みきらでぃんのブログ一覧

著者は、川畑智氏。

著者は、認知症機能テストで、「ここはどこか」という問いに何も答えない患者にイラつき、つい膝を叩きながら「ここはどこですか!」と強い口調で言ったところ「膝」という答えが返ってきたときに認知症への認識が変わる。また、著者の祖父が認知症で、眼鏡を探している時に、頭の上にあるのに気付いた著者が「上」というと、「上か」と言いながら2階に探しに行ってしまう。
こんな経験から、自分たちが「当たり前」と思っていることと認知症の人の認識の中にズレがあることに焦点を当てていく。

著書の中ではまずマンガでストーリーが説明され、どこにズレがあるのかの解説が後ろのページに書かれている。
どの話も認知症あるあるで、「なるほど～」と思うものや「そうそう」と納得するものばかり。
難しい話もないのであっという間に読み終わる。

しかし、不思議なもので、自分が直面している問題にはなかなか解決の糸口が見つからない。
我が家の場合だと、なぜ自分以外の人の部屋のものを勝手に持ち出してよそに置くのか、なぜガスコンロを夜中につけようとするのか、なぜ真夏にファンヒーターをつけようとするのか、なぜ夜中に家じゅうの電気をつけて歩くのか、なぜ昼間に家中の窓やカーテンを閉めて歩くのか、さっぱり見当がつかない。
それでも、本人は嫌がらせではなく、本人なりの理由を持ってやっていると思うと、困ることはあっても怒ることは激減するだろう。

著者はにゃんこ絵師・ぢゅの氏。

某オプチャで著者のスタンプを使っている人を見て、「なんてかわいいんだ!!」と感動、そこのオプチャをさっさとやめて、ぢゅのさん推しのオプチャに入って早半年・・・

ゲーセンのプライズだったり、キャラクター商品だったり、Twitterを見て毎日癒される日々・・・

そして、とうとう8月31日にイラスト集が発売された。

にゃんこはとにかくどれもかわいい。
猫なのに人間味あふれる表情やしぐさで癒してくれる。

水族館に行ったり、遊園地に行ったり、キャンプしたり、マリンスポーツ楽しんだり・・・

また、ご当地にゃんこは各都道府県の名物を被り物で紹介、おいしいグルメでは各地のおいしいものをにゃんこが食べて紹介。
愛媛と東京は商品名のため、少しだけ名前に手を加えてある。
ひよ子が東京土産なのにはちょっと納得できないけど（笑）
↑ひよ子は福岡だろ～～～っ!!
って、心の中で叫ぶ。

そして、「おうちにかえるまでが旅」と、少し疲れた表情で電車に乗っている姿はまるで人生。
いろいろなことを体験して、そしてまた明日がやってくる・・・
そんな日常と重なって見えて、なんだかほのぼのとしてしまう。

もう繰り返し5回以上は読んだ。
あと何回読むんだろう????