2009年01月20日
日記の『くるまが、ほしぃ~~の!』では自分の思いを書いちゃいましたが、今回はちょっと真面目に(苦笑)
本チャンのレースに参戦している人にしてみれば当たり前であり、僕の考えが間違っている事もあると思いますので、その点は存分にご指摘ください。
さて、レースに参戦するに当たって、レース車両があれば1番楽ですね。
楽なだけであって、準備する事は沢山あります。全くしないでイイと言う訳ではありません。
でも、一から車両を作るよりは労力は半減されるということです。
では、何が違うのか・・・。
大抵の場合装備されているのは、
・ロールバー
車両の剛性が上がるから○○××と書いている雑誌もありますが、それはあくまで副産物であり、本来は車両転倒時や横転時、衝突時にドライバーを守るのが本来の役目ですね。公道よりも場合によっては入力が大きいサーキット走行時において守ってくれるのはこれが大きいですね。
大学の時、友人の車にて横転を経験しましたが、車の屋根は簡単に潰れてしまいます。脱出する時も一苦労した憶えがあります。
自分が悪くなくても横からの衝突でボディが歪んでしまうのを和らげてくれますし。事故の際にドアが開かず脱出できなければ、最悪の事もありますから。
・ストラットタワーバー
・スポット増し溶接
どちらも剛性を上げるためで、サスペンションに入力される力に対して仕事をさせるということですが、車両剛性が上がるということは、ロールバーと同様に衝突時の効果があるということになりますね。
・バケットシート
自分の体型に合ったものを本来であれば装備しなければ、幾らベルトで固定していても、体がシート内で遊んでしまいます。コーナーで体が動かないようにというのもありますが、体が固定されて衝撃で飛んでしまわないように、ということで必要になりますね。
あとシートレールとの接合やレールの固定方法が悪ければ意味をなさなくなってしまいます。
・4点式シートベルト
これも体を固定するモノですね。但し・・・、古いモノは非常時にベルトの意味をなさなくなりますから、ある程度新しいものを常に奢る必要があります。
・内装の取り外し
これはレギュレーションで取り外せる場所が限定されている事もありますが、残されている部部についても、やはり衝突時の安全性を考えられていると思います。体に金属がぶつかれば大きな怪我は必至ですが、プラスチックが緩衝材になって怪我の程度も低くなるためと思われます。
ですが、リアシートを取り外し、カーペットや防音材を外すとどうなのか・・・、火災時の延焼を間逃れるわけですね。軽量化という効果も期待できます。
・消火器
もしもの時に事故消化する為にも、他人の火災事故を助けるためにも。
絶対に燃えない、ということはありませんから。
あと、使用期限に気をつけなければなりません。
・サスペンション
これは、ドライバーの好き好きや、コースへの適応性があるため、一概にそのまま使えるものではありません。
・ブレーキ
これは結構重要視しています。動くモノですから、緊急時に確実に止まれる、減速できるというのは、非常に大切になります。何周もラップしていても確実に止まれる、中々難しいのですが、公道上においても重要なファクターですね。ディスク、キャリパー、パッドこの3点セットで替えられれば一番良いのですが、最低限パッドだけでも交換したいものです。
と、ここまではレース車両であれば、付いているような物になります。
付いていない場合もありますから注意が必要です。
無いと絶対にダメか?というものではありません。
頭に血が上って周囲が見えていないと付いている車両であっても大事故になって大怪我をすることになります。過信は禁物です。
それなりの気配り、自分の車に対してと同時走行車両に対しての、があればある程度は安全面で防ぐ事が出来る事もあります。
付いていない車両であれば、付いているに越した事はありません。
できるなら取り付けたほうが良いでしょうね。
速く走るより安全に走ることのほうが非常に重要になりますから。
他に装備として色々とほしい物はありますけれど、それよりももっと大事な事があります。
それは、車各部の点検と修理です。
走っていていきなり物が落下したり、漏らしたりしては、自分も困りますが、他の走行車にも迷惑が掛かってしまいます。
ですから、事前に十分な点検が必要となるわけです。
では何を見ていかなければならないのか・・・、
・エンジン、ミッションその他からのオイル漏れ
最悪、漏れている部分が焼きついて使い物にならなくなります。それだけで済めば良いのですが、いきなりクルマが急停止する事による追突の危険性もはらんでいるわけです。
・冷却水関係の水漏れ
これはオーバーヒートに繋がりエンジン自体をダメにしてしまいます。
液体の漏れは、コースを汚す事にもなり、その後のコース使用ができなくなるということもありますので心してチェックしてください。
・各部パーツの脱落
これは走行中の振動によって、若しくは経年劣化などによって、金属が疲労破壊して(錆も同様に考えられます)パーツが散乱する事になります。幾ら小さな部品であっても、そのパーツを踏めばタイヤのパンク(最悪はバースト)を引き起こす事になります。大きな部品の場合、それを避ける時に急激な進路変更で巻き起こす混乱や、踏んでしまう事による車両へのダメージもありえます。
どちらにしても、他のエントラントへの迷惑だけでなく事故を誘発する原因ともなります。
・テーピング
事故時のレンズ類の飛散を防ぐためにするモノですが、走行会でよくあるのが、張り方の甘い人が結構いますね。飛び散らないような綺麗な張り方が必要になります。あと、張るのは良いのですが、張る場所が悪くて、ランプ類の点灯が後続車からわからないということもあります。出来れば透明なテープが良いのですが、無ければ点灯がわかるような張り方に心がけてください。
いきなりで、思いつくまま書いてしまいましたから抜けている所もあると思います。
ですから、随時追記が必要になるかもしれません。
Posted at 2009/01/20 22:02:00 | |
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