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みきらでぃんのブログ一覧

2022年11月28日 イイね!

日蓮を生きる

日蓮を生きる著者は、ひろさちや氏。

日蓮と言えばもちろん日蓮宗だが、「南無妙法蓮華経」とは、また日蓮とはどんな人だったのか、詳しく知らない人も多いのでは。

日蓮は想像した以上に波乱万丈な61年間の人生であり、若い頃はなかなか宗教家としては強情な面があったよう。
今、日本で宗教家のイメージは、温和でそれこそ仏のような人を想像するが、鎌倉時代は「預言者」は宗教家というより「政治家」に近かったようだ。現在では政教分離で考えにくいが、そういう時代だったようで、だとすると、そんな温和な人間ではなかなか事を運べないだろうから、ちょっと強引でないと務まらなかったのかもしれない。

そんな日蓮も、伊豆に流された後は、柔和になっていき、優しい宗教家へと変わっていく。

「南無妙法蓮華経」はその最たるものの様に思える。お経が読めない、また難しい理屈がわからない庶民でもそう唱えるだけでいいというのだから。諸法実相・・・諸法(諸々のことがら)は仏だけが知っていて、凡人にはわからない、だからありのままを実相として対処すればよい、これなら簡単なことだ。ただし、実践できるかどうかはまた別の話だが。

最後に、のんびり・ゆったり・ほどほどに・・・それが日蓮が教えてくれた生き方だと思っている、で締められている。

3月までに執筆され、4月にお亡くなりになられたひろさちや氏、ご冥福をお祈り申し上げます。
Posted at 2022/11/28 17:48:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記
2022年11月26日 イイね!

死は人生で最も大切なことを教えてくれる

死は人生で最も大切なことを教えてくれる著者は聖心会シスター・鈴木秀子氏。

著書では、死との向き合い方と死が教えてくれること、そしてすぐに実行に移せる「簡単にできる心がけ」について書かれている。

若い頃は「死」はとても遠い存在で、全く日常には関係ない存在だったが、年を重ねるにつれて、周りで亡くなる方も増え、「死」は必ずやってくると実感するようになった。
そして、両親がなくなると、死はもっと現実のものとなり、私に明日やってきても不思議ではなくなった。
そうなると、価値観が変わり、結果生き方が全く変わってくる。

この本は、誰かの死に直面しなくても、もっと早い段階から自分の生き方を見つめるアイディアがたくさん載っている。

困難なことの解決方法として、「大きな声ではっきり宣言する」というのが載っている。
例えば事務処理を面倒だと思ってやりたくない時に
「私は事務仕事が面倒でたまりません。
でも、私は事務仕事をやり遂げます!」
とはっきり宣言するというもの。
そうか、と思い、私もやってみた。
「私は宝くじの高額当選がとても難しく感じています。
でも、私は高額当選します!!」

また、

「私の死後は、みんな困るだろう」
そんな心配は、一切不要。

とも。
簡単にできる心がけとして、「残される側」を「心配」ではなく「信頼」する、「残される側」の明るい未来を想像してみる、などが提案されている。
私が死んだら同居人のQOLは確実に下がる。
私が骨折のため10月頭から入院し、同居人も自宅療養ができなくなってしまった。
お世話になっている病院では、水分や食事の摂取にムラがでて何かと不都合が出ているようだ。病院では、家にいるときの様に、目を覚ましたら「お茶飲む?牛乳がいい?おやつ食べる?」と聞いてくれるわけではない。
ほんの4ヶ月ほどの予定だが、同居人はかなり不便な生活を強いられている。
そんな中、私が死んだら、その先ずっとその不便な生活が続くことになる。経済的にも困ることが出てくるだろう。
・・・と思うと、死んでも死にきれない、と思っていたが、案外別の新しい未来があるのかもしれないと思えるようになり、少しだけ気が楽になった。

もっと若い時に、この本に出会いたかったなあ・・・

Posted at 2022/11/26 12:44:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記
2022年11月25日 イイね!

サラリーマン大喜利

サラリーマン大喜利著者は、水野敬也氏とかもめんたるの岩崎う大氏。

「仕事のストレスが笑いに代わる」というサブタイトルに、サラリーマン川柳の大喜利版だと思っていた私。
実際は、職場あるあるの課題34個に各8つの解決方法がマンガで書かれていて、最後に「偉人の発想」として武将や起業家・哲学者などの考え方や行動が書かれている。

表紙でも確認できるが、絵はあまりきれいではない。
中身もどこが大喜利なのか、わからない。

「場を盛り上げる」の課題では、「仕事以外の場でもサービス精神を忘れない」としてダリが紹介されているが、おぼれかけたダリはサービスでおぼれてみせたわけではなく、???となってしまった。

最後の課題「相手を喜ばせるプレゼントを贈る」では蒲生氏郷の話が紹介されている。活躍した部下への褒美の品がなく、自分の城へ部下を呼び、食事を与え、自分で薪をくべた風呂でもてなすというもの。

「最高のプレゼントは、相手を喜ばせたい気持ちから生まれる」

これは本当にその通りだと思った。

全体的には期待外れで残念。
Posted at 2022/11/25 07:52:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記
2022年11月19日 イイね!

夢をかなえるゾウ0

夢をかなえるゾウ0著者は、水野敬也氏。

「人生はニャンとかなる!」などを読んでいた時から早6年、だいぶ人気があるみたいなので久しぶりに著者の本を読んでみた。

「夢をかなえるゾウ」シリーズはタイトルだけは知っていたけど読んだことはなかった。

啓発系の書籍はいろいろあるけれど、これは小説にしてあって、会話は関西弁だったり土佐弁だったり、またおやじギャグもふんだんに出てきて退屈しない。500ページほどあるが、最後まで飽きずに読める。

主人公は、毎日パワハラ上司の顔色をうかがいながら自分の人生に夢も希望もなくただただやり過ごす日を送っている。そこに象の顔を持つ神様が現れ、ひとつづつ課題をクリアしながら、夢の大切さを感じ、本物の夢を見つける。

出された課題はどれも難しくはないが、なかなか日常で意識しないことが多い。
そして、最終的には「他人の痛みを救うことで自分を救う」というところにたどり着く。

人はついつい、1つの点だけに焦点をあて、いい悪いと評価しそれが絶対的なものだと思ってしまう。しかし、いろんな観点から見ると同じ物事が全く違うように見え、また相手の視点が見えると、そういうことかと納得できることも多々ある。
そんな人生の生き方をこの本は小説の中で繰り広げている。

みんな、どんな夢を持って生きているんだろう?
Posted at 2022/11/20 16:11:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記
2022年11月05日 イイね!

あの世のこと

あの世のこと著者は聖心会シスター・鈴木秀子氏。
出版は5年前の2017年。

いろいろな方の臨死体験の話が紹介されていて、結構たくさんの方が経験されていることに驚く。そして、みんな同じように光輝く中に知った人のお迎えがあるという共通点が。
また、臨死体験者の多くは、こちらに戻って来たくなかったという。
しかし、その後自ら死を選ばないということは、何らかのこの世で生きる意味を感じているということだろう。

死にたくないと思いながら亡くなっていく人を無念だろうと思っていたが、案外死後は幸せなのかもしれないと思うと、若くして亡くなった友人たちのことも、それでよかったのかもと思える。

最終章では、人生の苦しみがどう人を成長させるかについて書かれている。
確かに苦しい時は「何でこんな人生なんだろう」と思うが、時がたてば少しづつ落ち着き、受け入れ、少しだけ優しくなった自分に会える。こうやって少しづつ人は成長していくのかもしれない。

最後に、著者と僧侶・草薙龍瞬氏の対談が載っている。
宗教家2人のそれぞれの考え方は違うようで、人は「愛」「慈悲」の心で生きていけば苦しみのない人生を送れるという点で一致している。

世界中の人が幸せでいられるようお祈り申し上げます。
Posted at 2022/11/06 12:39:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記

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