角島への新航路は、野生動物が非常に多い。
今まで、このコースを10数回走ったが、シカなどの野生動物に出会わなかったことは一度もない。
シカ(大きいやつ、たまに角が生えている)
タヌキ(小さくて丸っこいやつ、黒っぽいツートーン)
イノシシ(中くらいのやつ、回転楕円体。成体は白っぽく見え、幼体は縞柄)
※番外編 エブリィ(でかいやつ、ハイビーム全開で時速50㌔以下、くすんだ白色)
実は、この野生生物とのふれあいが楽しみだということもあって、この新航路は特に気に入っている。
さて、3月21日の深夜のこと。
あやうく車が中破しかねない大事故をおこしかけた。
現場はここ
見晴らしがよく、トンネルの手前
夜間ではこんな感じ
少し近づくと、なにかチラッと動いたか?という感じ
そして、次の瞬間、ようやくカメラがシカを捉える
しかし、運転者はまだ認識していない
次の瞬間、運転手がシカに気づく
しかし、なんのことか事情を飲み込んで、叫びながらブレーキを踏むまで、コンマ数秒かかって
実際にブレーキを踏んだのは、次の画像の直前であった
この時点では、もう間に合わないと9割思っていた。
クラッチ無視でフルブレーキ
ABSがドドドッと効く
逃げるシカ
運転者は、ダメだぶつかった、と思った
しかし、衝撃は皆無で、接触寸前に完全停車
おそらくだが60~63km/h程度だったのだろうか?
登り坂を登りきったところでトンネルの入口だし、私の感覚ではもともと注意して侵入するそれなりに注意すべきポイントだ
車はエンストを起こしつつも、完全停車
私の絶句の悲鳴だけを残して、シカは無事に、元気に走り去っていった・・。
私のRFはブレンボキャリパーのついていないノーマルのブレーキセット
だが、それが信じられないほどきっちりと効いた。
その後、しばし呆然として、その場に佇んだ。
無事で何よりでした。
こういう土壇場では、やはりスピードと運転への集中度がものをいったのだろう。
私はドライブ時には絶対に音楽等気の散る音声はかけないし、TV等はもってのほか。
外の音を聞くために、どんな気候でもかならず窓を最低でも少し開ける。
そして、常に、運転することそのものに全力で集中している。
車好き、運転好きだからであるからこそそうなのだと思うが、これが通常の方なら、まぁ間違いなく激突の大惨事だったことだろう。
私でも、仮に75㌔程度出していれば、まず確実にシカを轢き殺して、車も中破させていたことだろう。
・・・ん?
ひょっとして、保険の新車特約を使って、新型RFに乗り換えるチャンスだったか。
仕事柄、一瞬で大事な判断をすることには長けているはずだが、私の純粋さがその手の邪まな思いを妨げたのだろう。
誰にも見せるわけでもないが、こっそり非公開でYoutubeにアップロードしてみた。
※仕様ドラレコ
Changer V28 Pro
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Posted at
2024/03/23 15:49:52