
なまら疲れました・・・。
入場制限が掛かり、
フロアの人だかりも半端ない。
往路のラジオで無料駐車場の月寒ドームが満車と言う情報を聞いていましたから、
クルマは街中の駐車場に止めて、地下鉄で会場へと向かいました。
今回のモーターショウのお目当ては・・・、
イヴォーク!
いい感じです。
でもコストダウンの努力がわかりますね。
ただ、MBやPやBMの様に、あからさまな感じはしませんでしたね。
あとは・・・、ディーラーの研修が月末にあるようですので、本格的に検討を始めるのはその後になると思いますが、そうなると予約状況から年内納車は無理になるのかも。
ポルシェ、VW、BMWとハイブリットを持って来ていましたが、トヨタ対策なんでしょうね。
86&BRZは昔のレビン・トレノ、セリカ、プレリュード、シルビアという、スペシャリティーカーの延長上にある気がしてなりませんね。
チューニングの素材としてはありなんだろうけど、吊るしの状態での魅力がどうか、試乗しないとわかりませんが。
スポーツカーとしては外車で911の新型だけでしたね。
それもずっと黒山の人だかりで、写真に収めることは出来ず・・・。
リアを見ましたが、薄っぺらいテールレンズが今時の車ですかね。
996とそれほど大きな変更を受けたようには見えず。
ボグスターもケイマンも無かったし、北海道で余り売る気はなさそうです。
アウディR8も無かったし、実用車ばかりでホントショウではなく展示会に毛が生えただけ・・・。
国産のブースは東京モーターショウのクルマを色々ともってきていましたね。
特にホンダは力を入れているようで、ステージに陳列してイベントショウも開催。
Nコロは、確かにA112似ている感じがしますが、フロントは色の塗り分けで表現・・・。
ライフか何かのフェイスリフトで作れそうな外観。
ビートに似ているオープンカーがありましたけど、S2000の代替?
CR-Xクラスと考えると面白いかもしれません。
値段の問題もありますが、86との真っ向勝負で、売ってほしいところですね。
スバルのコンセプトカーは次期レガシィなのかな?
それも観客と同じフロア面に置いてあると言う事が身近に感じましたね。
フェンダーのボリュームが良くて、ガルウィングドアを除いて売り出して欲しいですね。
トヨタと併売になると・・・、カルディナの再来とかになるかも?
マツダはスカイアクティブエンジンのカットモデルを展示。
結構目新しい部分もあって、面白かったですね。
スズキにはひっそりと同じように軽エンジンのカットモデルがありましたが、
ピストンスカート部の処理に目が行きました。
そういう風にするのか・・・、なんて感心したりして。
三菱は市販モデルが殆ど。試作としてミラージュが展示されていましたが・・・、
コルトの延長線で、コストダウンがあからさまにわかるオーラを発信していましたね。
ニッサンはと言うと、コンセプトと市販と半分づつに分けて置かれていましたが、
リーフのレーシングは、乗ると面白そう・・・。
バッテリー交換を容易にして、JGTCに出場するぐらいの器量が欲しい所。
トヨタの先行を一気に取り戻せるものなんですけどね。
次期シルビア?の原型になるであろうモデルがありましたが、S30Zに近い感じのデザイン。
それとも次期Zのコンセプトなのか・・・。S30やS130からの呪縛は解けない様で・・・。
トヨタは、86とHVがメイン・・・。余り明るい未来像は感じられませんでした。
と言うのも、ガソリンのHVは今後の電気自動車に対する過渡モデルですし、
ガソリンよりディーゼルのほうが燃料入手がしやすいし、固執する理由がわかりません。
"今"売れているから正解なのか?いえいえそんなことはありません。
今後苦労しそうな雰囲気がありありです。
レクサスにはCTと新発売したGSの展示。ショウルームの延長線上ですね。
ダイハツも市販も出るが殆どの中、次期コペンと思しきモデルが展示されていましたが、
あの可愛さが無く、オフロードカー的要素満載。これで売れるのだろうか?
そういえば・・・、国内に流通しているにもかかわらず、プジョー、ボルボ、キャデラック、シボレー、ルノー、フェラーリ、など札幌にディーラーがあるにもかかわらず出品していないところがあり、全然ショウになっていないなぁ~と思いました.。陳列の仕方も、東京モーターショウのような華やかさではなく、昔の輸入車ショウの様な拡販がメインのイベントにしか見えませんでした。これだったら何もドーム開催する必要は無かったでしょう。国内には流通しているランボルギーニ、アストンマーチン、マセラッティなどの高級車やスポーツカーも無かったのは、北海道での流通状況が雪で悪いからなのでしょうが、昔は来ていたのにもかかわらず非常に残念でしたね。
アルファロメオとFIATは、展示スペースが狭く、動き回るのに難儀しました。
Mitoとジュリエッタしかないから仕方がありませんが、もっと華やかさが欲しかったですね。
裏面のクライスラーも(と言うか入場口に対してアルファ&FIATが裏になりますが)
市販モデルのみで、ダッジやセダンなんかも展示して欲しい所でしたね。
チャレンジャーなんかもあるわけだし。
ミニはクーペがメインでしょう。カッティングシートをつけたラリーレプリカもありましたが。
アウディ、VW、BMW、メルセデス、(ポルシェも)真面目な拡販ショウですね。
フォードはクーガ、エクスプローラー、マスタング。
マスタングの内装、良かったですね。あの皮の色がイイかも。今までの米国車にはなかった感じ。
ランドローバーとジャガーも拡販狙いでしょうが、XJの新車にドンドンと座らせている姿勢は良かったですね。メルセデスは全く無しでしたし。
そうそう、メルセデスと言えば、AMGSLSがありましたね。
初めて見ましたが、300SLの雰囲気を残し、よくアレンジされていて驚きました。
強いて言うなら、もう少し艶っぽさがほしいかな。
北海道の自動車部品製造会社や学校も出展されていましたが、完全に脇役。
地元の雇用を考えると、もっとアピールすべきなのでしょうが。
退屈そうに携帯電話をいじっている方もおられましたし。
総じて今回の札幌モーターショウは、初開催で入場者数を稼ぐ為に宣伝して、
イベントを沢山用意して開かれましたが、運営面では完全に失敗でしょう。
色々と不満が出てきますけど、昔の輸入車ショウの方が純粋に面白かったです。
P.S.
いただけないところがいくつか・・・。
1)入場制限をするために地下鉄福住駅周辺から誘導列があるのは良いのですが、歩道橋の上からは無法地帯状態。事前に列を作っている意味がなさない状態で、並んだ意味が無いのかも?
2)ベビーカーの入場口を分けているのは良いことだけれど、その場所が喫煙室の隣とは、配慮しているのか、していないのか良くわからない感じ。気圧差で煙が行かないようにはなっていますが、臭いとかを考えると、別場所もあるし喫煙室を閉鎖していても良かったような気がします。と書いている自分も喫煙者ですが、どう見ても子供たちが可哀想に見えました。
3)ドーム内の気温が高く、人の熱気と相まって汗だく状態。更に飲み物を飲む場所が用意されていても全く場所がわからず、脱水症状寸前の状態になってました。もう少しわかりやすいように看板をかけて欲しかったですし、温度設定も逐次変えて欲しかったです。
4)遠慮無しに、コンコンとボディを叩く人、鞄を車に引っ掛けてぶつける人、ロックの掛かってくる車を無理にこじ開けようとする人、マナーがなっていませんでした。パナメーラハイブリットも犠牲になった様で・・・。これじゃあ、来年開催は無理になるかも???