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みきらでぃんのブログ一覧

2024年11月18日 イイね!

推し、燃ゆ

推し、燃ゆ著者は、宇佐見りん氏。
第164回芥川賞受賞作品。

タイトルの小気味良さから、気にはなっていたけどまだ読んでいなかった。

主人公は、17歳の高校生あかり。
「推し」の真幸くんがファンを殴ったことをきっかけに炎上、離れていくファン、擁護するファン、さまざま。
あかりにはあかりの「推しの哲学」があり、家族、友達など周りに翻弄されながらも自分の中の「推し」とはどんな存在なのかをひたすら突き詰めていく・・・

が、が、「それがどうした???」と思ってしまった。
そもそも文学には縁遠い私には、この話の良さがさっぱりわからなかった。
あかりの中の葛藤も高校生にはありがちで、みんな何かを通して自分の存在意義や周りとの距離感を学んでいく。
この話の中で、私には共感も感動も懐かしさも後悔も何一つなかった。

私が唯一学習したことは、「私には芥川賞受賞作品の良さがわからない」ということ。
それは果たして、良かったのか、残念だったのか・・・
Posted at 2024/11/19 10:41:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記
2024年11月16日 イイね!

わたしの美しい庭

わたしの美しい庭著者は、凪良ゆう氏。

小学生の百音は、血のつながらない父親代わりの統理、隣に住む路有と、屋上に「縁切り神社」があるマンションで奇妙な共同生活をしている。

なんにでも理路整然と返答をする統理の影響(5歳の子供にニーチェの話は難しすぎる(笑))か、百音は妙に大人びた対応をすることもあれば、持って生まれた性格なのかとてもおおらかな態度のこともしばしば。何しろかわいい。

マンションにはいろいろな住民がおり、いろいろな人間模様がある。
傍から見れば穏やかな日常も、本人にとっては「死にたい」と思うほど大きな問題を抱えていることも。
問題のほとんどは「人間関係」から来るものなのに、それを解決してくれるのもまた「人間関係」という不思議。失敗、挫折、裏切り、後悔・・・人はいろいろな経験を経て強くたくましくなっていく、そしてその分だけ優しくなれる・・・

縁を切りたいものを形代に書いてお祓い箱に入れると悪縁だけを切ってくれるという神社、うちの近くにもあるといいなあ・・・
その時、私は何を入れるだろう?

Posted at 2024/11/16 21:46:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記
2024年11月15日 イイね!

星を編む

星を編む著者は、凪良ゆう氏。

「汝、星のごとく」のスピンオフと続編。

「春に翔ぶ」では、北原先生がなぜ結ちゃんの父親になったのか・・・いかにも北村先生らしい人生の選択がある。「汝、星のごとく」での櫂君と暁海ちゃんへの対応も、若い頃の経験からだと納得できる。

「星を編む」では、若手だった編集2人のその後が。何を思い、何を信じ、何のために頑張ってきたのか・・・。人は、大切なものがあればどんなことでも乗り越えられるのかもしれない。

「波を渡る」では暁海ちゃんと北原先生の互助会夫婦がどのように熟年夫婦になっていくのかが綴られている。個人的には少し違和感があるけれど、こんな夫婦も悪くない。

…わたしたちは幸せだったのかもしれないね。…
幸せの渦中にいる時にはなかなか気づけないものなのかもしれない。
Posted at 2024/11/16 10:43:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記
2024年11月14日 イイね!

臨床の砦

臨床の砦著者は、夏川草介氏。

コロナで崩壊寸前まで頑張り続けた医療現場の話。
「この話はフィクションであり~」と記載されているが、どこかで本当にあったのではないかと思うほどのリアルさがある。

それぞれの立場により、温度差があるコロナへの対応。それを受け入れた医療現場では、ただただ命を守るために、命がけの日々が続く。
現実社会でも「医療現場は崩壊寸前」と言われながら、一般には今一つその緊迫感が伝わっていなかったように思う。きちんとした報道がされない中、言葉だけが独り歩きしてしまい、現実と違った印象を持ってしまう。

そして、この話は「コロナ」についてだけど、私たちは同じようなことが日常で起こっているのに、立場が違うだけでよくわからないまま分かったつもりになり、勝手に物事の「良し悪し」を判断してしまっているかもしれないことに気づかせてくれる。
私も「正解ではないかもしれないけれど、最善」を目指していきたい。

Posted at 2024/11/14 19:00:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記
2024年11月12日 イイね!

汝、星のごとく

汝、星のごとく著者は、凪良ゆう氏。

彼女の独特の世界観はここでも発揮されている。
さっさと読みたいせっかちな私も、彼女の作品だけはゆっくり、ゆったりと一文づつかみしめるように読みたい。なのに、途中で止めることもできず一気に最後まで読んでしまう・・・

今回の主人公・暁海と櫂は高校生で出会うけど、とても高校生とは思えないほど大人な考え方を持つ。さらに化学の北原先生は人間出来過ぎている(笑)そして、瞳子さんはやさしくて強い。

人は何を基準に人生を選択していくのか、何を基準に生きていくのか・・・これを二十歳の時に読めていたら人生変わっていただろうな・・・

さて、明日は続編の「星を編む」読めるかな・・・
Posted at 2024/11/12 22:39:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記

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