さ:350mm 後席つま先は普通。
ボルボ XC40 リチャージ ツインモーターもいました。


日産サクラ
サクラもおりました。
以前試乗しましたが、軽自動車とは思えない良いクルマです。


トヨタ bZ4X
トヨタ初の量産EV。
内装はトヨタ車標準設計という感じで先進感などはなし。ややごちゃごちゃ感あり。メーターは小さく位置が悪く見づらい。
後席座面高さ:300mm 後席つま先は狭い。後席座面高さは展示車中最も低い。さすがに測らなくても低いなと感じる。セダンタイプの他車でも頑張っている中、もうちょっと頑張らなあきまへんよ。


レクサス RZ450e
レクサス初のEV専用モデル。プロト車でした。
乗車はできず。内装は普通にレクサス風。
後席座面高さ:320mm 後席つま先は不明。


レクサス RX450+
PHEV。プロト車でした。
乗車はできず。内装は普通にレクサス風。
後席座面高さ:320mm 後席つま先は不明。


フォルクスワーゲン ID.4
もうすぐ日本で販売されるようです。
ドアも開けられず。見るだけ。


プリウスPHV
相棒。EV航続距離は60km。ベントレーに勝てました!
後席座面高さ:360mm 後席つま先は前席下に十分入る。この辺は標準プリウスと同じ。


最新EVを一気に見られて楽しかったです。
なお、以下の車種の試乗車も用意されていて、先着順で申し込むことで乗れました。


レクサス NX450h+ Fスポーツ
日産 サクラ
トヨタ bZ4X
BMW i4 M40
BYD ATTO3
メルセデスベンツ EQS450+
プジョー 3008GT ハイブリッド4
ボルボ C40 リチャージ・ツインモーター


選んだ一台!

Posted at 2022/11/05 23:30:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2022年11月02日 イイね!

新型プリウスPHV 仕様比較。

新型プリウスPHV 仕様比較。新型プリウスPHVが2023年3月に出るようです。
真偽は不明ながら、以下に仕様数値がでていました。
https://creative311.com/?p=148470
ディーラーに情報が来ているのでしょうかね。

現行と、新型の主要仕様を比較してみました。



EVとしての性能を見ると、
パワーは1.1~1.2倍程度(電池出力によるが。。)
EV走行距離は1.25倍

・・・ちょっと中途半端な印象ですかね。

エンジンパワーアップの代償なのか、HV燃費は大幅悪化のようです。
うーん。。。
Posted at 2022/11/02 22:33:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ

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