こんにちは 自分今年46歳に成るおじさんですが
昔 不思議な体験をした事を毎年思い出します。
今の時期 興味本位?怖いもの見たさ?度胸試し?
等で不思議な場所へ行こうなんて話しに成る事も有るでしょうが
近づかない方がイイですよ。
あれは 25年程前の出来事でした。
友人の一人が心霊好きと言うか心霊スポット巡りが好きな奴(仮名A)が居まして
今までも 何とも言えない体験をさせられて居ましたが
今度は 後輩(B)から 面白い話を聞いたから
奴を呼んで聞こうと・・・
Bの家はAの近所でしたから
Aの家にB呼んできて聞いた話です。
お盆が過ぎた頃
ばあちゃんのお墓参りに兄弟二人でバイクで行った時の話だそうです。
そこのお墓は山の中にあり 周りには火葬場もある所なのですが
古いお墓はそれ程無くひな壇の様に墓石が並び外灯も整備され
出そう?と言う雰囲気には見えない感じの所ですが
そこは墓地 ・・・・・
時季が過ぎて居る事と10時過ぎの時間帯もあり周りにも人影は見あたらなかったそうです。
二人でおばあちゃんのお墓参りも済ませ
墓地の上にある休憩場所のベンチに向かい合い腰を落とし
タバコを吸っていた時Bの目に異様なものが映ったそうです。
向かい合った弟の後ろに煙が現れ人型に成り光り出したと ・・?
慌てて 弟の手を取り駆け出そうとしたのですが
弟が動かない・・・・いや 動けない
早く来いと言い駆け出したものの
弟はまだベンチで状況が分からず
アニキ動けない どうしたの?と
振り返ったときは 弟の後ろは霧の様なもので全体的に白く成っており
まずいと直感し 弟の所へ戻り引きずる様にバイクまで戻ったそうです。
その時には 弟は動ける様に成っており何があったのか 説明を求めたそうですが
後で・・とバイクのエンジンを掛け様としたら
掛からない ・・・・ 後ろを振り返ると 白い光が中腹まで降りて来ていたそうです。
二人でバイクを押し掛けし何とか家まで帰ったと・・・
その晩 兄弟で不思議な事があったと 内容はその時聞きませんでした。
自分 んなバカな あそこに出るなんて聞いた事も無いし
B オマエ嘘言ってんじゃないの・・・
B 本当に見たんです ・・・・ と
A 俺も聞いた事無い だから 行って確かめよう な
自分 ( ̄△ ̄;)エッ・・? まずい方向へ話が ・・・
B 嫌です。自分はもう行きたくありません
自分 心の中で B拒否し続けろと
ワザワザ自分も行きたく無かったですから
A じゃオマエ嘘言ってんだな
ヾ(・・;)ォィォィ 理不尽に脅すなよ!
Aはそのまま Bを軟禁状態へ、同じくナゼか自分も
(;・∀・)ダダイジョウブ・・・?
晩飯に3人でそうめんを食ったものの Bは半泣き状態 ・・・・
Aの計画では 同じ時間帯で10時頃家を出て向かおうと考えて居るようで
その時間に成り
A さぁ行こうか。。゛(ノ>ω<)ゝヒーッ
自分 実は行きたく無いと 弱い所も見せたく無い自分。
B Aさん 勘弁してくださいと嘆願
A 無視!無理やりBを車へ
ここからは 自分が体験した事です。
信じるか信じないかは 貴方しだい!
10時半頃 3人で墓地に到着
B 後部座席の足元へ隠れるようにしゃがみ込み周りを見れない状態
A おぃB場所は ・・・ おぃB
B しぶしぶ指を あそこ ・・・ と
その場所へ車を止め エンジンまで止めたA!?。
自 おぃエンジン止めて大丈夫か?
B 大丈夫だろ 今まで掛からなく成った事もないし
B 来た時と同じ状態で ガタガタ震えだし 変な声まで上げる始末
A 煩いから 声出すな 怒りモードで
自 実は自分も怖いが 見てみたい気持ちも
時間にして 30分?1時間?
自 あれ? Aも見えてる様子でじっと一点を見詰ていました。
A Bあれか 良く見て答えろ
B 恐々頭を上げ あれです 同じ物です。
自 心の叫び 。。゛(ノ>ω<)ゝヒーッ 逃げたい!
Aと二人 黙って様子をうかがって居ました。
見ている先にだけ 白い霧?それも 淡く光っている様にも見える物が
月の光かと思いましたが 月は別な方向に見え 違う!
確かにBの言った通り 人の様なかたちへ変って行ってる様に思え青白く光りだした。
直感で自分はマズイと判断
自 帰ろう!
A もうチョイ と 帰る気無し
その内 ハッキリ分かる様になり
A ばあさん? じゃないか??
自 確かに見える おばあさんの白装束姿!
その周りにも3つほどの 光が ポッ・ポッ・ポッ
流石に Aも慌て 帰ろうと言ってくれ
エンジン ・・・・
エンジン ・・・・
A かかんね! セルすら回んねぇ!
自 おぃおぃ車から降りて押したくねぇよ!
A 坂道だからサイド下ろせば ・・・ カチッ
ゆっくり 惰性で動き始めた。
A よし!
その間も 白い物はゆっくりと移動して こちらへ近く成っている
ある程度惰性で下り坂を下って行き思いっきりクラッチを放した。
A かかれ !
かぶった様な吹け上がり 一気にアクセルを煽り
走り始め民家の在る場所まで
自分 A 落ち着け 出さなくても良いからと話し
A そうだよな 事故ったら やばいよな!
B やっぱり そうだろう 信じてくれたら・・・とわめき出し
A Bにパンチ 煩い!
自分 喉か沸いたな 販売機で止まってくれる
A お おう 分かった。
自分 おっ! あそこ販売機あるね
ブゥーン キィー と 止まろうとしたら
販売機の横に 白装束のおばあさんが立ってこっちを見詰めていました。
おわぁぁぁぁぁ!アクセル全開状態ブゥーン
自 A落ち着け 自分も見たのですが 何があった と言うと
A 販売機の横にばあさんが立っていた。おまえ見えて無かったのか?と
自 ああ 見えて居たが 一応なぁ。足はガクガク状態
帰る途中に自分の家があるので 降ろしてくれと伝えたが
帰ってくる返事も無く車内は無言
もうすぐの直線の先に自分の家が在る所まで来ると
走っている車がイキナリ エンジン ストップ
あぁ マズイ!
クラッチを切り 惰性で走行し 止まった先が 自分家の前
はぁ! Aと二人目を合わせ 苦笑い
絶対付いて来ちゃったなと感じました。
自 どうする 泊まってくか?
A 無言のまま 鍵をまわし エンジンは普通に掛かり
A 何とか帰るわぁ
自 そうか 気をつけてな
走る様に自分の部屋へ
やっぱ まずかったかなと反省しつつも
怖い為 TVもラジオもつけ マンガ本を読み
落ち着こうと思っても 駄目!
そうこうしてる内に ラジオからは
オールナイトニッポンが流れ出し何とか 落ち着き始めて
TVを消し寝ようとした時
「ガラガラ・・・・バタン」 ハッキリと玄関の開く音と閉まる音 えっ!玄関の鍵 したよな!?
続いて
「ドタドタドタ」 階段を駆け上る音が 自分の部屋の前で ピタッ と止み
自分 Aか エンジン止まったか と
・・・・・・・・・・返答無し
ヽ(`д´;)/ ぬうおおおお!?
自分は 布団を被り知っている限りのお経を唱え知らぬ間に寝ていました。
朝目が覚め 家族に昨夜煩かっただろ ゴメン と言うと
昨夜 居たか分からないくらい静かだったと言われ
なんだったんだろう 昨夜の玄関と階段の音は?
Aに電話で
自 ゆうべ変な事があった と 伝えると
A 階段上って部屋の前で誰かが立ち止まったろう
自 なんで? オマエもか
A あぁ やっぱりオマエもかぁ
帰る途中Bがあの時の晩 部屋の前に誰かが居た。と
今考えると Bのばあちゃんじゃないのかな?
その時 本当の恐怖を感じました。
Aもそれ以後 イタズラに行かない・近づかない様にすると言って。
心霊スポット巡りを辞めました。
今のシーズン 肝試しと称し心霊スポットへ行く
若者が居ますが 控えた方が良いと思います。
ここでは言えませんが
今もこうして居る自分は幸せだと感じずにはいられない事実も有ります。
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Posted at
2011/08/13 16:12:51