Out of the blue ---思いがけなく、突然、いきなり、出し抜けに、不意に、予告なしに、前ぶれなしに、藪から棒に、唐突に◆【同】out of a clear (blue) sky
青天の霹靂にも相当する英語のイディオムです。
'98の映画「You've Got Mail」(邦題「ユー・ガット・メール」)は、渋谷にガールフレンドと観に行きました。超ヒット大作映画、という映画では全然ありませんが、佳品というか、私の好きなロマンチック・ラブストーリーです。(ほのぼの)
今見ると、ネット環境とか時代を感じさせますが、インターネットやメールが一般隅々まで浸透し始めたあの頃を懐かしく振り返ることが出来る映画とも言えると思います。ハンドル以外、どこの誰なのか知らない相手なのに旧知の間柄みたいに、ああだ、こうだ、と思ったことをぶつけ合って。相手が現実に誰かが分かったときには、実はよく知ってる人だったというファンタジー。(だから映画なんだってば。それもよりによってトム・ハンクスだよ~何たるラッキー♪)
キャロル・キングの主題歌は、いかにも、「これこれ、こういう映画作るから、それに沿った感じで一曲作ってよ」のリクエストに沿って作った感も漂いますが、キャロルの声と映画のストーリーにマッチした同曲は当時サントラCDをすぐに買っちゃいました。
この映画はNYが舞台で、メグ・ライアンのトラッドな衣裳が、風景と彼女の愛らしさとマッチして大好き。ストーリーの舞台が、お菓子みたいな小さな本屋さんと、大手チェーンのブックストアという設定もワタシ的にはグー。
メグ・ライアン扮する主人公の好きな花がデイジーで、白いデイジーの花束が印象的に使われていて、私も花の中で1番目か2番目か3番目くらいに好きな花です。
デイジーはね、お絵描き始めたばかりの女の子が一番最初かチューリップの次くらいに描く「典型的な」形のお花です。
Out of the blue なことって、本当に思いがけなく突然に降ってくること、ありますよね!きっと、それは誰にでも。この映画みたいに、ステキなものだけ青い空から降ってきますように。
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Words can hurt you, if you let them
People say them and forget them
Words can promise, Words can lie
But your words make me feel like I can fly~♪
You could've been anyone at all
An old friend calling out of the blue
I'm so glad it was you....
---'98 "Anyone At All" written by Carole King and Carole Bayer Sager より
※言葉のもつ軽さ(危うさ、時に残酷さ)と重さ(チカラ)を言い表した、一番好きな歌詞の部分。でもこの曲の歌詞は初めから最後まで好き。
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2009/08/22 23:48:54