みきらでぃんのブログ一覧

著者は、森永卓郎氏、漫画家・倉田真由美氏、ITビジネスアナリスト・深田萌絵氏。
3人の対談集。

がんを通して、生きるとはどういうことかについて語っている。
治療は何を選択するか、残りの人生をどう過ごすか、死ぬとはどういうことか・・・
各章の頭には４コマ漫画もついている。

森永氏はがんが見つかってから、本当によく行動されていたように思う。
げっそり痩せてしまっていてもパワーだけは今まで以上にあった。
生きるとはどういうことか、彼の姿からたくさん学んだ。

ご冥福をお祈りします。

著者は、森永卓郎氏。イラストは漫画家・倉田真由美氏。

1章・知ってはいけない、2章・世のなかのほんとう、3章・そして生きていく、の3つの章からなる。

「寓話」なので、登場するのはほとんど動物たち。
そして、わりとひらがなが多く使われている。
この辺りが話をやわらかくしているように思う。

「意味がわかると怖い世の中の真相がわかる本」と副題がついているが、「怖い」というよりは「人間て懲りないよなあ」と思う話が多い。

「沖縄の海岸で　砂のなかのいのち」が私の一番のお気に入り。
これは動物ではなく、「太郎くん」という人間が主人公。
そして、これは著者自身が余命宣告をされてから感じた「生きること」ではないかと思う。

ここでは28話が掲載されているが、どうやら全部で５６話あるらしいので、そのうち第２弾が出るのかもしれない。

著者は、魂カウンセラー・まさよ氏。

エネルギーとはいったい何か?
この世はすべて、エネルギーで出来ている、あなたもわたしも神様も、思考も出来事も、モノもお金もすべて、と著者は言う。
あなたもわたしも神様も・・・って、神様まで同列にしてしまったのにも驚いたけど、出来事までエネルギーって何言ってるの???と理解が追いつかない。
ただ、エネルギーが体の外に飛び出す、と言っているのでどうやら肉体はエネルギーではないらしい。すべてと言っている以上、なぜ肉体はエネルギーではないのか・・・この辺りがとても分かり難い。

また、エネルギーはすべてが同じ一つのものであるとも著者は言う。但し、肉体に入っている間は独立しているらしい。そして、人が人生を終え肉体から出たらすべて１つのエネルギーに戻るとのこと。そしてすべての記憶を合わせてまた別の肉体に入っていく。これは人も猫も犬も物質もエネルギーとしてはすべて一緒のものらしい。
うちの電子レンジのエネルギーが実は以前は武士だったりお姫様だったりした人のエネルギーかもしれないと思うとなんか不思議というか笑ってしまう。

最後に日本全国の神社が紹介されているが、著者が何度も足を運んだという神社の読み方が間違っている(^_^;) え?ほんとに何度も行きましたか?と一気に疑いの気持ちが込み上げてきた。
最後の最後にちょっと残念だった本。

著者は、思考の学校校長・宮増侑嬉氏。

著者は、気づきにくい潜在意識についてどう気づいていくかをいくつかのワークを通して解説している。自分に起きる現象はすべて自分が起こしているのだから、そこに気づくことが重要だと。

全く思い当たらないこともあるが、言いたいことは半分くらいは理解できる。
ただ、水晶に多大な信頼を置いている点には疑問が。
というのも、以前私は水晶を購入したことがあったが、どうも波長が合う気がせず、その後返品した。その数年後、ダイヤを購入したがこちらはピッタリ波長が合う気がする。なので、私にとっては水晶ではなくダイヤが「安定を与えてくれる石」である。

最後の第５章は、潜在意識を見つめなおすヒントとしてQ&A方式で問題点とその解決するための思考方法が書かれている。これは「なるほど、そう考えるのか」と理解するのには役立った。

著者は、小林正観氏。
かなり晩年のもので、体力もだいぶ落ち、著者自身本当に自分の死期を悟っていたのかもしれない。

これにはCDが付いており、読むのが面倒くさい人にはまず講演だけ聞いてみて興味があれば本を読むという方法も。

タイトルの「神様を味方にする法則」、なんと答えは「はじめに」の１行目に書かれている。『神様を味方にするには「ありがとう」と言えばいい』と。

では、答えは書かれているのに、中には何が書かれているのか???

それは今まで著者が語ってきた内容がいつも通りに書かれている。つまり、何冊か著者の本を読んだことがある人にはほぼほぼ新しい情報はない。

最後に著者とかかわりがあった方たちが数ページづつ「小さな物語」という形で書かれている。
その中のひすいこたろう氏が、「なんだ、幸せだったんじゃないか」と書かれているが、著者の本を何度も読む理由はこれに尽きるのではないだろうか。

そして、著者の辞世の句。
　わが形見
　高き青空　はいた雲
　星の夜空に　日に月に