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　さて、現状把握、注文も出来たとして、ウマで上げてますので、パーツの到着まで手持ちのパーツをつけちゃいます。　一番気になるのがリーフスプリングでしたので交換です。
　写真は外したものとの比較で　今までのは「エクラー」等で売っているヘビーデューティーの７枚羽（黒の方）、これはスタート時の沈み込みやコーナーで異音？（板を摩擦の大きい塗装してた）があり、羽の強さも弱く、コーナーの挙動も納得できませんでしたので・・・。　
　今回はコレクト品のオプションF40、F41用の品です。（グレー）　作りも全く違い、板1枚1枚の端が反って処理されていたり、間のブッシュ？も板の形状に合わせてる、左右のブッシュ取り付けの穴も小さいですが、精度も良く、取り付け時の調整も無しでバシっと装着できました。　気分がいい！



　左右を外し、センターのボルト4本を緩めて横から抜けとありますが、反ってますのでウマではクリアランスが足りなく抜けません。　ウマ（+金槌でテコにして押えながら）を使って危険の無いように下ろし、同様にサポートしながらセンター4本から止めます。（多少動くように軽く止め）
　（トルクは55～65Ft.LBS.・・・・何となく59にしときました）


　左右のブッシュのセットはボルトから全て交換。　ゴムのブッシュを入れるのはちょっと大変です。
ここからジャッキでストラットロッド部分を（タイヤを履いていたらタイヤを）上げて水平近くまでしてウマをかけ、リーフスプリングを上げていきます。　


　リーフスプリングを上げるのにジャッキの上にタイヤ止めを使いました。
この安物のタイヤ止めが変形してくれるのでバッチリ使えます。
上げていくと左右共、凄い精度で穴にボルトが収まります。（アメ車には珍しい？）
上の写真はジャッキアップ後に上に押えを入れ、ゴムブッシュを差し込んでいる所です。
　（7/8のレンチを使うと楽です）


　ゴムの後にﾜｯｼｬｰ？を入れ、ナットをしていきコッターピンで固定です。

　　何にもまして必要なのはアッセンブルマニュアルです。（上はコピー商品、下はオリジナル）

　コピーだと印刷が微妙な箇所がいくつもあります。
　必要なトルクやら組む図解がありますので、また、ネットで検索すると、トルクの値が違ったりも
　しますが、場所によってはそちらの方が良さそうだったりします。
　（当時とセッティングが違ったり、ネジなど最新？リコイル等、多少の違いの範囲なら自己判断で。
　旧車ですとネジが痩せていたりもしますので、なるべく交換し、トルクキープのスプレーをつけてネジ締めます。（所によってはロックタイトの緩み止め）

　壊す原因となったTMのオイル漏れの箇所は写真のｶｳﾝﾀｰｼｬﾌﾄからでした。
オイルを入れて1日放置して発見。　　ふぅ～。　さて、どう対策するか・・・。　よくあるトラブルのようで、インターネットのおかげで幾つかの方法が見つかりました。　リビルトまではしたくないので、カバーを開けてシャフトを少しずらすしての対策にしようかと・・・。

　Muncie　M21　
　65’corvette　L79(350HP)　4sp　(M21 1963-70　Close Ratio)
MAIN DRIVE GEAR (TEETH)　・・・・・・26
MUNCIE MODEL/YEAR　・・・・・・・・・・M21 　1963-74　Close Ratio
COUNTERGEAR(TEETH)　・・・・・・・・・17/19/22/27

このﾐｯｼｮﾝはPassenger/Corvette/Chevy II /Chevelleなどに使用
MAINCASE CASTING・・・・・・・・・・・・・#3851325
EXTENSION HOUSING CASTING････#3857584 (after 2/65)
SIDECOVER CASTING･･･････････・・・・・･･･#3831707
FRONT BEARING RETAINER CASTING･・・･#3851326

　何がどうであろうが、所有者の責任？ですので・・・。
パーツ発注の為バラして確認します。　
　TMのオイル漏れの対策のはずが、その対策も出来ていなく、更にマイナスの状態で不動です。　あまりのショックでアタフタしていましたが、こんな時にｼｪﾙﾋﾞｰｱｼﾞｱさんは非常に手際よく、嫌な顔も見せず、快く？対応してくれ、非常に助かりました。　有難うございます。

　写真は今のウマがかかった状態。
　　（奥からC2、Corba289、GT40・・・この2台は先日の2013 AUTOCAR JAPAN FESTIVALの
　　　レースで1位．2位ﾌｨﾆｯｼｭだったそうな）


　場所やウマ、ジャッキ、私の持っていない工具まで借りまして・・・ｼｪﾙﾋﾞｰｱｼﾞｱさんに感謝です。

　原因はTM脱着時にスローアウトベアリングが落ちてそのままエンジンかけたって事ですかね。

差し込む時の注意不足、下側のカバーを取って確認もせず、ウマに上がってたのでクラッツチも踏まず、エンジンを回してしまった事ですね。（ﾐｯｼｮﾝのﾘﾝｹｰｼﾞ調整してたのでﾆｭｰﾄﾗﾙは判ってたし）
　　何故落ちたか？は幾つか考えられますが、次回装着時に注意です。




　ベルハウジングが割れてます。　危険ですよ！　誰も怪我も無くてよかった。
　スローアウトベアリングは粉砕です。　フォークは傷が少し・・・
　ベルハウジングはオリジナルGM3858403で、ﾘｺﾝﾃﾞｨｼｮﾆﾝｸﾞしたものを注文。
　（フォークやｽﾛｰｱｳﾄﾍﾞｱﾘﾝｸﾞ、ﾊﾟｲﾛｯﾄﾍﾞｱﾘﾝｸﾞも注文です）

　・・・・・・当然、落ちたのが回って粉砕したのではプレッシャープレート表面もだめです。


　クラッチとプレッシャープレートはオリジナル？OEMにはしてません。センターフォースです。
カバー表面のダメージですが交換ですね。


　クラッチ使っていないので内側は大丈夫ですが・・・新品注文。



　クラッチも平気なようですが・・・新品注文。


　・・・・・・で、粉砕して小さい破片は・・・・・そうです、落ちますのでフライホイールもですね。

　面は大丈夫ですけどね。



　ギヤの歯が少し欠けています。　　････GM3791021
　（歯の交換でOKですが、バランスもあるし、オリジナルでも安いのでﾘｺﾝﾃﾞｨｼｮﾆﾝｸﾞ品を注文）

　これが、今回の破損したパーツで、他にも色々と注文しています。　・・・・ふぅ。
　モチベーションが下がりきってましたが、ベルハウジングやらクラッチなど外したり、
パーツ待ちの間、他の部分の作業をやろうかと気力を振り絞ってます。

　ベルハウジングやらフライホイールやらのオリジナルの購入で金額が怖かったですが、
両方合わせてもクラッチキットより安かった。（驚）　　これがポルシェだと5倍くらいかかりそう。
GMのパーツの流用に感謝ですかね。　
最終の組み付けはｼｪﾙﾋﾞｰｱｼﾞｱさんの外注メカニック（社員のメカさんはコブラ何台もに埋もれて出られなそうで）に頼みますが、ある程度？パーツ待ちの間、時間が空いた時に手をかけます。

　走行していてトラブルは殆ど無かったのですが、整備でやってしまいました。　
　師走で慌しい世の中、USでC2の整備をしてくれた人が来日、12/7に整備に来られました。　レンタルピット？を1日かりましてTMのオイル漏れを直そうかと・・・・。　　マフラーを外しとこうとしましたが・・・悪戦苦闘し、何とか外れないセンターはそのまま、ずらして作業できるように。　TMのオイルを抜いてﾘﾝｹｰｼﾞ外し、TM下ろし・・・やる事多くて結構大変。
　　写真はミッション外してシール交換してるところ。

　この後組み付けてエンジンかけたら・・・ありえない？事が・・・・・。

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　カラカラ・ガラガラ・・・ガッシャン！？？　何事！？っとエンジンを切る

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　ベルハウジングの割れをみて・・・分解整備だなと・・・不動になりました。。。

　　シェルビーアジアさんに連絡し、翌日運び込みました・・・。
　　（困った時に親切丁寧な対応、凄く助かります！）　・・・つづく。