シン・自作換気扇【常設型に改良】

これからの暑い季節に備え換気扇を改良しました。
（前作の換気扇制作は下の関連情報URL）

以前制作した換気扇も取付けは簡単でしたが、より快適に使うために常設用に作り直しました。

写真は完成した物です。
12センチファンの３連ですが外観はスマートでシンプルな形としました。
ファンやバッテリーは前作のものを流用、完全手づくりです。
今回、制作手順はややこしいので割愛します。
以下、ポイントだけ紹介します。

前作同様、取付けは運転席側の窓に固定。

躯体の材質は発泡塩ビ3ミリ厚（フォーレスト）
小型のカッターでも加工でき、塩ビ用の接着剤が使えるので木工や硬質樹脂などより比較的簡単に工作できました。

常設にするため窓の開閉に対応しています。

わかりにくいですが、左の写真はウインドウを閉めた状態、右の写真は一段開けた状態です。
使用する場合はこの状態となります。

ウインドウへの固定は上下の枠の溝を利用しました。
上の溝に引っ掛け、下の溝に固定した後、ユリアネジを締めると固定されます。
思った以上にガッチリ固定できました。

使用時に外から見るとこんな感じです。
外側には虫よけのため網戸のネットを張り付けました。
ウインドウの開閉のクリアランスを取るために本体は少し奥まった感じになります。

制作で一番苦労したのがウインドウの曲線へのフィッティングです。
段ボールなどで何度も型取りし、換気扇を使用したときに隙間ができないようにしました。

もちろん換気扇を取付けた状態でスライドドアを開けることができます。
意外とギリギリでした。

電源は今までと同じ12V対応のモバイルバッテリーです。

今回、換気扇本体にスイッチは設けず、エーモンのスイッチ付きシガーソケットを利用しました。
プッシュスイッチでON/OFFできます。

これで調理や休憩の際、いちいち換気扇を設置する必要がなく窓オープンからのスイッチオンで稼働します。