奇跡スイッチの押し方!

著者は、心理カウンセラー・masa氏。

斎藤一人を「心の師匠」と呼び、その教えを実践することで自らだけではなくたくさんの人に奇跡を起こしてきたことを実例をあげながら解説している。
また、小林正観やマーフィーにも影響を受けたことをあとがきで記している。

しかし、小林正観氏とは似ているようで考え方が全く違う。
著者は「信じて強く願うこと」を推奨しているが、小林正観氏は「願い事をすることは神様に文句を言うこと」と否定している。また、小林正観氏は夢や目標を持ち頑張ることも、本人がそうしたいと思っている以外は否定していて、日々淡々と目の前に現れるものをこなしていくことが重要だと言っている。要するに自分の力で何とかしようとすること、出来ると思う事に否定的だ。

著者のアドバイスで奇跡を起こした人がいるのは事実かもしれない。
しかし、私は小林正観氏の言うように、日々淡々と過ごしながらその中の幸せを感じていきたいと考える。
なので、私には合わない思考法だった。