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あばらくんのブログ一覧

2020年12月19日 イイね!

サーキット向けの車高調を導入した話 その1

車高調を導入した話です。

これまで、ノーマルサスとShowa Tuning極で2年ほど走ってきて、先日HKSのHIPERMAX IV SPへ移行しました。
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自分のBRZの乗り方としては、だいぶサーキットユースの割合が高いほうだったと思いますが、これまでいわゆる硬いサーキットスペックなシャコチョーを使ってきませんでした。
それはなぜかというと、

・なるべくメーカーの設計とセッティングを理解したい
・脚のセッティングで悩んでドライビングを楽しむ機会を逸したくない
・脚を硬めることで必ずしも速くなると思えない
・むしろシャコチョーは車高落としてカッコよく見せたり太いタイヤホイールに干渉しないようにしたりすることに主眼をおいたものではないかと疑念をもっていた(←w

といった理由から。
(3つ目と4つ目から醸し出されるヒネクレ野郎感がすごい)


しかし先日、サーキットで走っているのを外撮りしてもらって、自分の車のロールが思っていたより大きいことに気づくというイベントがあり、
以前からネガティブキャンバーをつけているにもかかわらずフロントタイヤのアウト側ショルダーの摩耗度合いが大きいことが気になっていたのもあって、
脚を硬めロールを抑えることでもっとグリップを引き出すことができる可能性の高さが、自分のなかでいよいよ腹落ちしてきました。

また、使うタイヤによっては、トラクションの抜けが急にくることがあり、
サスの伸び縮みとタイヤの伸び縮みが調和していないからなのかな~
とか
ダンパーの減衰力を変えたらうまく調和するようにできるのかな~
と思ったりもしていました。

そんなこんなでサーキットスペックなシャコチョー導入に至ったというわけです。


で、先週末にシャコチョーをシェイクダウンしてきて感じられた変化や思うことが色々あったので、その記録を残しておこうと思います。



■ラップタイムについて
まずやはり何をいっても気になるのはラップタイムだと思うので最初に書いておきますが、これはきっぱり、遅くなりましたw
本庄サーキットとTC1000を走行したのですが、それぞれ同月のベストラップより1.4%(0.7秒)、0.2%(0.1秒)タイムが増加するというオチ。
しかも気温が下がっておきながらw

ただ、落ち込みつつも()冷静に車載動画を見返しつつ反省してみると、
実は脚が悪いのではなくドライバーが脚に適応できず運転をまとめられなかっただけという可能性が高い
という結論に至りました。
今後うまくドライビングをアジャストしていければ、ベストラップタイムを更新できる可能性が大いにあると思われます。


■シャコチョーに変えて、運転は何がどう変わったか?
うまくまとめられませんが、多少でも読みやすくなるように、次の4つの観点に分けて書いていきたいと思います。
①乗り心地
②前後ロールバランスとトラクション
③ブレーキング
④ステアリングの操作感


①乗り心地
まず、スプリングレートを比べるとショーワ極のだいたい倍のレートであるにもかかわらず、乗り心地が悪くなった感じはさほどありませんでした。(減衰ダイヤル15段戻しでの感想)

スプリングレートデータ:
ショーワ極:F35N/mm R44N/mm
HIPERMAX IV SP:F&Rとも78N/mm

じっくり時間をかけて乗ってみると、あー確かに硬いところあるね〜とわかってくるのですが、予想していたよりずっと乗り心地がいいという感想のほうが自分のなかでは圧倒的にインパクトがありました。
デートカーとしても短時間なら余裕でいけると思えるレベルです。
まあ今のところ乗せる相手がいないのでしらんけど()


②前後ロールバランスとトラクション
前後ロールバランスはちょうどいい感じでした。
HKSのほうがアンダーステアになると予想していましたが、実際乗った感じでは、ターンインにおいてはHKSのほうがオーバーステア傾向でした。滅多に起こさないブレーキングドリフトが早々に発生したほど。
一方のターンアウトでは、やはりというかトラクション性能が向上していて、車載動画で分析して実際にヘアピンの立ち上がりが以前より速くなっていることが確認できました。
プッシングアンダーが増した感じは特になかったので、リアで利用できる荷重が増えたというより、前後の荷重移動が早くできるようになったのかなと思います。
(トラクションに必要なグリップの立ち上がりが早い→アクセルを多く踏める)


③ブレーキング
ブレーキについてはちょっと引っかかったことがありました。
フルブレーキすると、リアがリフトしているのか、
タイヤのロックと、電子制御の介入によるブレーキの制御 & 僅かな鉄板ブレーキの症状がそれぞれ断続的に出て、制動距離が伸びるようになってしまいました。

これについてはリヤの減衰力を弱めてストロークスピードをあげるだけでは補正できなかったため、
リアブッシュ0G締め+リアのサスの全長を伸ばし車高を10mm上げる
という対策をとったところ、大体よくなったようでした。
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※補足情報:
サスはとりあえず出荷時設定で組んだのですが、HKSが公開している参考測定値データでは、
 前-19mm/後-21mm
になっているところ、実際に組んだら、
 前約-15mm/後約-30mm
という状態になりました。
この状態でリアのリバウンドストロークはショーワ極と比べて大体2cm短い状態でした。

「よくなったようでした」というのは、実感としてはショーワ極より制動力が弱い気がしているため。
しかし車載動画を比較してみると、意外にもショーワ極よりもブレーキングポイントを数10cm奥にして、なおかつしっかりとターンインできているところもありました。
ピッチングのモーションが小さくなったために制動力が弱くなっていると錯覚しているのかもしれません。
ここはまだ評価を重ねる必要がありそうなので、もう少し走り込みつつ様子をみていこうと思います。

HKSはショーワ極よりも高いスピードでアンダーを出さずに曲がっていってくれるような手応えもあるので、制動力が落ちているとしてもその分ボトムスピードを上げた状態で曲げてタイムを補うということもできるかもしれません。


④ステアリングの操作感
ブレーキのほかにもうひとつ引っかかったのが、ステア操作。
これは色々と思うことがありました。

長くなってきてしまったので、ここでいったん切って、このステア操作については次回のブログに書いていきます。
Posted at 2020/12/19 12:01:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年11月29日 イイね!

2020年11月29日 本庄サーキット オイル乗り童貞卒業

2020年11月29日 本庄サーキット オイル乗り童貞卒業2020年11月29日(土)にフラッと本庄サーキットへ行ってきました。


当日は朝5時に起床したのですが、ブラックフライデーのセールが気になってネットを徘徊するなどしたため出発は7時半に笑
当然のように渋滞に巻き込まれ、現地到着は11時頃でした😇

ちなみにセールではレーシングギアを諸々購入しました。
英国からの輸入になるのですが、現在あちらはロックダウン中で、物流が止まっていてバックオーダーも多かったりしているようです。
果たしていつ届くかな~という感じです。
(グローブに穴が空いてるので早めに届いてほしい)


サーキットに到着すると、当日は特にイベントがあったわけでもないのですが、なぜかとても混雑していて、入口そばの駐車スペースはほぼすべて埋まっていました。

受付へ行って11:45の走行枠を買おうとしたらもう午後イチの枠まで売り切れてしまっているとのこと。
売り切れと言われるのなんて初めて!すごい盛況です。

というわけで一番早く走れる13:30の枠を買って準備。


今回はタイヤを変えて走行。
これまでしばらくDL ZⅢの225/50R16を履いていましたが、以前に履いていたATR-K SPORTの235/40R18を履きました。
久しぶりに履いたらどんなもんか確認してみようというやつです。

18インチかっこいいRS05RRかっこいい👑
つける予定はないけど、アルミキャリパーに2ピースビッグローターを組み合わせたら、ガチでそれおかずにして白米いけそうです。


以下は走行の記録。


1枠目
温間でフロント270kPaリア260kPaあたりになる空気圧でコースイン。

ベストラップは46.891秒でした。

去年は、ほぼ同じ仕様で、気温10度で47.09秒、気温1桁になってようやく46秒台に入ったので、ドライビングが上手くなっていることを実感。

久しぶりに履いたATR-K SPORTはコスパすばらしいなと思いました🙌
これまで使っていたZⅢは225/50R16サイズで、幅がワンサイズ小さい&トレッド断面がラウンドしたような感じで接地面積が小さめっぽいこともありますが、それと比べると全体的にグリップ力が安定して高いので、どんどん踏んでいけます。
(ZⅢは立ち上がりでのリアの滑り出しがピーキーで、ちょっと綱渡り的な動きがありました。逆にそのおかげで運転が上手くなれたと思いますが。)
ネガティブポイントもないわけではありませんが、個人的には市場で存在感を放っているのもうなずけます。

にもかかわらず、タイムが前回のZⅢのタイムから+0.05秒となったのは次の要因によるものだと思います。
・トラクションのかかりが良くなったおかげで、ヘアピンのクリップでケツで向きを変えられなかった&若干プッシングアンダーが出てラインが膨らんだ。
・↑を数周のアタックでアジャストしきれなかった。
・クリアラップを取れなかった。

感覚的には、46.5秒くらいはいけただろうなという手応えでした。


2枠目
2枠目はタイヤのエア圧を前後とも温間で240kPaになるように調整してコースイン。リアはそのままでもよかったけど試しに下げてみました。

しかしなんだか急にグリップしなくなり…立ち上がりやシフトアップでぐにゃっと滑ったり、ブレーキが止まらなくなったりと様子がおかしい。
1ヘアでスピンモードに入りかけ、奥のピラミッドにダイナミックエントリーしかけました…!


タイヤはラップも巻かずに放置していたので、そのせいでもうダメになっちゃったのかなぁなどと思ったのですが…
実際にはコースにオイルが散布されてしまっていたことが原因であることが判明w
それは滑るはずだ😂

オイルに乗ったのは初めてでしたが、こんなに制御がきかなくなるんだ、ということがわかりました。
突然アイスバーンに乗ったような感じ。
動画だとゆとりをもって止まれたように見えるかもしれませんが、ブレーキ踏んでるのに制動が効かなかったので普通に焦りました。
運良く事なきを得ましたが、オイルの量など状況によっては無事では済まなかったかもしれません。

走っているときに自分の車が妙な滑り方をしたら、低速走行でクーリングするなりピットインするなりして自他の車の様子とコース内の状況をよく観察してみるべきだと学習しました。

ちなみに、以前サーキットのオフィシャルの方から教えてもらいましたが、霧状に吹いたオイルは時間が経つにつれて路面に広がっていくので、
吹いた直後は付着にムラがあって意外と滑らず、時間がたってから滑り出すようになることがあるそうです。

その枠は結局赤旗が出て石灰処理が入り、私はこの日の走行を切り上げとしました。


その後はいろんな方に交じって、壊れた車の応急処置を手伝うなどして、日没後に撤収!


お相手していただいた皆様ありがとうございました。
また遊んでやってください!(みんカラつながっていないけど
Posted at 2020/11/29 14:30:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット走行の記録 | 日記
2020年11月21日 イイね!

2020年11月21日 筑波サーキットTC1000

2020年11月21日 筑波サーキットTC1000初ブログです。
Twitterもやってますが、まじめにサーキット記録を残す意味ではもっとちゃんと文章化したほうがいいと思うところがあったので、ブログに書いてみることにしました。

今回は2020年11月21日(土)に筑波サーキットTC1000に行ってきたときの記録です。

当日は朝から夕方まで気温がフラットだったので、ゆっくりめに10時頃に到着するつもりで出発しました。
しかし到着は11時前にw
GOTO始まってから、週末は高速がとっても混むようになった気がします。GOTOを見直すことになったようですが、GOTOが運用されてる間はあまり余裕ぶっこくと到着時間が大幅に遅れそうですねえ。

さて走行のほう。
TC1000は今回が通算5回目で、ようやくラップタイムのばらつきが落ち着いてきた感じです。
ベストラップは公式で42.469秒@気温19℃でした。ベストラップの動画はこちら↓

前回と気温同じ、仕様も同じ、タイヤは本庄サーキットでの4枠走行分の摩耗が進んだ状態で-0.12秒短縮できました。

主なチューニングは下記の通り。
タイヤ: DL ZⅢ 225/50 R16前後通し。
サスペンション: SHOWA TUNING EVOLUTION 極(フロントに1.2度くらいネガティブキャンバーつけてあります)
クラッチ&フライホイール:ORC ライトクラッチ(ダンパー付)
マフラー:PowerCraft 保安基準適合シングル出しマフラー
軽量化はなし。エンジンはECU含めノーマルです。

タイヤ空気圧は、前回は冷間170kPa-温間で200kPa(前後とも)でしたが、1コーナーでフロントが内側に巻き込まれすぎてショルダーの摩耗が激しい気がしたので、フロントのみ230kPaに上げて走ってみました。
結果的にグリップ力が落ちることなくいい感じに剛性感が出てくれました。
ちな走行後の左前タイヤは恥ずかしいですがこんな感じです↓


課題は1ヘア2ヘアかなと。
ボトムスピードを落としすぎないように、またケツで向きを変えて早くコーナーから立ち上がるために、ここでのアクセルコントロールが重要になる気がします。
踏むのが遅すぎてもダメ、ガサツに踏んでもスライドするのでダメですね。
ここがどちらもうまくまとめられていたら、おそらく42.3秒、あわよくば42.2秒は出せたかなという感触でした。
あとは、最終コーナーは今は目一杯幅を使っていますが、インベタで走ったらどうなるか試してみたい。

次回走行は12月の予定。
サスをHKSのHIPER MAX IV SPに交換して吊るしセッティングで臨みます。タイヤはあと1回がんばってもらおう。
気温が10℃くらいであれば42秒フラットをターゲットにします。


あと、先日水冷オイルクーラーを外したのですが、それによる油温の上昇が気になっていたのでその記録を。
2枠目はこの枠は自分しかおらず貸し切り状態だったので、ドライバーかブレーキフェードの限界がきたらクーリング入れる感じでガンガン走ったのですが、気温19℃で油温は最高で126℃でした。
これまでの自分の経験と調べて得た情報を踏まえて、油温が130℃を超えるならばやっぱりオイルクーラーを入れておいたほうがいいだろうと思っていましたが、なんとかそこまでに至らず収まってくれました。
Posted at 2020/11/22 12:47:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット走行の記録 | クルマ
2020年06月12日 イイね!

BRZ

BRZ過小評価されているかもしれない、普通にいい車。
Posted at 2018/11/18 16:05:08 | コメント(0) | クルマレビュー

プロフィール

「修理したエンジンは順調で現在までに1200kmほど走れています👍
クーラント交換したおかげで水温がだいぶ下がり、おかげで油温も上がりにくい感じ。

来週末はTC1000を走る予定です。
オイル空吸いを抑制する対策を打ったので効果確認が楽しみ!」
何シテル?   06/15 22:48
サーキットでタイムアタックしてます。 いいねやコメント等は気軽にしていただければと思います。 フォロー/リムーブもご自由にしていただいて結構です。 ...
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