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　私のC1（J59S100755）をUSにレストアに出しましたが、1年経っても作業が進まない、工場替えるもその工場が閉鎖、ロックアウトされ、デポジット、車両が帰ってこずＵＳで訴訟、更に日本の国際弁護士を使いましたが・・・（10年以上）。　
　　その後20年以上、喉に骨が引っかかったような気持ち？負けた気持ち？でもあったので、　再チャレンジするか？　と、当時何年かポルシェ944のパーツでお世話になってるＵＳ在住のパーツ商の方に相談し、引き受けてもらう事に・・・。　年月が過ぎるとC2の方が好みになっていたのもあり、327ciﾊｲｶﾑ仕様のC2を狙う事に。
　　写真は私の65'C2の327/L79エンジンです。

　購入に関してはC2プロジェクト＃２（購入経緯）～以前のブログを見てもらう事にして、以前体感した327/L79orL76のエンジンの車が欲しかったという事ですかね。
　　
　　憧れの車で（1959 Chevrolet Corvette Italia by Scaglietti　と　Bizzarrini GT 5300 Stradaをあげましたが、ここ10年位い前からは327ciエンジンの5300GTに夢中です。　・・・買えないなぁ。　家とC2売って、全財産叩いたら買えるかもですが、楽しめないですね。　ミウラや2000GT買うなら5300GT買います。　（327エンジンですので維持は楽そうです。このエンジンなので人気が無いのかも）
　　数年前はまだ目標に出来ましたが、今年のオークション落札で前年の2倍近くになってた。





（参考として）　・・・・ビッザリーニ5300GTは、ジオット・ビッザリーニ（元フェラーリエンジニア？）がイソ（Iso）社と組んでシャシーを開発し、ベルトーネのジウジアーロのデザインのボディを被せた車、リヴォルタ・グリフォ（Rivolta Grifo ）＝　ロードバージョンの「グリフォA3/L」それのレース用？コンペティションモデルとして「グリフォA3/C」を22台生産後、Isoとは別にBizzarrini 5300 GT Stradaとして販売（65'当時$10500）した車の事。　


　　「グリフォA3/L」

　　「グリフォA3/C」　・・・22台のみ　その後、Bizzalini5300GTとして別に販売


　当時の広告かな？　コルベットエンジンで365HP・・・って事はソリッドリフターのL76ですね。
　（私のとはカムとリフターが違うくらいです<ﾌﾟｯｼｭロッドもかな？>）
　<注>ここでもシボレーエンジンって書かないんです。　コルベットエンジンだと。
　　　（ノバなんかも327/L79あるのに）


　　5300GTのエンジン　（327/365HP）


　　私のC2エンジン　　（327/350HP）
　

　　今のC2と5300GTが欲しい・・・。　

　　その前に車を弄る広い空間が欲しいけど・・・家のリフォームという現実があったりする。
　家の買い替えするか、リフォームするか、家と別に安い土地に車庫建てるか？
　車趣味をやめるのが一番幸せになれるのかも。。。
　

　コルベットに乗っていいるとアメ車好きに思われますが、特別そんな事はありません。　数日前の「C1購入のいきさつ」で書いてある通り、356S90ｶﾌﾞﾘｵﾚを買いに行って59'のC1を買ってしまいましたが、　買ってしまった言い訳は　60年代のレースカーが好きでして、60'のルマン走ってた車を所有って興奮があったかと。（市販に近い形だったのが一番の理由かも・・・ポルシェなどは550形でレースカーでしたので）　　356買っていたら人生違っていたかな。
　　写真は60'ルマン参加のC1


　「1960 24hrs of Le Mans Corvette Documentary 」
　　市販の車でも「RPO 684 heavy-duty brakes/suspension 」のオプションで、
　大型ブレーキ+冷却（グリルの左右の穴）が追加できたり（通常穴がない）、サスペンション強化
　（ステアリングもだったと思います）できたのです。　・・・下の写真が装着車

　（PRO684装着車を下から・・・この車はトルクパイプ？左右のマフラーつなげる改造していますね）　　

　　よく、自動車評論家が旧車の試乗？インプレ？とかで、当時のオプションやスペックも知らず、その車の状態も判らずにに**年式***（例｝59年式コルベット）って大まかな括りで感想を言いますが、無責任だと思うのですがねぇ・・・。　
　

　写真があまりないので90’パームスプリングスは最終です。　芝生の広場に多くの車が展示され、夕方～オークションが開催されます。　アメリカらしく？ｵｰﾊﾞｰﾚｽﾄﾚｰｼｮﾝな車も多かったですね。　時間がいくらあっても足りません。　


　　さて写真のやりすぎなエンジンはランボの何のでしょう。



　　展示はこんな感じです。非常に車がいい状態に見えます。



　日が暮れると移動してオークションに行ったりと。。。



　GTA



　マングスタ

　で、先ほどのエンジンは3500GTのでした。


　　
　　オークション会場では日本からの買い付けっぽい人が数人来られてた？ようでした。
　価格表示が、ドル・円・ポンドで、円の強さ！？　凄かったですね。
　（それでも当時の為替は1ドル130円くらい？）
　この3500GTも日本にきてるような・・・・。


　　メインのホテル（ヒルトンかな？）のロビーには本物のGT40が飾られてます。
　ちなみに写真は全て「写ルンです+フラッシュ」でして、
　他の写真はこんな感じにNGになってしまっています。
　　（唯一の自分の写真も誰かわかりません）

　90’のパームスプリングスでのカーイベントでは、サーキット走行もあって、大丈夫か？ってお爺ちゃんがぶっ飛ばして走っていました。　車社会の歴史の違いを色々見せ付けられた気もしましたよ。
町のホテル裏にサーキットを作ってしまうんです。　　ホテルの駐車場や周りの道路はパドックにもなり、一般の人との隔たりも無く、自由に見学できます。



　パームスプリングスの町


　上の写真はこの山の上からの撮影でした（ゴンドラで上がれる）
　この山でのお土産はポップコーンロックでした。（酢に浸けるとポップコーンのように泡が出る？）

　では、パドック？の模様　（ホテル周囲の道路）



　コルベット65’


　ポルシェ935


　シェルビー350GT


　427　COBRA


　289　COBRA


　サーキットは公道を区切ってるようです。
　各クラスに分かれて走行。　　超本気で走ってる人も、流してる人も・・・・。


　周回コースで、内側へは歩道橋で行けます。

　歩道橋から撮影・・・・このクラスだと356が速い！　
　どうも駆動のリアに荷重があってトラクションがかかる為らしいです。　
　（当時から言われていますね）　ドライバーの老人も上手いです。


　この白いコブラは日系の方だったような・・・普段はハードトップつけて参戦してたと思うのですが、
　違うかな？　


　サーキット内側の様子、飲食屋、パーツ屋、レプリカ屋などあったと思います。


　このデイトナクーペはたぶんコンテンポラリー社のレプリカ。
　写真をクリックして拡大すると・・・・後ろにフェラーリの250GTｶﾘﾌｫﾙﾆｱｽﾊﾟｲﾀﾞｰが見えますが、
　それもレプリカで「マグナム社」　映画「フェリスはある朝突然に」でも使われてたようで。

　憧れの車で、「1959 Chevrolet Corvette Italia by Scaglietti」の話をだしましたが、その時、正面にあったミウラの写真がありました。　素晴らしいですね。　私はこの色がミウラで一番好きです。　　
　ん？　・・・・　良く見るとミウラとシェルビー350GTの間の赤い車・・・・知らんかったです。　この前を何往復もしてたのに、人だかりがあったのでちゃんと見ていなかった。　24年後の後悔。。。。　何の車かわかりますかね？　この出ている部分だだけでも特徴があるのでメーカーはわかりそうです。　　憧れの車で出ていたメーカーです。



　　シェルビー邪魔だよ。


　答えはBizzarrini P538　です。

　　これもエンジンがC2、5300GTと同じｼﾎﾞﾚｰ327ciですね。　キャブはウェーバーになってます。
　たぶんボアアップして400ciくらいにはしてるのでしょうかね。　

　
　1967　Bizzarrini P538（Lamborghini ）
　このP583はﾗﾝﾎﾞﾙｷﾞｰﾆのエンジンを積んでいます。

　写真やビデオ撮りたかった。　撮れなくても直接見たかったぁ。。。。。。
　

　　ちょっと、私には気になる？　面白い点があります。　
　60年代～70年初頭くらい？　ヨーロッパのﾒｰｶｰ？ｺｰﾁﾋﾞﾙﾀﾞｰ？は安く高性能なエンジンとして
　アメリカンV8を使ったりしますが、（ﾌｫｰﾄﾞ、ｼﾎﾞﾚｰ等）車名のつけ方が面白いので。。。
　ﾋﾞｯｻﾞﾘｰﾆは別ですが、他の多くがｼﾎﾞﾚｰエンジンを使うとコルベットって名前をつけるんです。
　フォードのエンジン積んでも「powered by ford」なのに・・・。
　ルマンなどにも出ていて、名前が浸透していたから販促用に利用したんでしょうかね。

1959 Chevrolet Corvette Italia by Scaglietti
Vignale Corvette 'Kelly' 1962
前回でたリスタージャガー(57')の翌年(58')にｼﾎﾞﾚｰエンジンを積んだのですが、
リスター・コルベット（リスター・シボレー）って呼ばれていました。