
運転席着座 → 椅子を合わせ → ミラーを合わせ → シートベルト完了
フルネームと生年月日(正確には、年不要で 月日だけ)をお伝えしたところで
「それでは、準備出来たら発進して下さい」のお声。
緊張は、ほどほどにしていますが「普段通り出来れば、大丈夫」と何度も言い聞かせて、スタート!
右ウィンカーを出しながら、セカンドへ。「車内後方よし(ミラー確認)、左後方よし(左ミラーと目視で左後方)右後方よし(右ミラーと右後方目視)」そして、左右後方をみながら、緩やかに右へ。場内でいう本線に合流し、鋭角へ。
教習では大方1回切り返しで出来ていましたが、今までの教えを振り返りながら、念のため2度切り返しでクリアー。
なお、バックする時は 「車内後方良し(ミラー)、後退良し(窓開けて目視で確認)」 私はそうしました 必ず窓をあけるのかは不明 お一人の教官がそうお教え頂いたので守ってました)バックもギリギリまでせず、ゆとりを持つことを意識。
そして、方向変換(方向転換という方もいますね)。
奈良交通自動車教習所の検定の場合は、外周から右折で入り、左T字を横目に「進入路よし」と声出しして、車体分通過して停車。バックは先ほどの鋭角でのバックと同じ確認。
まず、左後輪が縁石に沿うように緩やかにハンドルを左に切り、縁石手前に来たら、一気に全力でハンドルを切ります。
この時に、右前輪が縁石(白線)に触れないように絶対注意!なお、切り返し1度まで減点なし、です。
窓をあけて、右前輪の軌道を見ながら、左後輪もチェック。緩やかにバック。
後方間隔ではないので、ある程度が収まったらまっすぐにして、右に出ていきます。私は、あまり得意ではなく、どうも、右に寄り過ぎるので、入っても出ていく時に 右後輪の脱輪の可能性が高いので、一度切り返しさせてもらいました。
無事、クリアー。
そして、試験官から「はい。それでは後方間隔。今度は外周出てすぐ交差点を右折、今度は右T字から入ってみましょう。」と。
一瞬、ゲっ! とタジロギましたが、「先ほども言ったように、後方間隔だけの採点なので、脱輪しても安全確認漏れても大丈夫」とのお声で、胸をなでおろしました。
さて、まっすぐ停車したところで「はい始めて下さい」
先ほどの後方確認を行ってから、バックギア。目視で後方を見ながら、緩やかにバック。アクセルは使う必要はありません。半クラッチで進みます。フットブレーキを多用しながら、停まり停まりでもOK。
コツと言えば、自分で ま~この辺りかな と思ってから、もう ひと進み って周りの教習生も言ってましたが、私も同感です。(もちろん、絶対的自信がある方は自分の目を信じて下さいね)
車体11メートルの、後方わずか50㎝です。が、やり慣れると わかってきます。なんとなく。ポールの近づき具合で。基本、ほぼひっついている感じには見えます。バンパー注意です。
接触=検定中止です。50㎝を超えていても減点なしで1度はやり直しOK。どうしても自信がない方は無難にやって、減点覚悟で放棄するか、ですね。良くはないですが。
私は、これもでか、というところで2度詰めました。
自分で納得したところで、サイド引いて、ギアをニュートラルにして、左足を「必ず」クラッチ左の足置き場に移動させ「後方間隔 終わりました」と宣言。
試験官(検定員)が、メジャーで測られます。
私は「文句なし!」という端切れのよいOKを頂戴して、ほっとしました。何センチだったか後でも聞き忘れました。
で、場内項目全て終了して、そのまま路上へ。
教習所前の道を左折で出ていきます。狭いので、両方からの車に細心の注意を払います。
路上で注意する事は次の点を。
① 歩道のない道は、絶対 車道外側線 を踏まないように。超えると検定中止。
② 対向車 特に大型はバックミラーに細心の注意を。危ないなら停まる。
③ 信号のない横断歩道は、喚呼しながら、通行してくる可能性がある歩行者がいればとにかく停まる。
④ 停留所に見立てた路端停止は、歩道があるところは逆に縁石ギリギリまで寄せる。歩道なければ、白線ふまず、停止。もちろん安全確認やウィンカーは規定通り。
⑤ 常にその道路の法定速度を意識して、あまりに遅すぎる速度ではダメ。走るところは走る。
あとは、いろいろあるでしょうけど、それは日々の教習の中で磨いて下さい。
私が検定で注意した点ですので、皆さんそれぞれ注意点、得手不得手があろうかと思いますので、一つの参考に(^^)記憶間違いもあるかも~~。
途中、大型対向車や普通車の割り込みなどもありましたが、特に大型車のトラックの方が遠くで安全に停まって こちらを優先して下さった時は、感動したのを覚えています^^ ありがとうございました!
さて、路上では自分ではなんとか、大きなミスはなかったと思いながら 戻って参りました。最後 場内の外周を走って 発着点に停車。
最後の外周では、合格だった場合は これが大型バスに乗れる最後なんかな~~と感慨深い感じもしていました。
停車させ、サイドを引いて ウィンカーを止め、ギアをバックに入れて エンジン停止 席をたってバスを下車。までが採点。
路上での、路端停止も 路上教習では ばっちりと思ったら手前だったり多かったですが、検定では ようやく慣れてきた感じで ダメ出しはなかったです。
下車したところで試験官に「ゆっくり過ぎる。飛ばすところは法規に基づいて飛ばす事も重要。で、交差点で徐行すべきところが逆に少し早いところがあった」と、ご注意をうけて、「ま、とりあえず待合室で待っといて」と。
ん~~、微妙なのか。と思いながら、3番目の方を待ちました。
待ってる間、普通車や大型一種の方の合否が発表されていきます。
でも、自分では やり切った感があるので、半ば 失敗しなかったことに ホッとしていました。
3名が全て終了したところで、3名で反省会を行いました。
20分ほど待った結果「3名とも合格。ではこっちに来て」と発表頂いた時に 初めて実感として、合格を認識しました。
点数教えてもらう!と思っていましたが、ほんとは落ちとった点数やで、温情で通してあげた とか言われるかも!と想像して 怖くて聞けませんでした^^
卒業証書やハローワークの給付金申請の説明 学科の説明を聞いて解散となりました。
自分の場合、技能24時間+学科18時間だったかな~~ 新型コロナの影響もあり、長かった気がしました。
七夕の7月7日 無事学科も合格し、晴れて免許証に「大二」が入りました。
なんと余談ですが、この日に大型二種学科を受けた方が、なんと卒検でご一緒だった2名さんだったのが奇遇で、ビックリしました(^^)
奈良交通自動車教習所さん、ほんとに良かったです。
も一つ余談。。。 学科 意外に手こずり 結果91点と、結構ギリギリ!!!
ヤバかったです(TT)