
52PHVと新型61PHEVのEVモードの電費性能を比べます。
まずは52PHV。
改めて見ると、電池パックは存在感あります。
新型61PHEV。
電池パックは容量増にもかかわらず、コンパクトになりました。
さて、カタログからWLTC電費をピックアップして表にして比較します。
61PHEVの19インチ車はやはり、電費は悪いですね。
52PHV(15インチ車)の20%ダウンです。
一方、61PHEV(17インチ車)は、52PHV(15インチ車)となかなかいい勝負です。
全体的には61PHEV(17インチ車)の電費は、52PHV(15インチ車)の4%ダウン。
高速道路モードでの電費に限ってみると、同7%ダウン。
高速での電費悪化はデザイン重視のボディーCD値の影響もあるのかも。
一充電消費電力量も比較します。
52PHVの6.42kWhと比べて、61PHEVは11.63kWhであり、1.8倍になっています。
EVモードで使える電力量が61PHEVは52PHVの1.8倍になっているということです。
電池公称容量に対する一充電消費電力量の割合を出してみると以下の通り。
52PHV: 6.42kWh/8.8kWh=73%、
61PHEV: 11.63kWh/13.6kWh=86%
61PHEVでは、52PHVよりもEVモードで使える電池のSOC範囲を拡大しているようです。
これが事前の予想値(~90km)を上回るEV航続距離(~105km)を実現した要因のようです。
Posted at 2023/03/04 21:57:31 | |
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