シートからの除電　その２

その１は静電気をシートから直接放電する方式でしたが、その２はボディに落とすkazwyさんのやり方を参考にやってみようと思います。

今回はテープの強度が欲しかったので非導電性アルミテープを使います。
幅50mm、長さはシート幅の2倍（画像⑦を参照）です。

テープを中央で折り曲げて半分の長さにし、ピッタリ貼り合わせます。
テープの左端は繋がっているのでテープの表裏は導通していますが、中央部の上下、右端も導電性アルミテープで表裏を繋げました。

さらに上下方向の真ん中で折り曲げ、半分の幅にします。

考えながら作ってたら画像を取り忘れたのですが、0.5mm厚のアルミ板に銅線を繋げて端子を作ります。
配線はシートの隙間から後ろへ出し、シートの下を通して左側シートレールの前側固定ボルトに引き回します。
この時、シートを一番後ろに下げて調整しないと配線の長さが足りなくなるので注意が必要です。

レール後ろ側の固定ボルトに繋げると配線が短くて済むのですが、シートは前より後ろに下げることが多いので噛み込み防止のため前に回しました。

配線の反対側はシートレールを固定するトルクスボルトに挟むのでクワ型端子にします。
手持ちはM6用だったので、M8ボルトに合わせてペンチで広げました。
また、配線保護のためコルゲートチューブに通します。

初めに作ったアルミテープの内側に導電性アルミテープで端子を貼り付けます。

シートの隙間に挟みますが、後ろ側に落ちない程度に奥まで入れたので、前からは殆ど見えません。
厚手のアルミテープに挟まれているので端子が擦れてシートが傷むことは無いと思います。

運転席に座って左下を見た状態です。
配線が足に引っ掛からないよう、シートレールの外側から引き回しボルトに固定して完成です。

取付け後の感想ですが、
空走感は有るもののエンジンの回転が若干重くなり、パ○△エボもどきのスルスル感が無くなってしまいました(^-^;
アクセル一定開度での加速も、以前は段付きなく加速したのが、除電後は2700回転辺りからビュッと吹けるようになり、スムースさが無くなってしまいました。
GTKシップをテープの間に挟んだら少しスムースさが戻りましたが、もう少し調整してみようと思います。