
2週間ぶりにTC1000へ行ってきました。
前回40.49秒をマークしたことで、ピンタイヤと真冬の気象条件が組み合わされば39秒台で走ることができる見通しがある程度立ったので、あとはこのまま走りこむだけにしておこうかとも考えたのですが、以前から、車を軽量化したらどれくらいタイム短縮の効果があるのか気になっていました。
内装剥がす程度ならすぐできるし数十kgは軽くなるけど、いまやってみるか?やらずにそのままにしておくか?
…ということをしばし考えたのですが、何事も自分でやってみなければ気が済まない私のことなので、気が付いたら内装を剥がし出していました。笑
それでこんな↓感じに。

とりあえずお手軽に剥がせるところを剥がして止めておきましたが、それでもちょうど35kg程度の軽量化になりました。
見映え的には、ロールケージを入れてスパルタンな雰囲気を作りこみたくなりますねぇ^^
で昨日走ってきたのですが、前回から0.25秒短縮し40.24秒で走ることができました。自己ベスト更新です。
条件を整理すると、
軽量化以外は前回と同じ仕様・セットアップです。
軽量化に関しては、前日にガソリンを満タン補給してしまうという大ボケをかましてしまった()ので、前回のベストラップ走行時と比べての正味の軽量化は25kg程度でした。
気温は6℃下がりましたが、気圧も5hPa程度下がりましたので、気象条件にさほど大きな優位性はなかったと思います。
また、当日は路面コンディションがあまりよくなかったようで、他の方々同様私もコーナー進入時にフロントが食わない印象があり理想のコーナリングができないという状況でした。
そのなかで0.25秒短縮したということを考えますと、やはり軽量化の効果は大きそうに感じます。
手ごたえ的には、路面コンディションさえクリアになっていれば40秒フラットくらいまで行けていたかも…というくらいのものがありました。
挙動に関して走ってて感じたのは、とにかく軽量化は良いことづくめだということです。ターンイン~ターンアウトまで軽快感の向上が顕著に感じられました。特にリアの反応が良くなり、よりコントローラブルに。その点で特に印象に残ったのは、TC1000の最終コーナーの動き。コーナー中盤でのヨーモーメントが出やすくなり、鼻先がコーナー出口を向くのが明らかに早くなっていました。あのいやらしい最終コーナーを難なく走り抜けられてしまうというのはなかなかのインパクトです。
荷重不足となってトラクションがかからなくなることを懸念していましたが、そんなこともありませんでした。
感覚的には上記の通りですが、デジスパイスで軽量化前後のデータをいくつか見比べてみたところ、はっきりとわかったのは、スタートラインから1コーナーの進入までの直線区間ではタイム差は0.01~0.02秒程度でほぼ誤差と言える程度のものだということです。
よって、差が出るのは制動/旋回中のようです。
デジスパのグラフを眺めていると、同じライン&同じボトムスピードでも軽量化後のデータはクリップからの立ち上がりが速かったり、ブレーキの効きが良さそうな傾向があるような感じがします。
以上、現時点ではデジスパのデータをもとに軽量化の効果を述べることはできません(バラつきがあるのでもっとデータが必要)が、感覚的には、たとえ20kgでも軽量化の効果は非常に大きいと感じました。
レーシングカートのみならず実車でも、ドライバーの体重差というのは意外とバカにならないように思います。(だからS耐などでもウエイトハンデ制度が成立するのでしょうか。)
といったわけで、思い付きで軽量化を堪能してしまいました。
軽量化で短縮したタイムに対して達成感はありませんでしたが、運転は楽しくなりましたし、せっかくなので(?)今シーズンのアタックはこのまま内装レスで楽しもうと思います。
トレブルの効いたメカニカルサウンドが響くので、車載動画の撮れ高もよくなりますしね。
当日はみん友のどりとすさんに久しぶりに再会できてよかったです。
エンジン復活後、さっそく40.2秒をたたき出しているのは流石ですね。
お互いに頑張りましょうと気合を入れあってきました✌
次回のTC1000走行は12月。
私は今年こそ39秒台を出すぞとメラメラ燃えております。よろしくお願いします。
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Posted at
2022/11/06 19:17:31