車に乗り始めて初めてパンクした。
自転車では、路面のきれいな荒川河川敷でも半年に1回程度のパンクは避けられず(多くがガラス片によるもの)、その都度、付近にくつろげるスペースを探して、自分でのんびりと修理をしていたものだ。
ロード乗りは、ポンプだけではなくボンベを携帯し、パッチ処理はせずにチューブごと交換する。そして、帰宅後、チューブを修理。
だが、修理はしても、あえてそんなバランスの悪くなったものを実際に使用することはなく、また、タイヤの方は破棄することが多かった。
だが、車では初めてだし、車のパンク修理は素人には出来ない。
(厳密には、昨年初夏の事故のときにホイールをお釈迦にしてタイヤも破損させているが、普通のいわゆるパンクからは外しておこう。)
恐れていた日がついに来た、という感じだった。
場所は、左リア。
サイドウォールというよりショルダー部分という箇所。
画像の通り、金属の細い棒状の破片がしっかりと刺さっている。
実は、異変に気づいたのは日曜日。
マツダDに行く道すがら、シフトアップした際の沈み込みの瞬間にリアがブレるような感覚がしていた。
帰路、休憩中に、リア左タイヤがたわんでいることを発見。
そのときは、最寄りのGSまで30分くらいダウンヒルをして、空気を入れた。
その時、左前・右後はともに230 kPa
右前が180 kPa
そして、右後が120 kPa
こんなに減るものかなぁなどとのんきなことを考えつつ、このあとは注意しておこうと思った。
そして、その後、帰宅するまで違和感なし。
翌日の朝、出勤時に、左リアが元の木阿弥状態になっていたのに気づく。
スローパンクである。
その際、ふと、鉄片が刺さっていたのを発見し、ことの重大さに気づいた。
このときまでは、この夏のあまりの暑さと、そして急激な秋の訪れという季節の変化があったため、そういう条件で空気抜けが発生したのか? などと漠然と考えていたが、考えが甘すぎた。
無茶ではあるのだが、その日は「なにがあっても絶対に遅刻が許されない用事」という仕事柄やっかいなイベントがあり、GSで空気を多めに入れてなんとか乗り切り、その翌日に午前中から修理に行った。
タイヤは即廃棄。
そして、交換用のタイヤは、以前、釘が刺さって外して保管していたものを利用することとしたので、ものの2時間程度で万事片付いた。
費用は、5000円程度。
お世話になった店は、まさにこのタイヤとホイールを購入したところ。
こういうとき、付き合いのあるショップが近くにあってよかったと本当に思う。
普通はネットで激安割引品ばかり買うのだが、重要なパーツについては実店舗で顔の見える付き合いをしていてよかった。
言わなくてもウエイトをやり直してくれていた。
この後、車用のエアゲージも購入。こちらはもちろんネットで安いものを。
今回はスローパンクだから自走可能な状態ではあったが、大きな金属部品を踏んでバーストという事態もありえるところ。
まずは車載用のジャッキを早めに装備しよう。
※モノタロウでNDに車載できるジャッキがあるという。
交換後のドライブは、安堵感が強かったのだろうか、本当に快適で楽しかった。
Posted at 2023/09/10 00:08:17 | |
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