ユーザー車検にチャレンジしました
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
日頃ド素人がゴソゴソとメンテしているヴァリも入手後初めての車検です。結構かかるだろうなと前の車(国産)を出してたとこに車検見積もりに行くと「外車はやってない」との返答が・・・
ネットで輸入車の車検やってるとこを調べたけどどうもここっていうとこがない。そこでムクムクと湧き上がる思いが・・・ユーザー車検やってみたろかな。車検切れまであと10日ほど、幸い平日に時間が取れそうです。
陸運局のサイトから予約が出来たので早速予約します。こんな感じで予約番号と希望日がメールで届きます。(予約番号をコピって行きましたが結果的に予約番号の出番はありませんでした)
2
予約はしたもののそんな簡単に車検に通るとは思えません。取り敢えずタイヤのローテと空気圧調整、オイル交換、ポジションランプ交換(ブルーからホワイトへ)。ダメ元で一度検査を受けて指摘されたとこを直してユーザー車検再チャレンジで乗り切るか、諦めて指摘箇所を業者車検でやり直すかその時に考えようと思います。
自己診断の不安点はキャンセラーなしのせいかすぐに点灯虫がつく白のポジションランプ、O2センサー経年劣化により排ガスが濃いかも知れない排ガスチェック、バンパー外したりしてるのにノータッチのヘッドライト光軸、あとは緊張による操作ミス。まあ一発合格はないでしょうから不合格の時のためにテスター屋の場所も調べていざ陸運局へ。
陸運局は名義変更の時に来たのですが、名義変更とはまた違う緊張感があります。
3
まずは用紙の購入のために右端のCの建物へ。
入って左手前の窓口で「初めてのユーザー車検です」と伝えて用紙を買います。ネット予約している場合は後述するA棟の自動印刷用紙に貼る印紙を渡されます。次に隣の窓口で重量税、また隣の窓口で自賠責保険の手続き。自賠責保険の更新に少し時間がかかります。
終わればAというメインの建物に行きます。
4
入ってすぐの9番窓口がユーザー車検用窓口ですがその横に予約者用の機械があり、予約している人は前の車検証の下部にあるQRコードを読み込ませると印字された検査用紙が出てきます。
一式を持って9番窓口に行くと「ああ、予約してるんならそのまま列に並んで」とのこと。えっ、受付手続きもなしにもう検査?どこに並べばいいか聞くと1レーンと言われ、車に戻ります。
拍子抜けするぐらい簡単にここまで来ました。
5
これが印字された検査を受ける用紙。左端がチェックスタンプを押すところ、右下が運命の判定コーナーです。QRの読み取り方が良くわからず用紙を5枚も出してしまいました。1枚に先にC棟で受け取った印紙を貼り付けて残りの不要な用紙は窓口で処分してもらいました。
6
指示通り1レーンに並びます。前には約20台、数分毎に1台分前に進みます。待ってる間にYouTubeのユーザー車検動画を見てイメトレをしておきます。ユーザー車検と思われる私服の方もちらほら見かけます。ポルシェ等の高級車、業務用ワゴン車、ゴミ回収車などいろんな車が並んでいます。
まずは検査官に「初めてです」と伝えて指示通りウィンカー、ハザード、メーターパネル(警告灯)、ライト類、バックランプ、ワイパー類、ウィンドウチェックを行い、ボンネットを開けて車体番号の確認。そしていよいよ排ガスチェック。無事に◯をもらいました。
次は下回りの確認。下の穴の中にいる検査官がトンカチでコンコンカンカン叩きながら点検します。ブーツやオイル滲みも事前にチェックしていたのでここは大丈夫。
次がサイドスリップ、まっすぐ走るかというやつで緊張による操作ミスで✖️が多い項目だそうですがクリープで真っ直ぐ進んで難なくクリア。
次がスピードメーターやブレーキ、灯火類の検査。40キロでハイビームを点灯させるスピードメーター検査◯、ブレーキ検査は一気に強く踏み過ぎて一度✖️を貰うも二回目でゆっくり奥まで踏み込むと◯、最後が灯火類でまずロービーム状態で検査機械がライトの前を行ったり来たりして測定、でモニターに映った結果は何と・・・左右どちらも❌の表示。
ガビョーン!(古い)
この時点で光軸不合格、調整後昼からの再チャレンジを覚悟し最後のハイビームの検査。終わると検査レーンの出口にある窓口に用紙を提出。てっきり「ライトの光軸調整を行って下さい」と言われると思いきや、結果は無事に合格㊗️いや〜良かった良かった。
指示された通りA棟に戻り窓口に書類一式を提出するとものの5分程で車検証を受け取ることが出来ました。所用時間は2時間弱。かかった費用は・・・
7
お安いですね〜。もちろん自分で整備した費用は別にかかっています。それでも安い。
あと車検にパスした時の満足感がハンパない。最初だけかも知れませんが一発合格は感動モンです。
8
ユーザー車検について結論から言えば
「案ずるより産むが易し」
ある程度クルマの仕組みが分かる方なら何とかなりますよ。手数料や代行費用とかの手間賃、予防的メンテナンスコスト、工賃などがモリモリ積み上がってこれが10数万〜20数万円になるんですね。ともかく11歳13万kmのヴァリの基本性能の高さを再認識した次第です。
平日に時間が取れる方はユーザー車検をやってみてはどうでしょう。勿論メンテナンスは別途きちんとする前提で。あと、当然陸運局はプロの方が仕事として来られていますのでレーンの流れが止まるような事をしたりしてご迷惑をおかけしないようにと思います。
余談ですが検査後の書類提出時に24カ月点検の結果の提出を求められますが「後で点検します」と伝えるとそのままスルーして手続きをして貰えます。罰則はないとは言え法定の点検なので近いうちにどこかに頼もうと思っています。
何でもやってみる、知ってみると世界が広がりますね。またヴァリの愛着が増しました。
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