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　エンジンブロックはリコンディショニング済みで綺麗です。　購入した新品の0.030のピストンに合わせ、ボーリング&ホーニングしたブロックに、ピストンリングを調整していきます。　各シリンダーに合ったピストンで1インチ～1.5インチの所に押し込み、ギャップ？（リングのクリアランス）を調整します。




　リングを各ピストンに振り分け（それぞれに合うように見ながら振り分け）


　各シリンダーに合ったピストンで1インチ～1.5インチの所に押し込みます。


　シックネスゲージ（厚みを計る）を使って規定の値まで削りながら合わせていきます。


　ギャップエンド（リングのクリアランス）をピストンのメーカー規定値まで調整します。

Ring end Gap
1) Top: 0.013 - 0.023" (0.3 - 0.58mm)
2) 2nd: 0.013 - 0.023" (0.3 - 0.58mm)
3) Oil Control: 0.015 - 0.065" (0.38 - 1.65mm)
　全て少し削りながらの調整になる感じですね。
　
　ピストンは材質などで膨張率が違いますので、ピストンメーカーの値にします。
　（オリジナルでは鍛造ピストンを使っていますので値が変わってきます）
　　鍛造ピストンでは膨張率が大きく、ボーリング時も値が変わるらしいです。
　扱いでも暖気など色々と注意が必要？他にも色々と大変そうなので・・・・。
　ストリート使用にはこの鋳造ピストンがマシンショップのお勧めとのことで！！
　（キースブラック）これにしました。（このピストンでも500HPまではOKらしい）
　（カムも新しく、ブレークインもこれからありますので・・・）
　GMオリジナルのForgedピストンとSBCエンジン（3782870）との相性は余り良くなく、
　使うのなら非常に高い精度のシリンダー加工（スリーブ入れて？）とピストンの精度が必要で、
　この合せをしっかりやらないと焼きついたり、シリンダーに傷が付いたり、偏磨耗を起こすそうです。
　（前にロングブロックでの購入のエンジンがシリンダーがテーパー状（下に行くほど広い）に
　　削れていたのはそれが原因だったのでしょうかね？）