2020年06月06日
MALOSSI マルチバリエーター2000 ~駆動系チューンをしてみて~
1年前にXMAX-Rに試乗した時に、力強い加速力を実感。また、試乗中は車体が軽く感じたのを覚えています。今から考えると同じスロットル開度でも、速度の乗りが良くて、そう感じたのかもしれません。非常に気に入ったものの、新車で買うにはね・・とノーマル車で今まで来ました。
で、最近、400CCビグスクやチューンされた原二の方と走行するシーンで、自分が後を追う形になることが多くなってきました。勿論、ノーマル車でも普通に信号スタートする際は、よほど気合の入った車でない限りは煽られることもないのですが・・。そんなこともあって海外で販売される同型300CCがあれば、車検があっても買うのになぁ・・と。でも、日本で販売される兆しは全くありません。
するとまたぞろXMAX-Rに食指が動いてきました。今のバイクも累積走行距離が嵩んできたし、良い中古のタマがあったらと思い、YSPに行って、話していると「XMAX-Rのチューンは、ノーマル車をベースに、低中速域を駆動系チューンにより、また高速域を専用マフラーにより、全域の出力アップを図っています。おたくのバイクには既に忠男のマフラーが入っているし、今回、マロッシのマルチバリエーターを入れたら、そこそこ速くなるので、XMAX-Rに拘らなくてもいいんじゃないですか?」とのご進言。また、自分でもマルチバリエーターの効果を各種HPで確認してみると「ノーマルより800-1000回転アップでクラッチミートさせ、アクセルONOFF時のプーリーのタイムラグが少なくなるので、コーナー減速から立ち上がり加速がスムーズになり、加速も全域で速くなる。」との商品説明で、ええことが書いてある。
ということで、今回、駆動系チューン導入を決定。で、気になるチューン前後の感想ですが、・・・。
体感での加速感向上はよく分からんでしたが、高回転化しているのははっきり分かりました。
チューン前では、0-80km到達時間が9.5秒ほど。自身が三桁級の重さであり、色々カスタムしているせいで、全体重量があって、かなり鈍足になっている感じです(ノーマル車は8秒フラットのはず!?!?)。
さらに0-80kmフル加速の状況について、駆動系チューン前と後での走行比較した映像がコレ↓
https://youtu.be/FKIjczI5zXI
チューン前では、30km/hで5000回転。60km/h時点で、6000回転。80km/h時点で、6300回転でした。
一方、チューン後では0-80km到達時間が8.5秒ほど。30km/hまで一緒で、越えると一気に6000回転。60km/h時点で、6500回転。80km/h時点で、6800回転に達していて、より高回転化していることが見受けられます。
結果、80kmまでの到達時間が1秒ほど短縮されています。商品説明通り、回転数を、最高トルク(5500r/min)域ではなく、最高出力(7000r/min)域まで引っ張り、クラッチミートさせている感じです。
<総評>
※自分としては、いつもフル加速するつもりはなく、必要と思う時に、より強い加速が可能となるのは、走りに余裕が出来ることで、何よりツーリング時においての快適走行化に寄与してくれる感じです。そして、暫くすると、性能に慣れてしまい、違いに気付かなくなるのも目に見えてますが・・><・・。
※今回、駆動系を弄りましたが、乗り味、音などが変わるのは確かで、人それぞれに好みもあると思います。ただ狙っていた、もうちょい加速力を・・という願いは叶いました。まぁ、おっさんの個人的な嗜好、見解ですので、参考になるか否かは不明ですが(笑)。
【追記】エンジンが高回転化したのでドライブベルトは通常メーカー推奨交換時期より早目に交換する方が良さそうです。
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Posted at
2020/06/06 15:24:35
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