NT32 バッテリー交換(N-S115/A3, N-LW-P5, SA-202)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
交換にかかった費用は約¥22,000、用意したのは下記です。
・Panasonic アイドリングストップ車用バッテリー N-S115/A3
・Panasonic カーバッテリー寿命判定ユニット N-LW-P5
・CARMATE メモリーキーパー SA202
時計やナビ・オーディオなどのメモリを保護するメモリーキーパーは、ワニ口クリップだとバッテリー交換作業中に外れやすく、失敗したという情報が多数ありましたので、車内に取り付けるOBDⅡコネクタの製品にしました。
#端子にグリスを塗っている方もいますが、実車の状態をみたところ何も塗られておらず、導電に悪影響を与えても嫌なので私は塗りませんでした。
2
まず、作業しやすいように、エアダクトを外します。詳細はX-TRAIL取扱説明書に載っています。クリップは写真のところにマイナスドライバーなどを差し込み、ロックを解除してから引き抜きます。クリップは、作業完了後エアダクトを戻すときに外れて落としそうになりましたので、あらかじめ外しておいて1つずつ差し込むと良いです。
3
バッテリーの取り付け金具を外します。
4
取り付け金具を固定する棒は、車体の穴に引っかかっているだけの構造なので、ナットを外すときには、誤って落とさないように注意して作業します。
5
メモリーキーパーに電池を入れ、OBDⅡ端子に接続します。ハンドルの下部に、OBDⅡ端子を格納している場所のパネルがありますので、パネルの下側を持って強めに手前に引っ張ると外れます。(写真のように上側がツメになっています。)
メモリキーパーの電池が消耗する前に30分以内にバッテリー交換を済ませます。作業時にはルームライトをOFFにして、ドアを閉めてからアクセサリ電源が停止するまで3分程度待って交換開始します。
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バッテリーのマイナス端子から外していきます。作業時は厚手のビニール手袋を着用し、外した端子が車体の金属に触れてショートしないように念のため養生テープを巻きました。
7
新しいバッテリーを設置します。数年に1回の作業なので、これを機に取り付ける周囲を清掃します。カオスの青色が映えますが、この後、元のバッテリーのまわりについていた黒い布のカバーを被せます。
8
端子をつなぐ時は、外すときと逆にプラス側から接続していきます。カーバッテリー寿命判定ユニット(LifeWINK)の端子は、バッテリー側のプラス端子の赤いプラスチックカバーと干渉するので、写真のように下向きに付けておくと良いでしょう。外したものを元どおりにして、エンジンを始動してLifeWINKのLEDレベル1から5が流れるように点灯することを確認して作業完了です。バッテリーの交換時期は、何を基準に判断するか分かりにくいので、LifeWINKのような製品は助かります。
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