シフトリンケージブッシュ 自作
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
三連休あいにくの雪ですが、室内で出来る加工に着手です。前回DC2用ショートシフトに変えましたが、もっとシフトのカッチリ感が欲しかったので、シフトリンケージのエンドブッシュを強化します。が、社外品はことごとく廃盤、ヤフオクにも出回ってないですよね。なので、自作します!素材はジュラコンをチョイス。社外品なら競技用パーツに使われている素材です。ヤフオクで購入。
2
純正品はボルト挿入部に金属カラーが入ってますが、そもそもズボズボ。その緩さもシフトのカッチリ感不足の原因では。ネジ穴はボルトジャストサイズ8㎜で穿孔。電動ドリルなんて持ってないので、ハンドドリルで気合いのギガドリルブレイク。
3
こんな感じです。この時点では平行取れてませんが、後で紙ヤスリ400番で研磨。もはや金属ステーは不要ですが、もし走行中に割れたりした場合の保険として付けときます。最悪リンケージがシフトロッドごと脱落する恐れがありますので。
4
ネジ穴開け後、真ん中で分割。フライス盤なんてないので、卓上万力で固定して金ノコで切り分けます。人力でジュラコン綺麗に真っ二つなんて不可能ですよ。切断面どうせグチャグチャなので、紙ヤスリで綺麗に密着するよう研磨します。
5
二つ組み合わせた真ん中に、リンケージロッド挿入穴を開けます。柔軟性なんて無い素材なので、サンドイッチして固定する訳です。確かなロッド径が分からず(自分の計測では10.3㎜)、取りあえず8㎜で開けてから、リーマーで徐々に拡大、現物合わせすることにしました。ロッド挿入穴が少しでも緩いと、強化した意味がなくなりますので。
6
で、出来上がったのがこちら。手作業なので孔位置がズレているのはご愛嬌。金属ステーもセンターである必要性はありません。
7
現物合わせに苦労しました。どうもロッドが扁平しているようで、微妙な微調整を要します。都度リーマーでゴリゴリ。ボルト穴も少し曲がっていたりで、固定に苦戦しました。社外品の加工精度には及びませんが、何とか形になりました。
8
肝心のシフトフィーリングですが、1速2速のカッチリ感がかなり上がりました。減速中の2速入れに抵抗が無くなった感じです。デメリットとして、ゴムによる緩衝機能は皆無ですので、ミッション振動が直で伝わります。アイドル中常にビビビビビと音と振動。画像はまともに撮れましたが、常に残像残す程度に振動します。ダッシュボード内のどこかで鳴ってた振動音より強烈なので、そっちが気にならなくなったことは福次効果。私この車に快適性は求めてません。ジュラコンとは言え、自作ゆえ耐久性には不安。ジャッキアップするたびに確認することにします。
今更ですが、エンドブッシュはDC2用が流用できるという未確認情報あり。でも5,000円以上しますからね、誰か人柱になってください。今回は材料費のみ1,000円です。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク