みきらでぃんのブログ一覧

パフェねこ続編。
「孤独」をテーマに扱っている。
ついていない時があるから、いい時を喜べるのところで毎日アイスのあたりが出たら嬉しいか聞かれる。毎日出たら普通になってありがたいとは思わないし嬉しくもないだろうなあ・・・と思う反面、めったに出ないハズレだったらめちゃくちゃ落ち込むかもしれない。
また、去年結構話題になった自粛警察、これについて「正義の味方は正義の見方次第」といっているが、うまいこと言うなあと思った。
また、この著者、ご縁をとても大切にしていて、前回のあとがきでも今回のあとがきでもご縁にとても感謝している。
すべてのご縁に感謝できるようになれば、もめごとも無くなるのかもしれない。

著者は僧侶で看護師の玉置妙憂氏。

ご主人を自宅で看取り、その後仏門に入り修行し、その知識を生かして看護師として再度看護師の仕事をされている。
最初に、亡くなる前にどんなことが起きるかが書かれており、核家族化の上、病院で亡くなることが普通になってきた現在、人が亡くなるときにどんなことが起きるのか知らない人は多いと思うので、必ずしもすべてには当てはまらないのは承知の上で知っておくことはいざというときにためになると思った。
次に著者が僧侶になった理由、死にゆく人への向き合い方、最後に生きていく人への寄り添い方が書かれている。
臨床宗教師としてどうあるべきかや台湾の臨床宗教師との違いなども書かれている。
どう生きたいか、どのように死にたいかはこれからもっと考える時代が来るのかもしれない。

You tube見て、悪魔の漬けえのき茄子を作ろうと思った。

えのきはあいにく食べてしまってなかったが、６パックで１８８円のしめじがまだ残っていたので代用。
そこで、しめじは１パックに何本入っているかほぐしながら数えてみた。
我ながらひまだなあ・・・とは思った。
結果・２５０本。
石づきは切り落としているのでそこについていた小さいものは数えられていない。
１パック袋ごとで２３０gくらいだったので１本あたり１グラム弱。
本数数えても何の役にも立たないけど、達成感はあった(#^.^#)

著者は漫画家・Jam氏。

ねこが主人公の4コマ漫画に解説が付いたもの。
気にしいの主人公ねこが友ねこに言われた言葉に、「え??？」と思いながらも悩みを解決していく。
いろいろな人間関係の悩みを４コマでねこたちが演じている。絵は背景もほとんどなく、ねこの表情が読み取りやすく、読みやすい。
～相手は変えられない。でも、自分の考え方は変えられる～
すべてはこの言葉に集約されているように思う。
いやな言葉を「魔法の呪文」に例え、どうせ使うなら人を癒す「魔法の呪文に」とも言っている。
著者は、いやな目にあって忘れられずにずっと考えている時に、友人からこのタイトル「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」と言われ、ハッとしたとも言っている。
私は、パフェ食べてる側の人間になる可能性があるので気をつけなきゃと思った。

原作・夏目漱石のこゝろを漫画家・有栖サリ氏が描いたもの。
漫画なのであっという間に読める。
が、その分、感情移入もしにくい。何しろ、話が端折られすぎている。
Kも先生も自殺してしまうが、「それくらいで自殺する?」と思うほどに２人の心の葛藤が伝わらない。
最後の「私が死んだ後でも妻が生きている以上はあなた限りに打ち明けられた私の秘密としてすべてを腹の中にしまっておいて下さい。」というのも、きれいな言葉としての印象が強く、先生がなぜ妻には知らせたくないのか、また、これを読んだ主人公の気持ちが推測できない。
結論:やっぱり、文学作品は漫画で読むべきではない。