
今夜帰宅すると、「元同僚」という枕詞が取れた親友よりメール受信していた。
去年の昨日(8/31)、彼女のことをブログに書いた。
当時の公約どおり、彼女はきっちり1年後に会社を辞めて
新しい道へ飛び出していった。ひと月も誕生日が違わない同い年の彼女と私・・・私はちょっと、おいてけぼりを喰らったような気がして寂しかった。
そんな彼女との近況報告。
「私はいつでもあなたの味方。応援してるよo(^-^o)☆★☆」
で終わるメッセージにまた元気をもらった。
毎日顔を合わせなくても、距離があっても、たまに相手の様子に思いを馳せ合って、会った時は美味しいもん飲んで食べて・・・また違うそれぞれの生活へ戻っていく。こんな友人が片手の指くらい得られたら、幸福な人生かもしれない、とまだ人生半分しか生きていないくせに考えたりしました。
彼女のメールを読み終わって、本当に偶然に思い出したアン・モロウ・リンドバーグの著書「海からの贈りもの」(GIFT FROM THE SEA)。久しぶりに本棚から引っ張り出した。
この著作を知ったキッカケはよく覚えている。身内が聖路加国際病院に入院している時、下の売店の書籍コーナーで平積みで売られていた日野原重明・名誉院長の著書「生きかた上手」の前書きに触れられていた。(本文中にも何回か)
その時に、日野原ドクターのサイン入り本を買い、読んだのは少し後。それから「海からの贈りもの」を買って続けて読みました。2002年。
アンが50歳の手前で、本当の自分を探すために数週間家族から離れ、海辺の小屋で過ごし思索した記録が「海からの贈りもの」(1955)
書かれている境地や思いは、当時の私にはまだまだ遠い先のように思われたけど、その平易でありながら深い文章に惹かれたことを思い出します。
アン・モロウ・リンドバーグ・・・チャールズ・リンドバーグの妻であり、アメリカ初の女性飛行機パイロットであり、作家・詩人であった人。
日野原ドクターの前書きに「50代のうちに、本当の自分に出会っておくことがその後に続く人生の豊かさを左右します」と。
その入口に立つ今、またこれらの本を読み返すのも良いかもしれない、と思いました。
※エージレス宣言したのに、月を越えてもハーフセンチュリー引きずってますが、友のメールから連想が広がったということで・・・。明日からは通常営業だい。

Posted at 2009/09/01 23:15:37 | |
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