鬼門 Torque Pro（３）

　前回、Torque Proのプラグイン「MUT v2」を使う話を書きましたが、結局これ無しで問題解決しましたので、以下に説明していきます。

Torque ProでSST油温を表示させるのに一番重要な点は、
「信頼性の高いOBD2スキャンツールを買う。」
ことでした。

　私も最初から高価なものをためらって、こんなの買ってみましたが、
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B071XP4VD1/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o07_s01?ie=UTF8&psc=1
これが諸悪の根源でした。

　最初から全然データが読み込めないのならすぐに「こりゃ駄目だ！」ってことになりますが、中途半端にデータ読み込めるので、ますます迷宮入りでした。

Torque Proに「Adapter Status」という項目があるのですが、ここを見るとそのOBD2スキャナーがどれほどものかわかります。

　上記の安価スキャナーは「チープなELM327クローン品」とか容赦なく表示されてました。

　高速通信が可能で、「TorqueなどのモバイルOBDアプリケーションでのパフォーマンス向上が図られた」とまで謳われた、OBD Link MXをチョイスします。

　OBD Link シリーズはOBDに挿しっぱなしでも電源オートオフの機能があるので、面倒ではありません。その点もオススメです。

次に手配すべきものは、Torque Proのプラグイン「Advanced EX for MITSUBISHI」です。有料アプリ。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ideeo.miadvanced

OBD Link MXとAndroidタブレットが無事繋がったら、Torqueを起動して「Adapter Status」でOBD Link MXの設定状況を確認します。

この画像を撮ったときには、Bluetooth通信がDisconnectされているので！が散見されますが、ちゃんと通信できていると緑のレ点が表示されます。

メニューの続き。OBD Linkなら高速通信できるので、左画像の「！」も緑の「レ」になります。

あとまだメニューが続きますが特にいじるところなし。

　メニュー一番下まで行って、歯車みたいなアイコンをクリックし、右上に出るメニューから「車両プロフィール」を登録します。

＃次回（４）に続く。