モーターランド鈴鹿は去年の7月にスイフトで走ってからほぼ1年半ぶりの走行でした。
回数は結構走ってるけど未だ正解がわからない苦手なコースでもあります。
今回のフリー走行でのベストは48.834、このタイムを出す前に模擬レース内で48.777が出ました。
しかもこのタイムはサーキット用に所持しているRE-71RSではなく日常使い用のパイロットスポーツ4Sでのタイムになります。
午前中はRE-71RSで走っていたのですが49.381までしかタイムを縮められず。
これではスイフトのベストに0.2秒届かないため少々焦りを感じていました。
そして午後の1本目走行後…
トレッドが剥がれているじゃありませんか…
モーターランド鈴鹿は基本的に低速コーナーしかないので、そこで高負荷をかけすぎてしまったことが敗因かと思います。
走行後に内圧を見た時2.2kまでしか上がっていなかったため内圧が低くてケースが寄れ、ショルダー部への負荷が多かったのかもしれません。
ピロアッパーとそこそこのキャンバー角を付けていたスイフトならそれでも良かったかもしれませんが、ノーマルゴムアッパーでキャンバー角が付いていないゴルフでは旋回中の対地キャンバーの変化が大きくどうしてもショルダー側に荷重が集中してしまうんだと思います。
そして今まで走ったコースでは感じなかった車両の制御系の難しさが顕著に現れました。
低速コーナーでXDSが邪魔をして立ち上がりたい場面でアクセルを踏んでも前に進んでくれない場面が多く現れました。
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タイヤも壊れタイムも目標に届かずで残りの走行枠を捨てて帰ろうと思いましたが、普段使っているPS4Sでサーキットを走った事がなかったため帰り支度がてら履き替えてぶっつけ本番でレースに出てみました。
するとなんということでしょう。RE-71RSよりも走りやすいではありませんか。
当初の想定では全コーナードアンダーでコーナー立ち上がりもホイールスピンが止まらないんだろうという感じでしたが、意外と縦も横も想定よりグリップ感があり運転していて楽しく感じました。
後ろを走っていた方からもこっちの方が動きよかったよ!と言われたので最後のフリー走行でアタックしてみたらRE-71RSより0.5秒速いタイムが出ました。
RE-71RSの鮮度が終わっていたとは思いますが、PS4Sが運転してて走りやすかったのは何故なのか…
ノーマルDCCショックの出来がいいとはいえハイグリップタイヤを入れるとグリップにショックが負けるのかな?というのが自分なりの考察です。
電子制御もハイグリップタイヤよりはスポーツタイヤぐらいのグリップとの相性がいい様に感じました。
車にあったタイヤを選択することの重要性というのが本日の気づきでした。
街乗りできてノイズは静かで摩耗を極めて少なく、履きっぱなしでサーキットへ行ってもそれなりに楽しく走れる。
ミシュランのパイロットスポーツ4Sはいいタイヤだと思いました。
Posted at 2024/12/15 13:45:00 | |
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