
先週に引き続きまして、ファイアーブレードでのツーリングです。
先週は、友人からの当日キャンセルで、急きょソロツーリングになりましたね。
なので横須賀ツーリングは今回に延期した訳なのですが、何とまた今回も急きょソロツーリングになってしまいました。
うーん、今年は『待ち人来ず』か・・・
まあ、気を取り直しまして、ソロツーリングを出来るだけ楽しんできます。
出発時。
良い天気で、お花も綺麗ですね。
ただ今日は夕方に通り雨が有るかも知れません。
まあ、そうかと言ってもカッパを持つ様な荷室的余裕はないので、雨具は用意しません。

近所のスタンドで、給油。
このツーリングでは、唯一の給油となりました。
その後首都高に乗り、湾岸線に入り、横横道路を走り、一路横須賀へ。
東京からは、大体1時間くらいの道のりですね。

横須賀インターを出てすぐの、ショッピングセンター
この近所に、最初の目的地が有ります。
まずはそこで腹ごしらえです。

場所柄、アメリカを思わせるお店が多いですね。
ちょっとした、異国情緒です。

これは、中華街を思わされますね。

そしてここが最初の目的地。
『ハニービー』さんです。
横須賀バーガーの有名店なのだとか。

店内は結構狭いですね。
この、厨房が目の前に見えるスタイル、好きです。
けどね、若いバイトが店長?に都度怒られていて、見ていて気持ちの良いものではありませんでした。

メニュー。
結構、高いね・・・

私のオーダーは、
・横須賀バーガー、チーズトッピング
・フレンチフライドポテト
・コーラ L
これらでお会計は2,300円以上!
確かに美味しかったけど、この値段のクオリティが有るかと聞かれたら、、、
『無い』です。
私の好きな、神楽坂にある『モスバーガークラシック』の方が、
もっと美味しく、もっとリーズナブルです。
さて、食べ終わって、少しの時間で周辺を散策してみます。
以前に来たのはもう、10年以上前ですが、基本的には変わっていませんね。
横須賀らしいお店が沢山並んでいます。

キャップが沢山!

不動産屋さん。
軍人さん向けか。
『日本人物件もあります』ってのが面白いですね。外国みたい。

ここが有名などぶ板通り。
左右に面白いお土産屋さんや、スカジャン屋さんが並んでいます。

面白いTシャツですね。
所さんが着ていそうな感じ!

軍モノや、払下げ品も多いです。

中々おしゃれなシャツで、気になって値札を見ていたが、
ナント16,000円以上!
こりゃあ、、、いくらなんでも高過ぎっしょ。
常識的な価格なら買おうと思いましたが、やめました。
さて、場所を移動しまして、本日のメインイベント!
『記念館三笠』へ移動します。
バイクで行けば、すぐの距離です。

とりあえず、バイクが沢山置いてある場所を見かけたので、私もその端に置く。
三笠公園の中に入るとすぐ、戦艦三笠が見えます。
そしてその手前に立っているのは、『東郷平八郎元帥』の銅像です。

この三笠での日本海海戦当時は、『大将』で『司令長官』でしたので、
元帥に任じられるのは後の事ですけどね。

東郷長官が日本海海戦を勝利に導いた事により、我が日本国は滅びずに済みました。
そういう意味では、我々日本人にとってはかけがえの無い英雄です。
そして、北欧の皆さんにとっても、東郷長官は英雄だそうです。
当時の北欧は、ロシアの脅威に常にさらされていたので、それを倒した東郷大将は今でも英雄視されています。
北欧に、『東郷ビール』がある程、一般に認知されているようです。
もしかしたら、我々日本人の方が、北欧人よりも知らないかも知れませんね。

これは、あの軍艦マーチでしょうか?
我々の世代だと、パチンコ屋さんの前を通ると、必ずこの曲が大音量で掛かっていたものです。
いつの間にか、そういう曲はパタッと聞かなくなりましたね。
そして、戦艦三笠の外観。

これは艦尾。
戦艦なので、『船尾』とは言いません。

これは艦首。
当時世界最大の戦艦です。
日本海海戦で戦った、ロシアのバルチック艦隊の旗艦、『スワロフ』よりも、
更に大きかったようですね。
いよいよ館内に入ります。
JAF会員証が有れば、100円引きで入場券が買えます。
600円 ⇒ 500円

艦尾デッキ

主砲の弾。
現代では考えられない程、巨大なものです。
30センチ砲です。
ちなみに副砲が、15センチ砲。これでも、現代の戦艦の主砲よりも、少し大きい程です。
いかに、30センチ砲が巨大だったかという事が、解かりますね。
この弾の内部に、炸裂用の火薬が充てんされています。
射出用の火薬は、弾を込めた後に、お尻の部分に装填し、発射します。

ここは、副砲発射室。
一基の副砲を、10人程度の兵士で操作します。
当時は殆んどの兵器が、人力です。今では考えられませんね。
その為、10人程度の兵士たちは、ここで寝起きを共にします。
ちなみに、この戦艦三笠の全乗組員は、約860人です。
そのうちの830人は、ハンモックで寝起きしました。
残りの約30名は指揮官クラスなので、ベッドです。

この丸い物体は、当時のリベットです。
ボルト止めでは無く、リベット止めだったようです。
溶接跡が見えますが、これは昭和の時代の補修工事で、溶接したものであり、当時の物ではありません。
ちなみにこの三笠、大日本帝国が太平洋戦争に敗戦後、GHQに接収され、上半分を解体されて米兵たちのダンスホールになってしまった経緯があります。
同じく敗戦後の武装解除により、三笠の主砲などもすべて接収されました。
現在こうして観る事が出来る主砲は全て、レプリカです。

これは艦首の主砲。
本当に大きいですね。
ちなみにこの砲台、水圧駆動で、左右に90度動いたそうです。
ただ、相当遅かったと思いますけどね。
弱点としては、主砲が正面を向いていないと、新たな弾を装填できないという事。
従って発射間隔は、角度にもよりますが5分程度かかっていたという事です。

艦首ブリッジ。(残念ながらこの時は補修工事中で登れず)
日本海海戦で戦闘状態になった時に、指揮官たちがここに立って戦いました。
通常は、この下の横長のスリットが入っている弾除けの壕に入って戦うのですが、東郷長官は戦闘開始から終了まで、微動だにせずブリッジに立っておられたそうです。

この絵がそうです。
逸話ですが、戦闘終了してから東郷長官が動いた時には、足形がクッキリ残っていたそうです。
つまり、砲弾が降り注ぎ、海水を被りながらの戦闘状態の中、本当に微動だにしなかったという有名な逸話です。
ちなみに、東郷長官の左後ろにいる方が、あの有名な秋山真之参謀です。

艦首デッキ。
この景色を見ながら、東郷大将はじめ乗組員は戦ったのですね。

このアングルで見ると、主砲の大きさがよく解かりますね。

ちなみのこの砲は、今でも操作できます。
子どもたちが嬉々として、操作していましたよ。

当時の戦闘中の光景。

頑張れ~!

秋山真之参謀です。
隣は広瀬武夫中佐。秋山の親友です。

三笠には直接の関係は無いですが、秋山真之参謀のお兄さん。
ロシアのコサック師団に打ち勝った、日本騎兵の父です。

秋山文学の最高傑作か?

当時の勲章。

実際に三笠の艦首についていた、菊の御紋。

東郷大将の制服。
白が夏服です。

東郷長官専用の、階段。
左舷に出る階段です。

東郷長官の、居室。

東郷長官専用のバスルーム。

東郷長官の公室。 軍議などに用います。

先にも少し触れましたが、戦闘状態になったら本来、指揮官たちはこの壕に入って指揮をとります。

中に入るとこんな感じ。視界は極めて悪いです。
東郷長官が、死を覚悟してブリッジで戦った理由が、解かる様な気がします。

目を近づけてもこんな感じ。
全方位にきちんと目が届く訳ではありませんね。

出入り口はこんな感じで、極めて狭いです。
着弾の炸裂片を防ぐ目的でしょう。

実際に被弾した物。ひとたまりも有りませんね・・・
さて、お土産も買ったし、雨が降りそうだし、そろそろ帰ります!
来た道を戻っていたつもりが、途中で高速道路の分岐を間違えてしまいました。
慣れない道だと、表示をよく観ても非常に解かりづらいです。
『湾岸線方面』と、明確に書いてくれれば瞬時に判断できるのですけどね・・・
そういう利用者目線の表示では無かったです。
まあそれでもほぼタイムロスなく、先の方での分岐で元来た道に戻れました。
案の定、途中のベイブリッジ前後で雨降りでした。
それ程の大雨では無く、都内に入ったあたりでは道路が乾いていたので、部分的な雨だったようです。
大黒ふ頭を通過し、湾岸線を走り、途中で辰巳PAに寄ってみました。

このトワイライトな時間帯も、結構好きです。

まだ走り屋たちが集結する時間帯では無いので、PAは割りと空いていました。

一台、大爆音のNSXが入ってきました。
もう、『バリバリバリッ』という排気音で、耳が痛くなる程の音でした。

この時間帯は、あっという間に暗くなりますね。
さて、そろそろ帰ろう!
ここからC1に入るには、いったん変な所でぐるっと回って再度本線に入らないといけないのですね。
初めて通ったかも。
自宅に着き、ヘッドライトをハイビームにして撮影したもの。
と言うのも、今回ハイビーム側の電球を変えてみたのです。
LOビーム側は、新車購入直後にHID化してあるのですが、ハイビーム側は電球のまま使用しておりました。
ハイビーム側もHID化しようかなとずっと検討していたのですが、HIDに近い色とうたっているハロゲンバルブでも良いのかなと思い、安かったので試しにアマゾンで購入してみた訳です。
1,100円ちょいでした。
しかし・・・

う~ん、この写真だとよく解かりませんが、明らかに黄色っぽく、とてもHIDと同系色とは言えません。
それに、ハイビームにしても明るくなった感じが全くしません。
やはり、他の乗り物(NISMO Z と FORZA)で、LO/HI共にHIDで慣れていると、ハロゲンバルブは不安になるくらい暗いです。
こりゃ~、やっぱHIDじゃなきゃダメだなぁ~
早速アマゾンでポチリました。
来週の集団ツーリングに間に合えばいいが・・・
まあ間に合わなくても、来週のはおそらく夜間走行はしないとは思いますけどね。

ちなみに購入したハロゲンバルブは、これ。

裏側。

今回の走行距離。
この距離だと、先週のよりもさらにショートツーリングですね。
この走行距離だと、チェーンメンテの必要はなさそうなので、今回はしないでおきます。

カウルも全然汚れていないし、ホイールも綺麗なままなので、清掃もしないでおきました。
雨に降られたとは言っても、あの程度の雨だと殆んど汚れないものですね。
まあ、元々が綺麗だったので、水が付いても汚れにならなかったのかも知れません。
さて、来週の集団ツーリングの前に、レッドバロンでオイル交換をしておこう。